あかない日記

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台湾紀行(38) 台南測候所

2013-10-08 | 台湾紀行

   

  前回の「台湾南区気象中心」の右隣に
  気象観測に用いられた建築物「旧台南測候所」がある。

  日本統治時代の初期1898年に作られ
  大型建築物の一つとして知られており

  台湾における現代気象観測の普及の地でもあった。

  正十八角形の建物の中心から高さ6.5mの白色の塔が伸びており
  その形から「胡椒管」とも呼ばれている。
   (塔の最上部まで含めた高さは約11.6m)

  戦後は 「台南気象局」に改められ 1947年観測が再開された。
  その後 複数回の名称変更を経て 
   1977年から中央気象局台南気象站となり

  1998年 実務は新たに隣に建設された新庁舎に移された。

  現在 館内には かつて使用された測候機器や資料が
  多く展示されており 1998年に台南市によって市定古跡に指定され
  2003年には国定古跡になっている。