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たんぽぽの心の旅のアルバム

旅日記・観劇日記・美術館めぐり・日々の想いなどを綴るブログでしたが、最近の投稿は長引くコロナ騒動からの気づきが中心です。

あと一日

2016年02月16日 22時19分53秒 | 日記
 なんかずっと窓口業務ばっかりで辛かったり、朝8時30分開始という契約なのでそれまでになんとか準備をして朝礼に間に合えばいいのかと思っていたら、一カ月先にスタートしている方々は朝早くって、時間よりも前に打ち合わせと業務の準備が始まっているようで、25分には執務室にいるようにと指示がありました。そんなのおかしいとかかりつけの内科医で話したらそんなこと言っているのはすごく甘い、一時間前に来ているのが当然ぐらいに言われてしまいました。お金をもらうのはそれぐらい厳しいことなんだよって。実行できませんでしたが、怠け癖がついているから朝の出勤時間に合わせて電車に乗りさないとも言われていました。お金をもらうのは厳しいことだっていう認識があればこそ、すり減るような思いで二人分長時間労働をこなし続けました。でもハケンだったので、なんの実績も残りませんでした。ただ使い捨てにされたという屈辱感と悔しさと怒りがくすぶり続ける結果となりました。すり減りから十分に回復したとは言えないまま、また苦労することになりました。すり減りからのリハビリとしてはきつい仕事だったようです。争いによってすり減っている辛さを抱えていることを話すこともできず、争うこと自体一般的にはなかなか理解されないと思いますが、とりわけハケンで争ったなんてほんとに一般的には理解されないので、孤独感・疎外感を抱えなければなりません。本当に安心して闘いの辛さを話せる場所ってないんです。
 
 これ以上ブログを書いている場合ではなく、明日の朝電車に間に合うか、緊張感との闘い。ハケンで争ってすり減っているから辛いですなんて誰も認めてくれません。自分が悪い、バカだって言われるだけです。ほかに行くところもないし、やれるところまでやるしかないんですけどね、これが幸せなのかどうかよくわかりません。がんばってねとか良かったねとか言われるのすごく辛いです。今日も朝から窓口業務で本当はふらふらで倒れそう、声を出すのも辛かったところをなんとか踏ん張りました。この調子では明日はもう無理かもしれません。お昼は一人で過ごしたく、お店もないので、買ったお弁当を詰めて持っていき近くの公園で食べました。明日も無事に行けたらそうしようと準備だけはしています。胃の痛みがとまりません。辛いっす・・・。

「鮮度が落ちるから入れ替え」ベローチェ雇い止め訴訟が和解…元バイト女性に解決金

2016年02月16日 22時01分40秒 | 気になるニュースあれこれ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160216-00004297-bengocom-soci

弁護士ドットコム 2月16日(火)15時52分配信

喫茶店チェーン「カフェ・ベローチェ」千葉店で長期間、アルバイトとして働いていた30代女性が、雇い止めされたのは不当だとして、運営会社「シャノアール」(東京都)に雇い止め撤回と慰謝料などを求めていた訴訟は2月16日、東京高裁で和解が成立した。

和解成立後の16日午後、東京・霞ヶ関の厚生労働省記者クラブで、元アルバイトの女性と代理人弁護士らによる記者会見が開かれた。代理人弁護士らは、和解内容について、女性が2013年6月付けで合意退職したことを相互に確認する一方、会社が女性に解決金を支払うものと説明した。解決金の金額は明らかにしなかった。

●「尊厳が回復されないまま諦めるのはいやだった」

女性は2003年から勤務。一時離職した後、2008年7月からふたたび千葉店でアルバイトとして勤務していた。3ヶ月ごとの更新を繰り返していたところ、2012年3月、運営会社から突然、契約更新に上限を設けるという通達を受けた。女性は労働組合・首都圏青年ユニオンに加入し「働き続けたい」と主張を続けたが、連続勤務が4年11カ月となった2013年6月、雇い止めになった。
女性は2013年7月、雇い止めの撤回を求めて提訴。雇い止めになる前、運営会社と組合の交渉の場で、人事部長に「従業員は定期的に入れ替わって若返ったほうがいい」、「うちの会社ではこれを『鮮度』と呼んでいる」などと言われ、人格を傷つけられたとして、200万円の慰謝料もあわせて請求した。

しかし、一審の東京地裁は2015年7月、雇い止めは有効であるなどとして、女性の請求をいずれも退け、女性が控訴していた。

この日の会見で、女性の代理人の三浦佑哉弁護士は、「弁護団としては、解決金を支払うということは当然、会社側が雇い止めや鮮度発言への責任を認めたのだと解釈している。勝利和解と言っていい内容ではないかと考えている」と述べた。

また、女性は記者会見で次のようにコメントした。「『鮮度発言』をした会社に、裁判所がなぜ『おかしい』と言ってくれないのか疑問に思って控訴した。私の尊厳が回復されないまま諦めるのはいやだったので、楽ではなかったが頑張れた。私としては勝利に近い和解だったと思っている」。


運営会社「シャノアール」は、弁護士ドットコムニュースの取材に対し、「円満に和解させていただいた。和解内容については双方とも公言しないことになっているので、コメントは差し控えたい」と述べた。

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 私も実質的に鮮度が落ちたので要らない、若い子とお取り替えしたいと大会社の同じ歳の部長からバカにされたのですが、ハケンだったので大会社と和解することはできませんでした。闘いを望んでいたわけではないですが、闘いになってしまったら弱いモノいじめが得意な弁護士によってさらに人格を傷つけられることとなりましたが、人としての尊厳を回復させることはできませんでした。東京高裁に控訴してまで争ってずいぶんご苦労されたとは思いますが、アルバイトであってもこうして直接雇用だと、実際に働いてきた会社から和解金を引き出すことができるんですね。


 フルタイムで働くハケンの責任はアルバイトの数倍。でもなにか問題がおこれば、行使できる権利はアルバイト未満で丸裸。派遣先は責任なしで逃げ切ることができてしまいます。形骸化した雇用主である派遣会社にも責任はありません。大会社がどこから連れてきたかわからない無責任アルバイトを雇用し続けたリスクをさんざん背負わされて苦労し続けました。年齢があがって鮮度が落ちたがために使い捨てられた屈辱感を背負いながら、今その無責任アルバイトよりも安い時給で働いて苦労しています。神様はちゃんとみていてくれて、なにかご褒美をくれますかね・・・。