たんぽぽの心の旅のアルバム

旅日記・観劇日記・美術館めぐり・日々の想いなどを綴るブログでしたが、最近の投稿は長引くコロナ騒動からの気づきが中心です。

わたし、幸せなのかな・・・

2016年02月19日 22時58分13秒 | 日記
龍谷ミュージアム前館長のつぶやき
‏@tirisawa
「涙は、必ずしも頬を伝うとは限らない。悲しみが極まったとき、涙は涸れることがある・深い悲しみのなか、勇気をふりしぼって生きている人は皆、見えない涙が胸を流れることを知っている」(若松英輔『悲しみの秘儀』ナナロク社)

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 今日も辛い一日でした。まずは時間に間に合うように行くこと。それだけで精一杯なので乗り換えをするターミナル駅で電車がおくれていたのにはあせりました。5分前に執務室に入れなかったらまた叱られてしまうと緊張の極み。結果5分前に執務室入りは間に合わず、朝礼には間に合ったので遅延証明書を提出しました。労働条件書に記載されている開始時間には遅れなかったのだから本来必要ないですが、いつも通り出勤したことを証明するためにそうしました。なんか疲れる一日のスタート。終日窓口でヘロヘロになりました。若い方(20代から50代前半ぐらいまではなんとか若いかな・・・)はややこしいこともぽんぽんと話が早いです。金曜日のせいか出勤前の朝早い時間帯、あるいは夕方の時間帯に一人暮らしでお勤めの方々が駆け込みでたくさんいらっしゃいました。みなさん忙しいし、ややこしい手続きも一通りの説明で理解してもらえるので面倒でもエネルギーがそがれる感じはありません。お時間があって理解度が下がってきている方々には正直かなりエネルギーをそがれます。わかりやすいように大きな声で言葉を尽くして説明しても納得していただけず上の方から説明してもらってなんとか納得していただけたり、ご本人も理解されていないのでご希望にそうように手続きを進めていくしかなかったり、たまたま手があいてしまった時この仕組みに色々と言いたいことがある方につかまってしまったのでひたすら話を伺い、言葉を尽くして説明しながら謝りつづけたり。どっぷりと疲れてしまいました。終日窓口だけは本当にきついんです。これだけでも本当は十分過ぎるぐらいわたしやっていると思います。その上に馬鹿なことに残業してしまいました。毎日労働条件書に記載の終了時間の少し前に、一時間残業できるかたずねられます。いつもは断りますが、明日は休みだし一か月前にスタートしている他の方々はやっているのでなんかやらないと気まずいかなと思ってしまいましたがやんなきゃよかったかな。

 今週はずっと窓口業務だけを割りあてられたので先週教えられて今週やらなかったことは頭に入っていません。忘れました。でも一か月前からスタートしている方々はもうわかっているのでささっと対応できます。結果まだパソコンを操作する時の管理パスワードすら知らされていない私だけがもたもたするので叱られてしまいました。私にパスワードを知らせていないことに気づいていないぐらい管理ができていないということなんですがそんなことは言えないですね。黙って耐えました。パソコンのログインがうまくいかない待ち時間の間葉書にゴム印を押す作業をするよう指示されました。その内容は一週間ぶりに出会ったことなので忘れてしまいました。単純な作業ですが葉書には順番があって、一週間前に教えられた通りに間違えないように、頭の中ではやったつもりでしたが、結果間違えてしまっていて叱られました。10年以上同じ会社で働いていた時にはすっかり頭に入っていてどんなに疲れていても間違えることなどなかったような類のことが会社を離れればなんの役にも立たずゼロからやり直し。それで間違えて今さら「申し訳ありません」と言わなければならないのはすごく屈辱的に感じてしまいました。悔しかったです。二年間のブランクも大きいと感じざるを得ず、あれほど膨大な量の業務をこなしていたカンがまだ戻りません。自分はこんなにも仕事ができないダメ人間だったのかと悔しくて涙が出そうになりました。。ほんとに長くやっていて体に沁みついたからできたことばかりでした。正規雇用で働いてきた方々もそれは同じみたいですが、私ハケンだったばっかりに最後は会社に馬鹿にされ、損害賠償を求めたら弁護士に馬鹿にされ、最終的には社会から認められませんでした。なんかほんとにあらためて悔しさの何重奏なんだと思います。馬鹿にされ続けて自己肯定感がさがっている、すり減りからのリハビリとしてはきつい状況です。それともすり減りからのリハビリはこんなふうにきついものなのでしょうか。来月からのシフト表をもらってぞっとしました。シフト表を渡されていないことに気づくこともできず、私にシフト表を渡していないことに気づかれることもなかった状況。来週は午前中毎日窓口。午後は忘れてしまった&これからおぼえなければならないことをやることになっていますが、なんかこれ以上無理だと感じました。安い時給でこんな思いまでして働いている私って幸せなんでしょうか。結局全部人からの評価、人からの承認。本当はそんなのどうでもいいです。でも評価されないと給料をもらえる身分になれない。給料をもらえなければ生活する術はありません。実家に戻れ弟に叱られっぱなしの馬鹿にされっぱなしで、自分にごはんを食べさせながら安心していられる場所はありません。ボランティアでは食えないのでどうしようもないし、私はこれからどこでどうやって暮らしていけばいいのか、結局答えを見つけることはできず、自信を回復することもできないでいます。すり減りの身にはひとつひとつがこたえます。それを口に出すことは許されないのでいっそうこたえます。そういえば大会社で働き始めた最初の一か月もすさまじく辛かったです。前任者がすごく気分のアップダウンがある女性で機嫌の悪い時は叱られまくりました。きつい言葉を浴びせられ続けました。一週間でやめたいといったところを引きとめられがんばってしまいました。結果13年後に使い捨て同然のモノ扱いでした。あの時がんばらないでやめていたらどんな道を歩いていたのか、時は過ぎてしまったので今さら答えはどこにもありませんね。こうしてブログを綴ることが心の支えです。長いひとりごとにお付き合いくださった方、ありがとうございます。今日はこれでおしまいです。