(日本経済新聞 2003/12/13)
4月30日は
小説家 大佛次郎 がなくなった日
大佛次郎(おさらぎじろう)は
本名 野尻 清彦
1897年
横浜市生れる。
東京帝国大学政治学科卒業後、
外務省に勤務
1923(T12)年
関東大震災を機に外務省を辞し、
文筆に専念する。
1924(T13)年
「鞍馬天狗」シリーズ(47篇)開始
前近代的大衆文学を刷新し
その斬新な作風は急速に支持を得た。
また「赤穂浪士」を
東京日日新聞(1927-1928)に連載
歴史と社会に取材した作品を多く発表する。
・開化期の横浜を描いた「霧笛」(1933)
・戦前と戦後の日本人の
心理を描いた「帰郷」
(1950 日本芸術院賞受賞)
・パリ・コミューンの史料を
駆使した「パリ燃ゆ」(1964)
1964(S39)年
文化勲章受章
1967(S42)年から死の直前まで
朝日新聞連載のライフワーク
「天皇の世紀」を執筆(1555回)
1973年
転移性肝臓がんにより死去
享年75
横浜・港の見える丘公園に
大佛次郎記念館がある。
作家の野尻抱影
(正英・1885-1977)は兄
(Webから)
監督:大曾根辰夫 (1951・S26)
嵐寛寿郎 美空ひばり 月形龍之介
嵐寛寿郎(アラカン)が演じる
神出鬼没・正義の剣士 “鞍馬天狗”が
角兵衛獅子の杉作を助ける・・・
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