会津の重ちゃん日記

日常の出来事、地方紙の記事、街中散策して見聞したことを発信。

野菜

2018-09-03 17:38:32 | 家庭菜園
2018年9月3日(月)曇・晴 29.2℃~19.2℃
「アオジソの効果」

暑い、暑い、”命に係わる気温”などと気象庁が発表する日が何日も続いた。水分補給、エアコンの利用などそれぞれ対応してきた。
 米どころ会津では夏野菜や出穂期の水不足は農家にとって深刻な問題であった。
 立て続けにやって来た台風と秋雨前線の停滞などで数日雨が降り、ほっとした。大型台風21号がやって来ている。過去の伊勢湾台風並、進路も同じとの予報。あらためて台風への備えをやらなくてはならない。

 この雨で畑の野菜は息を吹き返した。
 「日本のハーブ」ともいえるアオジソ。この季節、大きく柔らかい葉が勢いよく繁茂するので、目でも胃でも楽しめる。
 シソにはベーターカロチンが多く含まれる。百㌘中の量は、アシタバやニンジンよりも多い一万一千マイグラクロムだ。
 ベーターカロチンは活性酸素を抑え、免疫力を高めるなどの作用があるとされる。動脈硬化や心筋梗塞など生活習慣病を予防する効果にも期待がかかる成分だ。ビタミンB群やビタミンC、E、Kも多いため「栄養の宝庫」と言っても過言ではない。
 アオジソほどさまざまな料理に使える食材はそう多くない。和食だけでなくパスタの脇役としても重宝される。
 農薬が残留しやすいのが難点だが、冷水にしばらく漬けた後、両面をこすりながら流水で数回洗ってから使うとよい。細かく刻めば、香り成分のペルリアルデヒトによって制菌、防腐作用が強まり、食中毒の有効だ。よく刺身に添えれれるのは、その効果を考えてのことである。
 今晩はナスとアオジソの塩もみが一品増えた。晩酌がすすむ。