夢の時間は終わりました

　花組公演、東京宝塚劇場千穐楽ライブビューイング、すごく楽しかった。また失業者となる現実を考えると気持ちが沈みますが、しばし現実逃避。幸せでした。上演開始前、クソな大会社の弁護士にズタズタにされ、ボロボロになったわたしがこうしてアルバイトですがハードな援助職のはしくれとして仕事をしている、そして舞台を楽しむことができている、映画館で舞台を楽しむことができている、ここまで立ち直ってくることができたのすごいって思いました。上映中はほんとに楽しくって幸せでした。運よく二回も生で観劇できてさらにライブビューイング。お芝居が三回目でようやくしっくりきて途中で涙が出ました。タケヒコとクコチヒコの心理的対立が描かれるとぐっと作品に深みが増しただろうと思うと残念なところはありますが想像力で1800年前の日本をここまで描いたの面白いしすごいと思いました。衣装の自由度が高くって素敵でした。ショーでは、乾杯の音楽にのりながら、大階段で燕尾服の明日海さんが躍る場面に涙。ほっそい明日海さんの背中がいろいろなものを背負っているのが伝わってきました。すごいです、ほんとに。KIZZAの酔っ払いアドリブは可愛かったです。あれやこれやは後日あらためて書ければと思います。ほんとに楽しかった。

　明日から木曜日までラストスパート。金曜日からはまた社会から孤立しながら部屋にいなければならないの、つらいです。とにかくご近所の引きこもりが不気味でしょうがなく考えただけで緊張。せまっこい部屋の中にいるとほんと自分がダメになっていくような気がするし、でも断捨離は部屋でしたできないジレンマ。わたしから働くことをとっぱらったら、誰からもどこからも必要とされない、あやしげなヘンなおばさんでしかありません。今日もマスクして、ペットボトルに羽織るものとたくさん荷物をもったわたしの姿がすれ違う人のめにすごくあやしげにうつったみたいです。これでも国家資格をもった援助職なんですけどね、働くことを離れればよれよれの、ただのおばさんにしか見えないみたいです。宝塚のライブビューイングがあると映画館はわたしも含めておばさんであふれかえるのでアルバイトの若い人たちにはおかしいみたいです、おばさんたちはそんなこと気にしませんけどね。美しいものは美しい。楽しいものは楽しい。幸せなひととき。宝塚に、明日海さんに感謝でございます。

　わたし、安定的な収入の道筋がみえてきたらもう少し気持ちが安定するんでしょうね。自信を取り戻すことができるんでしょうね。そんな道筋はあるのでしょうか。つらいですが今はわかりません。9月1日からのことは今は考えるまい。３１日まで粛々と役割を果たすのみ。やり残すことが出てきそう。でも残業は許されないんですよね、はあっ。できるところまでなんとか。心の中がきれいになりました。心のエネルギー、チャージできました。なんとか無事に３１日を迎えることができますように・・・。

　徒然日記でした。