アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

響くスタッカートに変えてみる-バイオリンレッスン(43)

2010年11月12日 | バイオリン
「あたばよ2の会」で参加者のみなさんが帰った後、ゆかりちゃんだけ残ってもらって追加で録音していた私。

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昨日のレッスンは「ガボット(コレルリ)」から始まる予定だったんだけれども、これをゆかりちゃん伴奏で録音して、あらかじめ先生に聞いてもらった。

先生からはメールで
「コレルリは、やっぱりかっこいいですね!
高音のドかなり頑張ってました♪」というコメント。

「頑張ってる」というのは何のことかというと、E線上の「ソ」から、小指をぐぐっと伸ばす「ド」に飛ぶところの話ね。前回のレッスンのとき、ここはふつうにやっても届かないから、「ソ」からポルタメントっぽく「ソ#」に近いところまでずらしつつ「ド」を取る、とアドバイスもらったのだった。

それから、家で何度もやってみたんだけど、ずらすところが安定せず、「ド」は当たるも八卦、当たらぬも八卦って感じで…録音は頑張ったけどちょっと届きませんでした的な。

録音: ガボット(Corelli)

低いですね明らかに(^^;; これを「かなり頑張ってました♪」と表現するやさしさはさすが。

それで、今週は「ソ-ド」に悩んで練習していて、やっぱり当たったり当たらなかったり。でも、レッスンで弾いてみたら、二度ともうまくいきました(o_o)

先生「ちゃんと弾けてるじゃないですか、大丈夫」
私「…たまたま当たりました」

指を離さないことなど、録音ではわからない(笑)アラの指摘がいくつかあったけど、マルもらいました。理想をいえばこういうふうに…でもきつかったらこれはとっちゃってもいい…とか、何段階か現実との折り合いがあって、先生の説明はわかりやすい。

あと、この狭い部屋で弾くなら「そのくらい」でもいいんだけど、ホールで弾くことを考えれば、フォルテでのスタッカートは弓をばーんと全弓に近く使うとか。そういう贅沢な(できない)指摘もありましたが。今後の課題ということで。

次の曲は「メヌエット(ベートーベン)」。ここでの課題も非常に似ていて、指を「二音」セットで考えて準備すること、弓を大きく使うところ(上げ弓で先から使うのは難しい…)など。

そのほか、フォルテでスタッカートが続くとき、これまでは弓を止めて、でも弓が弦の上に留まっている弾き方を中心に習っていたけど、「できればひとつずつ響かせたいですね」と、ひとつずつ弓を弦からふわっふわっと離す弾き方を習う。おぉっ、確かにこっちのほうがかっこいい。ベートーベンぽい。

さらに次は「ガボット(リュリ)」。こっちのほうが難しいような気もするんだけど、こっちのほうが私的にイイ曲だもんだから何度も弾いたので(^^;; こっちのほうがまともに弾けた。

スラーでつながってる二音の二つ目だけにスタッカートがついているとき、一音目と二音目はつなげるのかと思っていたけど(だってスラーでしょ?)、長く弾くけどちゃんと切るんだって。弾いてみると、慣れないのでちょっと戸惑ったけど、そのほうが慣れたら弾きやすそうだし、きれいに弾けるみたい。ピアノだったら切らないよね?? おもしろいもんだ。

あと、弓を弦から離して響かせるところとか、音階に近い動きのときのフレージングとかいくつかアドバイスをもらった。これは、楽しく弾ける曲になりそう!!(^-^)

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コメント (2)
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