リベルダーデ広場に
海に向かって大きく羽ばたくような人物像があった。
エンリケ航海王子かと思ったが
像は この地ヴィアナ・ド・カステロ出身の
探検家であり、船主でもあった
ジョアン・アルヴァレス・ファグンデス
(João Álvares Fagundes)である。
彼は 北大西洋のニューファウンドランド周りの
航路を開拓(1520年)しており
ポルトガルで様々な鱈料理が
生まれる道を開いている。
この町ヴィアナは海と切り離すことはできなく
70隻の商船を擁していた時もあり
大航海時代(15~16世紀)には
ガリオン船や小型の帆船が
ヴィアナで造船されて出航し
インドや南北アメリカへの航路を回って
砂糖、黒壇、象牙などの異国の
品々を満載して帰港している。