たんぽぽの心の旅のアルバム

旅日記・観劇日記・美術館めぐり・日々の想いなどを綴るブログでしたが、最近の投稿は長引くコロナ騒動からの気づきが中心です。

『CLUB SEVEN ZERO』_楽しかったな(3)

2017年08月11日 21時16分01秒 | ミュージカル・舞台・映画

7月30日の記事_『CLUB SEVEN ZERO』_楽しかったな(2)

http://blog.goo.ne.jp/ahanben1339/c/7b71928dce37f6954dba71a012c96e83


 こちらの記事の続き、また断片的思い出し。ほんとに盛りだくさんでした。2幕で『THE THEATER』というミニミュージカルのあと、50音順メドレーが始まる前に、玉野和紀さん(玉子ちゃん)と西村直人さん(ニャンコ)が登場。まずは「ミニミュージカルいかがだったでしょうか」の玉野さんのことばに客席拍手。それから笑いをとりながら客席に降りて、どこから来たってお客さんにインタビュー。○○区から来ましたという女性のあと、お子さんがいたのでどこから来たの?ってインタビュー。正直にどこから来たか具体的に言ってしまったので、西村さんが「個人情報っていうのがあるから細かく言わなくっていいのよ」って。それから「CLUB SEVENシリーズを初演から観ている人?」でけっこう手が挙がっていました。わたしは見逃していたけどこんなにいらっしゃるんだ。お子さんのお母さんも手を挙げられていました。たぶんわたしが開演前お茶を飲んでいるときに見かけた親子さん。セブン君のグッズをかばんにつけてお子さんも楽しみな様子で、こうやって小さき時から親子で舞台を楽しめるなんていいなと思いました。

 それから出演者がひとりずつ名前を呼ばれては舞台へ。自己紹介するときのお題も毎回違うんでしょうね。この時は、もし舞台に立っていなかったら何になりたかったか、何をしていたと思うかというものでした。(言葉は正確にはもう思い出せないので全部ニュアンスです。)

 西村直人さん、オーストラリアに行って農業をやるつもりだったけれど劇団のオーデションに受かったので行かなかった。石坂浩二さんの劇団ね、と玉野さん。吉野圭吾さん、石焼き芋屋になりたかった?石焼き芋を売り歩きたいという内容の話。役柄だけでなく素もなんかすっごく個性の強い、面白い方なんですね。原田優一さん、9歳からこの仕事をしているのでサラリーマンになりたかった?成田空港でこれからジャカルタ行くんだよとかいいながらかっこよく海外出張に行ったりしてみたかった。(いやいや、ジャカルタに出張に行くのは全くかっこよくないですよ、とクソ会社でジャカルタ出張に行く人をたくさんみてきたわたしは一人心の中でつっこみをいれていました。)東山義久さんもサラリーマンになりたかったいう内容の話でした。こんなかっこいい人が会社にいたら大変だよね、宴会のとき女性たちが大騒ぎだよねみたいなつっこみが玉野さんと西村さんから入っていました。平凡なサラリーマンになった多数の人たちはなにか特別な自分になりたかったと思ったりすることがあると思いますが、舞台人になった人たちは逆に平凡に憧れたりするものなかなあと思ったりしました。平凡でいることもすごく難しいですがそれはまた別の話。たーたん(香寿たつきさん)、ジャーナリストになってみたかった、一人でアフリカとか旅行に行ってしまうので、〇〇族とかレポートするフリージャーナリストに・・・。でも今は危ないので日本がいいかな。日本がいちばん安全よね、と玉野さん。たーたん、一人旅のお仲間なんだ、アフリカかあ、わたしはまだ行ったことないなあ。わたしはそこまで一人旅は無理かな。蘭ちゃん(蘭乃はなさん)、宝塚に入ることしか考えていなかったので宝塚に入っていない自分を考えたことがない、考えられない。あえていうならオタクだから漫画を描いていたかも。千穐楽までにみんなの似顔絵描いてもらってロビーに飾りましょうと玉野さん。そこまで強い気持ちを持った人が入団できるんですね。そこまで強い気持ちをもって入団してトップ娘役を務めあげた蘭ちゃん、すごいなと思いました。ミニミュージカルのことはまだ後日。

 9月の一路さんの35周年記念コンサートのチケットが届きました。イチロクラブの先行で当選できました。9月以降の仕事の予定は全くありませんが舞台は続々と。花組東京宝塚劇場千穐楽のライブビューイングにも行けることになったし今月は花組。だから生き延びていくことができています。ただ収入の目途がたたないとこれ以上チケットとれないの苦しいなあ。このまま今の部屋に暮らし続けるかどうかさえわからない。今はなにも考えられません。

 今日はラジオでミュージカル三昧。石丸幹二さんの『スカーレット・ピンパーネル』から「ひとかけらの勇気」すっごい美声、『モーツアルト』の「影から逃れて」を歌ったのは柿澤勇人さんでした、すっごい説得力で鳥肌。本田美奈子さんキムと岸田智史さんクリスのデュエットは涙がにじみました。『ミス・サイゴン』でクリスと出会ったキムが、恋に心ときめかせ幸せに満たされている場面。その後を考えると胸がつまります。本田さんは旅立たれましたがこうして貴重な音源が残っているのうれしいです。ミュージカルには夢見ることをうたったものが多い。夢見る気持ちをうたっているものが多いという話。『エリザベート』から城田さんトートのうたう「愛と死の輪舞」、わたしを返して!っていうシシィの声は蘭ちゃんだったようにきこえましたがどうだったんでしょうか。田代万里生さんと新妻聖子さんの、歌うには難易度が高すぎて聴くには心地よいデュエットも素敵でした。舞台は心の糧。観劇という楽しみがあるから生き延びていくことができています。WiFi、速度制限がこわいので部屋ではつなげないし、部屋にいると緊張してしまうし、外でも緊張するし、なんか疲れが出ちゃっていて、うまく書けませんでした。断片的な観劇日記、今日はこれでおしまいです。

(舞台写真は、東宝の公式FBから転用しています。)




 

第三章 _日本的経営と女性労働 その歴史の概観 _⑨育児休業法改正

2017年08月11日 19時42分07秒 | 卒業論文
 育児・介護休業法は、

 ①育児休業と介護休業の制度を設ける。
 ②育児・介護を容易にするため勤務時間短縮等の措置を事業主に義務づける。
 ③育児や介護を行う労働者に対する支援措置を講ずる。

 以上3つの方法によって、子どもを育てたり家族の介護をする労働者の雇用の継続と再就職の促進を図り、職業生活と家庭生活との両立に寄与することを通じて、その福祉の増進と経済・社会の発展に資することを目的にしている。基本的理念は、育児・介護を行う労働者が、職業生活の全期間を通じてその能力を有効に発揮して充実した職業生活を営むと共に、育児または介護について家族に一員としての役割を円滑に果たすことができるようにすることである。

  育児休業法は、「女子差別撤廃条約」とILOの「家族的責任条約」に基づき、女性だけでなく男性にも適用される法律として1991年(平成3)に制定され1992年から施行された。その後、95年にILOの「家族的責任条約」に批准して改正し、育児・介護休業法とし、97年の均等法改正で再度改正された。さらに、2002年(平成14)4月1日から大幅に改正された育児・介護休業法が施行されている。これに伴い、新しい指針(子の養育または家族の介護を行い、または行うこととなる労働者の職業生活を家庭生活との両立が図られるようにするために事業主が講ずるべき措置に関する指針)が策定され、施行通達も出された。


  通達は、「子の養育のために育児休業をするか否か、家族の介護休業をするか否か、また、事業主が講ずる勤務時間の短縮等の措置を利用するか否かは、労働者自身の選択に任せられている」としている。これらの制度の利用はいずれも労働者自身が選択することで、事業主のほうから育児中の労働者や要介護の家族を抱えた労働者は能率が悪いなどの理由で、労働者に休業するよう要求したり、短時間勤務に変更したりしてはならないことを明らかにしている。


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 三年半前、わたしが使い捨てにされたことをお伝えしたら、このような卒業論文を書かせた会社なんだから、いい会社じゃなかったことですね、とは指導してくださった先生の言葉です。クソだとわかってもいつしかどっぷりつかってしまって飛び出す勇気はなかったなあ。生活あるから、我慢を我慢を重ねてがんばってしまったなあ。二人分労働の日々が辛くって辛くって、ストレスまみれの自分がなさけなくってなさけなくってカウンセラーの先生に泣きながら電話しました。こうして電話してきていいから自分から辞めるっていっちゃ絶対にだめよっていう先生の言葉に励まされたことが正解だったのか、不正解だったのか、答えはありません。こうして細々と運よく合格した国家資格を生かして歩む日々。クソな会社のだれもわたしの雇用責任から逃れたまま、いいように使うだけ使ってまんまと逃げきりました。わたし生活があるからそこにまんまとはまったまま続けてしまいました。わたし、人生を取り戻ることができのかなあ、やり直すことができるのかなあ。一日一日の日々は続いています。

Takehiko Hata 秦建日子‏ 
@TakehikoHata

正直に不満を言う勇気と、それが通らないなら思い切ってそこから飛び出す勇気が、若い人には必要だと思う。
あなたの耳元でもっともらしいことを言うそいつらは、あなたの夢が遠のくばかりでも、何一つ責任は取らない。
そして、今、我慢を強いる人は、来年も再来年も我慢させるだけだ。

Takehiko Hata 秦建日子‏ 
@TakehikoHata

何度か自分のブログでも書いているけれど、スティーブン・キングの言葉を日々思い出さなければ。
「ウンコ投げ競争の優勝者は、手がいちばん汚れていない人間だ」
(他人にウンコを投げて命中させるかが大事なのではなく、そんな無意味なことで手を汚さないのが人間の品格。村上春樹)


Takehiko Hata 秦建日子‏ 
@TakehikoHata

クソ野郎にウンコ投げつけたくなる時ってありますよね。
でも、クソ野郎はそもそもウンコなので、こっちが(手を汚す悲しみをこらえて)ウンコを投げつけても全然平気なのだ。
もうウンコは投げない。
夜中に「!」ってなっても、気にせず寝る!
そして、今日も自分のやるべきことをやります☆