大聖堂の最大の見どころは
リトアニア大公国の王子が
1484年に25歳で早世し安置された
「カジミエル礼拝堂」。
大理石と砂岩で造られ、壁画は8体の王の像、
漆喰彫刻、フレスコ画などで飾られている。
正面祭壇にあるカジミエルの聖画には
右手が 2つ描かれているが、
伝説では画家が彼を描いた際に
右手を書き直そうと何度消しても
再び現れたことから
2つとも描くことにしたという、
両側の壁には
“カジミエルの奇跡” を描いたフレスコ画がある。
左は彼の死後120年後に開棺したところ
全く無傷の状態であった奇蹟、
右はウルスラという名の若い娘の死後そ
の父親がカジミエルの棺に祈ると娘が復活したという
奇跡を描いている。
左側壁のカジミエルの奇跡