あかない日記

写真付きで日記や旅行・趣味を書き留める

リトアニア・ヴィリニュス 11 カジミエル礼拝堂

2018-03-11 | バルト三国紀行

 

 

大聖堂の最大の見どころは

リトアニア大公国の王子が
1484年に25歳で早世し安置された
「カジミエル礼拝堂」。

大理石と砂岩で造られ、壁画は8体の王の像、
漆喰彫刻、フレスコ画などで飾られている。

正面祭壇にあるカジミエルの聖画には
右手が 2つ描かれているが、

伝説では画家が彼を描いた際に
右手を書き直そうと何度消しても
再び現れたことから 
2つとも描くことにしたという、


両側の壁には
 “カジミエルの奇跡” を描いたフレスコ画がある。
左は彼の死後120年後に開棺したところ
全く無傷の状態であった奇蹟、

右はウルスラという名の若い娘の死後そ
の父親がカジミエルの棺に祈ると娘が復活したという
奇跡を描いている。

 左側壁のカジミエルの奇跡