リベルダーデ広場には
もう一つ 大きな構築物があった。
駅前通りの突き当り
広場の一角にモニメントがある。
1974年4月25日 ポルトガルで起こった
軍事クーデターを記念したもの。
軍事クーデターは 約半世紀にわたって続いてきた
サラザール独裁体制を崩壊させた。
若手将校たちが無血でこの革命を成功させ
兵士らの銃口にカーネーションを刺したことから
カーネーションが革命のシンボルとして
「カーネーション革命」ともいわれている。
1968年の「プラハの春」に倣ってか
「リスボンの春」ともいわれる。
現在ポルトガルでは4月25日は
「自由の日」として国民の祝日となっている。
その25年周年を迎えた
1999年に記念碑として建てられた。
高さ16m 幅7.5m 腐食から保護する鉄系の
外層で覆われた鋼鉄製という。
また イベントがあるときは
モニメントの周りに いくつかの噴水が立ち上がり
ライトアップされるという。