スコールにより溜まった水面に映す「中正紀念堂」
「中正紀念堂」は 中華民国の初代総統である
蒋介石 を顕彰し1980(昭55)年に竣工し
中国の伝統的な宮殿陵墓式により
かつては 日本軍軍用跡地でもあった敷地25万㎡に建てられている。
高さ70mの青い八角形の二重屋根に白い壁
中国の伝統的な宮殿陵墓式建築。
説明文によれば
屋根が八角形なのは「忠 孝 仁、愛 信 義 和 平」の八を象徴し
また「人」の字が重なって天に達するように見える二重の庇は
「天人合一(天と人が一つになる)」という中国思想を反映している。
また 屋根は 北京の天壇を模して造られ 瑠璃瓦は青色
壁は白色の大理石 記念堂前の伝統図案による花壇等は
「自由、平等、博愛」を象徴する青天白日と地に満ちる赤色と
一致しているのだそうだ。
加えて 89段の階段は 蒋介石の享年89歳に合わせてあるという。
ところで 当方 昨年の北海道雪祭りツアーに参加し
雪祭り会場で「中正紀念堂」を見たが
やはり本物のスケールには圧倒される。
(参照:2013/3/9 北海道冬紀行14)