会津の重ちゃん日記

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第11回絵ろうそくまつり

2020-02-07 18:12:18 | 地域情報

2020年2月9日(日)晴 0.2℃  ー4.5℃

『第11回絵ろうそくまつり 西若松駅東口広場』

会津若松市では7日、8日の両日 御薬園、鶴ヶ城「第21回会津絵ろうそくまつりーゆきほたる」が開催された。メーン会場では 氷のモニメントやSL模したあんどん、電飾などろうそくの幻想的な光で市民を包んだ。

2月8日には下記の各所で(会津若松駅・東山温泉・北出丸通り(西郷頼母邸跡付近)・七日町通り・野口英世青春通り・大町通り・西若松駅東口広場・いにしえ夢街道・会津武家屋敷・飯盛山・芦ノ牧温泉・その他市内各所)でもそれぞれ趣向を凝らした絵ろうそくを灯した。

西若松駅東口広場が整備されてから、西若松駅を愛する会ができ地域活性化のため活動をしている。大きなイベントとして夏祭り、灯ろう流し、秋祭り(鉄道の日)、絵ろうそくまつりを実施。西若松駅前広場では、ペットボトルを赤、青、黄など色をぬりろうそくを灯した絵ろうそくと行燈の灯りが良い雰囲気を出していた。行燈は会津若松幼稚園、南若葉幼稚園、菅原幼稚園、若松第三幼稚園、会津報徳保育園、ほっとハウスばうむ、城西小学校1年生の子供たちが作ってくれた。この子供達の点灯式でまつりは始まった。16:30~19:30

舞台では、●ヨーデル歌手 関 大八コンサート  ●WIND・ストリートダンス  ●TAPblanc Aizu・タップダンス  ●馬場 誠三コンサート  ●キングスターズ。・ジャズオーケストラ が会場を盛り上げてくれた。

また、とん汁、焼き鳥、焼きそば、焼き芋、玉こんにゃく、フランクフルト、地酒の模擬店が大勢のお客で賑わた。甘酒無料振舞いも好評だった。このような絵ろうそくまつりは市内にはない。西若松駅を愛する会の一員として地域の活性化に参加できたことをうれしく思っている。

 

参考(会津若松市ホームページより)

会津絵ろうそくの歴史は古く、今から500年程前の宝徳年間、時の領主芦名盛信公が漆樹の繁殖栽培を奨励し、漆器の製造と共に、その実からは最上級の木ろうを採取し、ろうそくを作らせたことに始まります。本格的に作られるようになったのは、その後で蒲生氏郷公や保科正之公が会津の産業を発展させるため、漆樹の栽培を保護奨励し漆やろうが多く生産されるようになってからです。

江戸時代には、参勤交代の際に献上品として「南天と福寿草(難を転じて福となす)」が描かれた絵ろうそくを献上したところ、時の将軍綱吉公に喜ばれ、会津絵ろうそくは広く世間に知られることになりました。主に神社仏閣への奉納や高級な贈答品として使われるなど上流社会で愛用されました。特に婚礼の際には一対の会津絵ろうそくが灯され、これが『華燭の典』の語源になったとも言われています。また、花のない会津の冬には、仏壇に供える花の代わりに絵ろうそくを飾るようになったといわれています。