2020年9月6日(日)晴31.4℃ 22.0℃
『マスク着用の注意点』
今年は新型コロナで普通の生活が奪われ、長雨から一転猛暑になり、体調管理が大変。人と接触する場面ではマスク姿が当たり前となった。現在、各社から夏用マスクが発売されている。涼感、吸水、はっ水、抗菌などの特徴があり、この季節には通常のマスクより使いやすいだろう。しかし、どのようなマスクでも湿度が高い時に着用すると呼吸が苦しくなるし、熱中症の危険も高まるので、体調と相談しながら使用したい。特に高齢者は、暑さを感じにくくなるので注意が必要だ。また、マスクに覆われている口や鼻の周りが汗でかぶれ、炎症を起こすケースもあるので気をつけたい。
人間は、基本的に「頭寒足熱」が健康に良いとされている。つまり、長時間マスクを着用することで、頭部に熱がこもるのは、体にとってあまりよくない状態。もちろん、こまめに水分は心掛けたいが、人と二メートル以上の間隔があけられる場所では、無理して着用する必要はないだろうと思う。熱がこもったら保冷剤をハンカチやタオルなどで包み、頭や首回り、脇の下を冷やすといい。汗でかぶれた時は精製水をスプレーするのも一方法。