2021年4月6日(火)曇15.0℃ 0.3℃
『チラシの読み方』
コロナの変異種による感染が大阪府や宮城県などで広がっている。感染を心配するあまり、桜祭りなどのイベントやスポーツ観戦などが中止になっている。このような状況下にあっても小中学校の入学式が感染防止の手立てをしっかりして挙行されたニュースは心温まるものである。いつもの日より折りこみチラシが多い。
新聞に折り込まれる特売のチラシは雑然と商品を列記しているように見えるが、実はレイアウトには法則性がある。一般的に、人間は四隅に目が行きやすいといわれている。つまりチラシを見る際に、人間の目線は「左上」→「右上」→「左下」→「右下」の順に「Z」を描くように動くことが多いという。この「Z」の法則に基づいてスーパーのチラシなども作ら れていることが多いらしい。
チラシを開いたら、まず左上を見よう。この部分にお店が一番注目してほしいと思っている主力商品が大きく掲載されている。さらに、右上、左下、右下にも特売品の情報が置かれているということになる。また、赤や黄色の大きな文字で書いてある商品や、吹き出しで紹介されている商品も、お買い得品とみていいだろう。
チラシを見たときにお買い得かどうかの判断をするためには、その商品のいつもの価格を知っておくことも必要だ。「九十八円均一セール」となっていても、普段は九十八円以下というケースもあるからだ。
庭の片隅にアズマイチゲが咲いていた。