あかない日記

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ポルトガル紀行20 ギマランイス5 ブラガンサ公爵館 

2019-04-21 | ポルトガル紀行

 

  重厚な石造りと30本以上もあるレンガの煙突が印象的



  ギマランイス城の南側に 
      ブラガンサ公爵館がある。


  ブラガンサ公爵館は
  アヴィス朝を創始したジョアン1世の息子で
  初代ブラガンサ公爵となった
  ドン・アフォンソによって1401年に建てられた。

  なお ドン・アフォンソは
     ポルトガル王国・アヴィシュ王朝の
  創始者であるジョアン1世の息子で

  エンリケ航海王子とは兄弟。

  建物は フランス・ブルゴーニュ地方の
     影響が色濃く 煙突や
     レセプションルームの天井などが

  その特徴をとらえている。

  16世紀にブラガンサ公爵家が
  ヴィラ・ヴィソーザに移ってからは
     廃墟になっていたが

  現在は改修され 公開されており
  中庭を囲む美しい回廊や
15世紀から18世紀に
  かけての工芸品や美術品が展示されている。


  また 政府の公館として国賓などの
  接待場としても使われている。