アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

初心者限定! 練習しないで上達する発表会曲

2010年11月21日 | バイオリン
発表会の曲って、申し込みをするころ(数ヶ月前)に考えるわけだけど…

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ピアノならともかく、バイオリンの場合(つまり初心者の場合)、その数ヶ月間ずっとその曲を練習していてもしかたがない、と思うわけです。バイオリンそのものが下手だから弾けないのであって。その曲に専念するよりは、いろいろやったほうがうまくなるのが速い…かどうかはわからないけど、少なくとも無駄に飽きなくてすむ

なので、先月、「「サウンド・オブ・ミュージック」弾きます!!(録音有)」で書いたように、12月末の発表会で弾く予定の曲を一ヶ月ちょっと塩漬けしていました。

それで、そろそろ次回のレッスンには持っていこうかと思って昨日「封印」を解いてみたんですけど。

(1) もうすぐ17才
この曲での問題点は、
・ふんだんに出てくる半音のため、音程がとりにくい
・スラーでのポジション移動(同じ指で1st→3rd)の狙いが定まらない
・A線上「ド」(1st,中指)→E線上「ド」(3rd,薬指)のジャンプのあと、「ドシbラ」の音程がとれない
というところだったのですが、一つ目と二つ目はずいぶん改善していた。三つ目はあんまり改善していなかった(-_-;; これはこれに特化した練習をしたほうがよさそう。

あと、上記の「音が取れない」という問題が解決しないと、言ってもしょうがないので挙げてなかったけど、「強弱(ニュアンス)がつかない」という根本的な問題がある。3rdポジションでフォルテっていうのがどうもね。現状は、音の高さの都合ドリブンで強弱が決まってしまうというか(^^;;

(2)ひとりぼっちの羊飼い
この曲での問題点は、ひたすら、
「レイオロレイオロレッヒッホー」
「レイオロレイオロロー」
の移弦です。特に「レイオロレイオロロー」のほう。超忙しい移弦をしつつ、指ずらしまで入るという難物。

この曲を、「有効範囲のテンポ」で弾くのは無理では!? というのが、10月時点での感触だったが、この点はだいぶ改善していた。そういえば移弦の練習は教本でさんざん出てきたところだし、あと最近の「歌う曲」ラッシュで、弓使いそのものに慣れたというのもありそうだ。

とにかく、弾いていて「自由度が増えた」と感じた。テンポがどこまで「あるべき線」に近づくのかはよくわからないが…

まずゆっくり、音がつぶれたりしないできれいに弾けるテンポを調べると、「四分音符=80」だった。そこから、1~2度弾いてはメトロノームを1目盛り上げる、というのを続けていって104くらいまでは行った。メトロノーム表面の表示によればここいらへんから「Moderato」ゾーンに入っているのだが、聞いた感じはまだぜんぜん足りないようだ。

それからしばらく、「今は弾けてないけどとりあえず」の線で実験し、126くらいなら聞いていて許せる線になるし、最終的にはその線くらいに行けるのではという感触を得た。

…というわけで、「塩漬け作戦」はなかなか有効なようで…しかしポジション移動…

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コメント (2)
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