あかない日記

写真付きで日記や旅行・趣味を書き留める

台湾紀行(139) スターバックス

2014-01-18 | 台湾紀行

 

  スターバックスの看板が見える。

  台湾のスターバックスは 食品流通大手・統一企業傘下にあり
 「統一星巴克(股)有限公司」という。
  因みに 統一グループの「統一超商」は 「セブンイレブン」を経営している。
 

  スタバは1998年1月1日に台湾に進出して
  今年16年目を迎え 店舗数は300店を突破している。 

  進出当初は人口20万人に1店程度の展開としていたが
 現在は約8万人に1店との計算で展開している。

  お茶の国である台湾でのコーヒーショップの営業は疑問視されていたが
  順調にコーヒー愛飲者を増やし 大きく展開し続けている。

  また スタバの価格は決して安くはない。
  中国では価格を巡って他国のスタバと比べ高いと議論を呼んでいるが
 来店者が店で読書や商談などをするなど
  “売っているのはコーヒーだけではない”

      また “中国人は何時間も店内で過ごす。
        他国では持ち帰りが多く収益の仕組みが違う”

  などの意見もあるようだ。

 

 

 


台湾紀行(138) 吉野家

2014-01-17 | 台湾紀行

 
   
                                            吉野家 忠孝東路店

 

  忠孝東路の途中に 見慣れた「吉野家」の看板が見える。

  現地ガイド曰く
 
  「困ったときの吉野家ということで ずいぶん利用している。」とのこと。
 

  吉野家のHPによると 1988年に台湾に1号店が出来て 

  2013年現在 店舗数は57店にもなる。その内29店が台北市に。

  スタンダードメニューは 日本と同じだが 台湾限定のメニューもあり 
 
  また飲料 デザートもあって ファミリーレストラン的にも

  なっている店舗もあるようだ。

 


台湾紀行(137) 元号

2014-01-16 | 台湾紀行

                        

                                  レシートの日付が元号になっている。

  台湾の年号は「民国」

 1912年(辛亥革命の翌年)の元旦が 民国元年となり

 西暦から 1911をマイナスすると民国の年数になる。


 よって 訪問時の昨年は 2013年 民国は 102年です。


 民国は 日本では元号となり 昭和 平成のようである。
 

  しかし 一部の人からは 民国紀元を外来政権である

 中国国民党政権が
  中国から持ち込んだものであるとしており

 民国紀元の使用に強く反発している。

  また 二から三桁表示であるため 西暦の桁と混同するなど

 システム上でも支障があるとも。


  因みに 中国では 元号は使用せず西暦にしている。

 

 


台湾紀行(136) 宝くじ

2014-01-15 | 台湾紀行

                              

 

  上の資料は 買い物のレシートだが 普通のレシートとは一寸違う。

  台湾のレシートは全て
「統一發票」となっている。

  表側上部に 8桁のアラビア数字が 刻印されて「宝くじ券」にもなっているのだ。

  2ヶ月に1回抽せんがあり 当選番号が発表されている。

  何故か? 

  お店や業者の脱税防止のための施策であり


  消費者から確実に日本と同じ消費税 5%を回収するためだそうだ。


  店背番号など すべて背番号で管理され

  レシート発行と同時に 国税局にもデータが送信されるシステムになっている。

   参考までに →2013年(民國102年)7-8月分の当選番号 

   残念ながら 当券は“ハズレ”でした。

 


台湾紀行(135) コンビニ

2014-01-14 | 台湾紀行

 

  台湾 行くところ行くところ 

  コンビニエンスストア(便利商店)が目立ち 乱立気味だ。

  特に「7-11」(セブイレブン)が目立つ。

  都市部では 「全家便利店」(ファミリーマート)も見かけた。

  他に「OK便利店」(旧サークルK) 「莱爾富 Hi-Life」(台湾オリジナル)もある。

  なるほど コンビニの人口当たりの店舗密度は世界一だそうだ

  日本のコンビニの系列であるから 店舗の商品棚配置や品揃えは

  日本と同じだが
 台湾ならではの商品も並べられている。 
 

  台湾でのコンビニの始まりは 1979年に「7-11」が

  あとのコンビには9年後になる。

 


台湾紀行(134) 刺青・タトー

2014-01-13 | 台湾紀行

 

   台北の街角で “刺青・タトー”の店を見る

  街中で 物を売るがごとく ごく普通に行われているようだ。

  そう~ 花蓮でのアミ族のショーで刺青をした踊り手もいたが

  台湾の原住民には当たり前 日本でもアイヌの人々も多くしているとか。


  「入れ墨」は体の大部分に 「タトー」はポイント的に入れている違いがあるようだ。

  また日本でも ニュージーランドの先住民マオリの入れ墨が入浴拒否となり

  問題になったニュースもあったが


台湾紀行(133) 糸美顔

2014-01-12 | 台湾紀行

 

  饒河街夜市の一角に 写真のような光景を眼にする。

  こんな所で一体なにをやっているのか
  化粧品の販売でデモでもしているのか?
 

  さにあらず これ 「糸美顔」というエステ。

  台湾 韓国 インドなどでは 
  昔から産毛除毛 脱毛をおこなう伝統的な美容法で 

  事前に顔にベビーパウダーをつけ 滑りを良くしてから 

  道具は糸だけ 糸の撚りがもどる力を利用して
  産毛を抜くというよりは毟り取る方法だそうだ。

  しかも 産毛除毛だけではなく 美肌にもなると
  アンチエイジングの期待できる
ことで 人気がある施術とのこと。

  女性の”美への挑戦”は どの国も同じですね!

 

 


台湾紀行(132) 紅豆餅

2014-01-11 | 台湾紀行

 

   

   「日式」 の文字に 反応して覗いたら 
    小豆アンの大判焼き 「紅豆餅」 だった。

    こちらでは 「車輪餅」とか「銅缶仔餅」 とも呼ばれてもいる。

   日本でも 「今川焼」 「太鼓焼」 「回転焼」など 
    形によっては 「鯛魚焼」 とも呼ばれているもの。

   この「紅豆餅」の外側はパリッと 中味のアンは 大粒であるが
   軟らかく バターの香りが あるとのこと。


   この屋台では アンものだけだったが 
   他には クリーム イモ ピーナツ ゴマ にさらに
   ミートソース など さまざまな風味のものも 売られているようだ。


   食してみたいと思ったが
  もう お腹の具合も それを許さない・・・
    



台湾紀行(131) 胡椒餅

2014-01-10 | 台湾紀行

 

 

   こちらは 饒河街夜市名物の名物 「胡椒餅」です。 
   列をつくって買う人も多いけど 作る人の数も凄い。

   この焼き釜を見て 幼少の頃のヤキイモのつぼ焼きを思い出したが
  日本でいえば肉マンかな?


   黒胡椒をたっぷり利かせた豚肉とネギのアンを小麦粉の生地で包み 
   焼き釜の内側に貼り付けて15分程焼いている。
   外側はフランスパンのようなカリっとしているが
  中身はネギと豚肉がたっぷり入って
いい香りがする。
   一つ45元 熱々なので 
   口を焼けどしないように注意して食べるのがこつ。

 


台湾紀行(130) 焼烤杏鮑

2014-01-09 | 台湾紀行

 

  この屋台では 何を売っているか お分かりでしょうか?
 最初は「鮑」の字が目に付いて 鮑の塩焼きかなと思ったら

 エリンギの塩焼き 「焼烤杏鮑」です。

 「爆漿」とは「ジューシー」という意味。

 このエリンギ 日本では北海道で一般的な食用キノコとして出回っているが
 近年は 本州のスーパーでも売られ 鍋物 味噌汁 炒め物の具とされている。

 台湾中南部では「 珊瑚」 と称して栽培され 別名「玉米」という。
 一般家庭では 炒め物にすることが多いが スープや鍋物の具にもされる。
 しかし 夜店の屋台では エリンギの塩焼きとして売っており人気がある。

 


台湾紀行(129) 饒河街夜市

2014-01-08 | 台湾紀行

 

   宿泊ホテルの近く 
   士林と共に 台湾の2大夜市と言われている 「饒河街夜市」へ 

   台鉄「松山」駅の近くにあり アクセスがよく
  当日は日曜日の夜とあって 歩くにもままならない混雑さであった。


   直線の道一本 片道約400mに 屋台店 小吃店が軒を並べ
  さらに 両側の店には 雑貨や洋服 生活用品などを売っている。

   市中の店より 手ごろな値段で 屋台料理や品物が得られることが
  多くの人々を引きつけているようだ。


   中にも 人気があるのは 「藥燉排骨(リブ入り薬膳スープ)」
  「胡椒餅(胡椒風味の焼き肉まん)」

  そのほかにも オレオクッキー揚げや タイ風バナナクレープなど
 その人気度は 行列の長さを見ればわかるとのこと。


台湾紀行(128) 台北市

2014-01-07 | 台湾紀行

                                     稲光の中 台北市内へ向かう。

  台北市は 中華民国の首都(直轄市)
    面積は約272k㎡ 2010年人口261万人以上 
12区に分けられている。

  日冶時代からの日本の建築物 土木遺産 等の遺稿が多く
  また 名の町名が64もある。

  しかし こんなに日本との関係が深い都市でありながら
  日本の姉妹都市との関係がないのは不思議だ。

  写真遠くにランドマークタワー「台北101」が見える。
  2004年に当時世界第1位の高さとなる超高層ビル(地上492m、階数101階)
  として完成し、地上449mの高さにある91階には屋外展望台がある。
  この元旦には 各階から花火が打ち上げられ新年の幕開けを飾っている。

  ツアーオプショナルで 「台北101」見学があって 行くつもりだったが
  参加者が少数ということでキャンセルになってしまった。

 


台湾紀行(127) 李登輝

2014-01-06 | 台湾紀行

 

             

            「街道をゆく 四十 台湾紀行」
                           司馬遼太郎

   前回 孫文と 蒋介石 を話題にしたが
   ここで 台湾にとって忘れてはならない人物がもう一人いる。

  その人 「李登輝」(1923 大12年生)は
  日治時代には“岩里政男”と称し 中華民国の政治家・農業経済学者。

  中華民国の総統(1988 - 2000年)として 
  「中国大陸には中華人民共和国という国が存在することを認めた上で
  台湾には中華民国という別の国がある。」という考え方をしめし
  「反攻大陸」のスローガンを下ろして 
  現在の台湾は台湾という「本土化」を唱え 治安法を廃止させ
  政治の民主化を更に推進させている。
    

   「街道をゆく」は 1993年から1994年にかけて週刊朝日に連載され
 1994年に単行本として出版されたが
 その中で  李登輝氏と司馬遼太郎が対談している。

  これにより 台湾の実情と日本とのかかわり方がよく分かり
 日台の交流の一助になったが
  しかし これが大陸の反発を買い 司馬はそれまでの
 日中文化交流協会の代表理事を辞任するまでになった。

 

 


台湾紀行(126) 中山と中正

2014-01-05 | 台湾紀行

 

 

  台北市をはじめ 台湾各地に 「中山」とか「中正」と
  名のつく地名 施設や公園 道路が多くある。

  その「中山」は孫文 「中正」とは蒋介石のことで 
  中山は、孫文が自分でつけた号
  中正は号ではなく 蒋介石の本名の方だそうだ

  しかし 二人の人気度については 大きな違いがあるようだ。
  孫文(1866年生)は、アジアで最初の民主主義革命
  辛亥革命の指導者であり 大きな権力を握ることなく亡くなったため
  今でも 大きな人気と尊敬を集めている。

  また 蒋介石(1887年生)は 戦後戒厳令をしき
  自分に反対する人たちを弾圧した時代もあり 

  228事件や白色テロで多くの台湾人が犠牲となっている。

  特に、中国大陸からやってきた外省人でもあることから
  台湾出身の本省人の人たちから見れば 侵略者としての
  一面も持っているのでので 嫌っている人も多いようだ。

  そんなことから 2000年以降 民進党政権になってからは
  脱「蒋介石」が進んでいる。

  「中正国際空港」が 今は桃園国際空港になったことは
  先に話題にしている。


    中国・広州 「中山祈念堂」(資料から)

 

 


台湾紀行(125) 中正紀念堂内

2014-01-04 | 台湾紀行

 

                  台湾檜で八角形に国章をデザインした天井が見える。

  
    「中正紀念堂」には 
     故蒋介石総統 6.3mの銅像が安置されている。

  台座には 蒋介石の遺言が刻まれており 
    像の上には 「倫理」「民主」「科学」

  という孫文の三民主義の本質であり
   蒋介石の基本政治理念が記されている。

  また両側には蒋介石の名言である
   「生活の目的とは 人類全体の生活の向上にあり」

  左は「生命の意義は宇宙を継続する生命の創造にある」
    という 言葉が刻まれている。

  この紀念堂内では 1時間ごと正時に
  衛兵の儀仗隊交代儀式 (約10分程度)が行われており

  1日に10時から17時の8回挙行されている。