会津の重ちゃん日記

日常の出来事、地方紙の記事、街中散策して見聞したことを発信。

刃物を研ぐ

2008-02-01 07:04:23 | 地域情報

2月1日(金)   

 

 今日から2月。会津の冬はこれからかと思うようなお天気。週末まで続きそうである。暦の上では節分、立春と続く。しばらく寒さに耐えていれば春が来る。 

 

 職人さんはどこにいるのだろう。

 

 

数日前、久しぶりに蕎麦を打とうとして道具をだしてみた。
粉をこねる鉢、伸し棒、伸し板など一応きれいになっていた。
最後に、ケースに入れておいた蕎麦包丁をみて見て愕然とする。
錆びていた。手入れをしていたはずなのに・・・・・・・。

 

年末に蕎麦打ちをした後、新年にうどん打ちをした。うどんは塩水を使って捏ねる。念には念を入れて手入れをしなくてはならないと後悔した。
特に、うどんを打った後は、よく洗い、よく乾かし、クルミ油などの油を塗っておく。

会津蕎麦包丁なので素人には研ぎづらい。何年か前は、先輩の蕎麦打ち名人に研いでもらった。現在は、高齢でお願いができない。

 

数年前までは近所に、包丁、鋸などを研ぐ職人さんが店をだしていたが廃業してしまった。ステンレスの蕎麦包丁はあるが、この会津蕎麦包丁も捨てるにはもったいない。いろいろな人に聞いてみた。

 

日新町に職人さんが居ると聞いたので、街中散歩を兼ねて尋ねてみた。
なかなかみつからない。日新町は広い。
教えてくれた知人に再度聞くと「旧当麻町 末廣酒造 寛永蔵のある通り」だという。旧町名だと場所が大体は把握できる。いつも自動車で通る路だが見過ごしていた。

 

店はあった。ガラス戸を開けると紐で繋がれた大きな猫が飛び出して来たのにびっくりした。奥から出てきた主人によく頼み研いでもらった。ついで、いろいろな包丁も。

 

皆さんも捨てるにはもったいない。修理して使えるのだが・・・・・・。
という物が家庭にたくさんあると思います。そん時、修理してくれる職人さんがいればいいなと思ったことはありませんか。

次ぎは、古時計を直す職人さんについて書いてみたいと思います。