重厚な石造りと30本以上もあるレンガの煙突が印象的
ギマランイス城の南側に
ブラガンサ公爵館がある。
ブラガンサ公爵館は
アヴィス朝を創始したジョアン1世の息子で
初代ブラガンサ公爵となった
ドン・アフォンソによって1401年に建てられた。
なお ドン・アフォンソは
ポルトガル王国・アヴィシュ王朝の
創始者であるジョアン1世の息子で
エンリケ航海王子とは兄弟。
建物は フランス・ブルゴーニュ地方の
影響が色濃く 煙突や
レセプションルームの天井などが
その特徴をとらえている。
16世紀にブラガンサ公爵家が
ヴィラ・ヴィソーザに移ってからは
廃墟になっていたが
現在は改修され 公開されており
中庭を囲む美しい回廊や15世紀から18世紀に
かけての工芸品や美術品が展示されている。
また 政府の公館として国賓などの
接待場としても使われている。