たんぽぽの心の旅のアルバム

旅日記・観劇日記・美術館めぐり・日々の想いなどを綴るブログでしたが、最近の投稿は長引くコロナ騒動からの気づきが中心です。

不安と緊張・・・

2016年02月06日 22時54分27秒 | 日記
 不安と緊張で押しつぶされそうになっています。昨日は久しぶりにコミュニティハウスに行き、夜の食事会にも参加。妹の遺した手作りの洋服とエプロン、余り布を生かしていただければ喜ぶと思うのでお願いしますとスタッフの方にお渡ししました。ティッシュカバーを創ったりなど、使わせていただきますとのことでした。一緒に余り布をみていたら、洋服を創ろうとしていたのか、しつけ糸で縫ってあるものがありました。今まで整理してきた中にも創りかけの洋服はありました。どうして逝ってしまったのだろう。答えはありません。こうして使ってもらえるところにお渡ししたりするのが、姉らしいことなんにもしてやらないまま死なせてしまってせめてもの罪ほろぼし。

 月曜と火曜に行くところが違うので、今日は定期券を購入したあと、それぞれ場所を確認に行きました。駅前に出てもぱっと地図をみながら行くことはできずにやはり迷いました。始めての場所。これはわからない、という感じでした。はじめての場所に迷いながらようやくたどり着く。それだけで心身がすり減っていくような感覚があります。遊びならまた別ですがお金をいただくプレッシャー。駅の乗り換え、ホームのどのあたりに立ったらいいかも確認しましたが、これが朝のラッシュの一番ど真ん中の時間帯だと人があふれ返って相当大変だろうと思います。人の歩くスピードも違います。ものすごく速いです。ターミナル駅から一駅は近いと安心していましたが、普通電車しか止まらないので10分に一本。朝にこれはデカイです。

 年末から家にいる間歯痛がひどくって鎮痛剤と抗生物質をのみつづけていたのがまだ体に残っているせいかだるくって仕方ないです。疲労から回復できてるわけでもなく、なんだか頭がクラクラ。朝ちゃんと行って、ちゃんと仕事できるのか。争いで疲弊しすり減った私にはまだ無理なのかな。でもとりわけ派遣で争ったなんて一般的にほとんど理解されないのが辛いところ。怒りと悔しさのマグマをため込み、ずたずたにすり減ってしまって身動きとれず、社会から孤立し続けた辛い日々を思えば気合も入ってくるのかな。自分の部屋に戻らないと片付かないあれやこれやの書類がようやく整理できてきました。あとはスキャナーで読み込んだら捨てたいものばかり。これが大変です。分厚いマニュアルにまだ目を通していません。大丈夫か、わたし。そういえば弟に何をした時か忘れましたが、なにをしているんだ、大丈夫か!と叱責されました。それは普段の自分の生活と同じつもりでやったことだったと思います。暮らしの習慣の違いと家族はおそろしいです。台所の水道の蛇口のレバーの上げ下げが実家とは逆なのにまだ慣れません。一カ月余り自分の部屋を離れたのはデカイです。リカバリーまであと一日の猶予しかありません。今日も寒さと乾燥がこたえます。

 写真は春のプリンス・エドワード島から。オーウェル・コーナー歴史村の納屋。映画『赤毛のアン』に登場しています。

インフルエンザの従業員に「今忙しい時期なので」と出社を強要するのはパワハラか?

2016年02月06日 10時54分02秒 | 気になるニュースあれこれ
 数年前の2月、私がインフルエンザにかかってふらふらになりながらも出社せざるを得なかったのはパワハラにあたるのだろうかと、このニュースを読みながら考えました。「出社しなさい」と言われたわけではなかったですが替わりを頼める人がいなかったので出社せざるを得ませんでした。そのような雰囲気をつくりだしていたのは実際に働いていた会社(派遣先)であり、労務管理がなっていなかった、安全配慮義務を怠っていた会社に責任があったはずです。一応和解してしまったのでもう何をどうすることもできませんが、この時医者にかかった医療費の明細書など残しておけばよかったと悔やまれます。ちなみにインフルにかかったので4日間は休まざるを得ないと形骸化した私の雇用主であった派遣会社にも一応連絡しました。派遣会社としてできることはなにもないという反応でした。全くおかしな仕組み!!

****************************

https://www.bengo4.com/roudou/1097/n_4205/
厚生労働省は1月22日、直近のインフルエンザ発生状況を発表した。それによれば、1月11日~17日の全国の定点当たりの報告数は、4.11ポイントと前週(1月4日~10日)から倍増している。推計患者数も前週から10万人増えて、約23万人となった。いよいよ、季節性インフルエンザの本格的な流行が始まったようだ。


発症した場合、学校や仕事を休む人が多いだろうが、インフルエンザにかかっていても、なかなか休めない人もいる。弁護士ドットコムの法律相談コーナーでも「インフルエンザに罹患し会社へ報告しましたが、『今忙しい時期なので可能であれば、明日も出社して欲しい』と上司から言われました」との相談が寄せられている。


相談者は、学校保健安全法に「通学停止」についての規定があることを指摘したうえで、「社会人に対しての明確な法律はないようですが、これはパワハラにあたりますか?」とたずねている。「可能であれば」という上司の物言いは柔らかく聞こえるが、部下としては休みづらいだろう。


インフルエンザを発症した部下に「出社して欲しい」と言うことは、パワハラにあたるのだろうか。木村純一郎弁護士に聞いた。


●企業には「健康配慮義務」がある


「企業は、従業員の生命・身体等の安全を確保しつつ労働することができるよう必要な配慮をすべき義務(『健康配慮義務』とも呼ばれます)を負っています(労働契約法5条)。


そのため、企業の出社命令は無制限に認められるものではなく、対象従業員のみならず職場全体に対する『健康配慮義務』に基づく制約を受けます。したがって、従業員の『出社拒否』が認められる場合もあると解されます。


そもような場合に出社を命令することは、違法なパワハラに当たり得ます」


インフルエンザを発症している社員への出社命令はどうだろうか?


「まず、新型インフルエンザの場合は、労働安全衛生法68条の定める就業禁止の対象ではありませんが、感染症法18条の定める就業制限の対象です。


そのため、出社を命令することは感染防止策を怠ったものと評価され得るため、違法なパワハラに当たる恐れが強いと思われます。


他方、季節性のインフルエンザの場合は、感染症法上の就業制限の対象ではありませんが、感染力が比較的強く、重症化すれば身体の健康を害する危険があるとともに、他の従業員への感染予防の必要性も高いことは軽視できません。


そこで、企業の繁忙の程度や出社命令の態様(しつこさや雰囲気)、対象従業員の症状の程度、感染予防策の有無や内容によっては、出社を命令することが違法なパワハラに当たる恐れがあると思われます」


木村弁護士はこのように指摘した。

(弁護士ドットコムニュース)


木村 純一郎(きむら・じゅんいちろう)弁護士

取扱業務:労働問題(パワハラ、セクハラ、残業代、解雇)、家族に関する問題(離婚、不倫、相続、遺言)、不動産に関する問題(立退き、地代家賃)、その他の法律問題を中心に、ご相談者様一人ひとりのためにベストを尽くすことを心掛けております。