たんぽぽの心の旅のアルバム

旅日記・観劇日記・美術館めぐり・日々の想いなどを綴るブログでしたが、最近の投稿は長引くコロナ騒動からの気づきが中心です。

風はまだまだ冷たい

2014年03月22日 23時14分42秒 | 日記
今の状況を詳しく書くことはできませんがまだ終わりではありません。

今日は慶応義塾大学の三田キャンパスで『震災から3年_経済と世相』というシンポジウムをききに行ってきました。このことは明日以降詳しく書きたいと思います。

終わってから思ったこと。

こうしてささやかでも伝えていくこと、それが今のわたしの役割なのかもしれない。
ただ、自分にどうやってごはんを食べさせていけばいいのか、それが問題。
人を大事にしない仕組みはもういい。でも弱い立場なので苦しい。
手帳などの記録を読み返してみると、組織のための人という中で震災以降ずっと違和感と息苦しさを感じつづけてきたことがあらためてわかる。限界だった。
でも生活があるので自分から辞めるとは言えなかった。
ずっと自分をだましだましやってきた。

これから何をすべきだろう。具体的にはわからない。
収入の基盤を失うという不安と向き合わなければならない。
色んなものをためこみすぎて今は身動きとれない。


古い日記を整理していたら、中学生の私はこんな文章を抜き書きしていました。
出典はわかりません。

「私はつらいことがあったとき、いろいろなことをありがたがることにしています。
旅に出るのも本を読むのもいいのですが、私にとってこの方法がいちばん楽しい気分転換なのです。まず、私は物が見えることを感謝します。そのおかげで映画も本も景色も見られるのです。それから手が動くこと、走れること。木や花の匂いをかげること。歌をうたえること、欲しいものがいっぱいあること。・・・・数えあげたらきりがありません。そのうちに私はなんだかとってもいい気分になってくるのです。単純なせいかもしれませんが、つまらない悩みなどすっかり忘れて、ひょっとして私はたいへんな財産家ではないかとほくほくしてくるのです。」



こんな詩もありました。
出典はわかりません。
中学生の頃書き写したこの詩の意味を今深く、深く感じ取ることができます。


「手をつないで走ろう<人生への長い道>

さあみんな、手をつないで走っていこう
人生という長い道を
やさしく あたたかく笑顔を向けあって

みんな一緒に手をつなぎあい
しあわせに向かって 走っていこう
苦しいこと 悲しいこと
 だれにだってあるもんさ!
でも そんなことに負けないで
苦労のあとの しあわせめがけて
 つっぱしろうー

手をつなぎ 輪をつくり 力をあわせれば
 どんなことだってへっちゃらさ

みんなで手をとり なぐさめあい
人生という長い道を
元気よく くじけないで
一歩一歩確実に歩んでゆこう」


写真は、春のプリンス・エドワード島、銀の森屋敷です。