なつかしの雪組『ブルボンの封印』『コート・ダジュール』

　夕方になって雷雨の土曜日、相変わらずいろんな意味で緊張していてあまり眠れません。なんとか7時間は眠れたかな。疲れちゃっていてつらい土曜日、いろいろと考えなければならないことがあるとわかりつつも頭が動きません。蒸し暑いし、断捨離はひとつひとつ時間がかかるし、なかなか。

　先日荷物の中からこんな懐かしいものが出てきました。雪組公演『ブルボンの封印』『コード・ダジュール』のパウチカード。(小さいですね、大きくスキャンできる方法があるのかもしれませんがとりあえず実物大です。)振り返ってみると１９９３年の作品でした。時のたつのはほんとにおそろしい。ひょえーっていう感じです。この頃はプログラム以外にもこうして買い物していました。捨てるに捨てられず、場所をとるものではないしこの世にいるあいだこのまま持っていようと思います。一緒に燃やしてもらえばいいか・・・、なんて高齢者を立て続けにみているせいかこんなことをついつい考えてしまいます。まだ早い、早い。

　紫ともちゃんの退団公演となった作品でしたが、芝居、ショー共に一路さんは、次の相手役として星組から組み替えしてきた花ちゃん演じるマリーに心惹かれ、ともちゃんはふられてしまうという同じような役所になってしまったの、今でも残念でなりません。最後なのだから花もたせてほしかったなあ。娘役は人によって処遇がちがってきてしまうの宝塚のきびしいところ。芝居は原作を読んだらすっごく面白かったのに残念な書き換えでした。一路さんの二役の演じ分けと気品あふれる雰囲気、雪組全員の演技力でまあみられましたけど、正直脚本はよくなかったです。演技力のあるともちゃんにはほんとに残念な役所でした。ショーは小原先生最後の作品。一路さんのマドロス姿が素敵だったし、歌も演出も楽しいショーでした。残念な二本立てではありましたが、すごくなつかしいです。

　９月は一路さんの３５周年記念コンサート。全く同じではないですが社会という海へ乗り出したのがほぼ同じという同世代、わたし自身も３０数年という年月が過ぎたのだと気づきました。コンサートには、一路さんの３５周年をお祝いすると共にわたし自身もお祝いする気持ちで行こうかなと思います。心ひそかにお互いここまでよく生き抜いてきましたよね、っていう気持ちです。こうして１日、１日を生き抜いてきている、それだけですごいことだと思います。よくやってきました。こんなに年月が過ぎているのに相変わらずジタバタ、ジタバタ、もうすぐまた失業しようとしているわたしはいったい何をしているんだろっていう感じですが今自分をさげすんではいけません。自分を信じ切ることはできませんがさげすんではいけません。９月からのことはまだ考えない、考えない。今月あと９日稼働です。

　明日は花組公演、日曜日に11時からは早いです。だからチケット、取れたのかな。終演後はシャンテで食事して、DVDを購入するか迷って、それからスカイステージカフェ開店中の東京駅近くのショッピングビルに行こうとしています。日比谷から少し歩くけど徒歩圏内かな。フォーラムから近い模様。

　公演内容のことはまた後日気が向いたときに詳しく書ければと思います。宝塚の夢世界、現実がつらいときにほんとにありがたいです。明日は現実逃避の1日。夢の世界にひたって疲れた頭を休めましょう。

　外は激しい雨ですが明日のために帰りたいけれど帰りたくない部屋にそろそろ帰るとしますか。なんか中途半端な感じになってしまいましたがこれにて。