あかない日記

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リトアニア・ヴィリニュス 14 ゲディミナス城

2018-03-14 | バルト三国紀行

 

 ネリス川側から丘の上に建つ「ゲディミナス城」を望む。
 手前の建物は「国立博物館」

 

丘の麓にある「王宮」は、
「下の城」といわれるが
 王宮の東側の丘にある

「ゲディミナス城」は
「上の城」と呼ばれている。

 

14世紀、ゲディミナス(在位1316-1341年)が、
トラカイからヴィリニュスに遷都した際に、
丘の上に、木造のゲディミナス城を築いた。(1323年)

ハンザの商人や職人を招き入れ、
東西貿易の中継地とて街を発展させた。


19世紀に帝政ロシアによりその大部分が破壊された。
丘の上には、周囲約320mの城壁跡が残り
 中庭には教会や複数の建築物が

あったと考えられているが、
1409年にレンガ造りの要塞に改築した一部、

監視塔のみが残っている。

丘の上までは、徒歩または
ケーブルカーで登ることができ、
新市街と旧市街が一望できる。

大型クレーンが見えるが 
丘の法面を補修中のようだ。


  
ピリエス通りから見たゲディミナス城