アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

またろうはやっぱりまたろうだった授業参観

2010年11月14日 | 高専生活
昨日土曜日は高専の授業公開。金曜日の学校を休みにして、その分を土曜日に回して公開するというもの。

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土曜日にしてあるのは、働く親への配慮でもあるだろうけど、受験を考えている中学生のためでもある。昨日行ってみたところによると、高専の保護者と、受験生親子が半々くらい?? どちらにせよガラガラだけどね。

一日ただ普段どおりの授業をやっているので、いつからいつまで見ていてもよい。またろうたちの授業は、Reading、政経 (この二つが午前中)、午後が機構学。わかりにくいという噂の機構学も気にならないことはなかったけど、午前から午後まで通しで見るんじゃ長すぎるのでReading後半と政経前半を見るつもりで、またろうの一時間後くらいに到着。

Readingの時間の途中から入っていき、教室の後ろから見渡すと、似たようなぼさぼさ頭が見渡す限り並んでいて(^^;; またろうはどこだろう。見慣れた頭なのになかなか見つからない。ファッションを気にしない男子の群れに「保護色」的に埋没していて、またろう自身に「動き」があったときようやく見つけた。

授業でやっていたのは分詞構文への書き換え。授業はわりとざわついてて、先生はいっしょうけんめい声を張り上げているが、私語の内容は課題関連で「これってHavingいる??」かなんかを互いに確認していることが多いようだ。ダレながらもまぁまぁみんな授業に参加している。またろうは前のほうで様子はよく見えない。

授業の最後、先生は文法事項のポイントをささっとまとめ、次回の小テストの範囲と、近づいてきた定期テストの文法範囲を説明した。またろうちゃんとメモとってるかな。

英語のLL教室から自分たちの教室に移動する途中、またろうがすすすと寄ってきて小声で「ほんとに来るとは思わなかったよ」。「親が参観に来るの当たり前じゃない」というと「でも高専だから~」とぶつぶつ文句をいっている。ま、実際、ほとんど来てないけどね。

次の授業は政経。内容は、企業の独占・寡占の話。先生は話のテンポもよく、板書やパワーポイントやプリントでの作業を混ぜて説明していく。私が聞いていてもけっこう引き込まれて、この先生うまいじゃん~当たりじゃん~。またろうはと見ると、板書はまじめに写しているが、先生が「語り」に入ると、なにやら傍らのレポート用紙にごちゃごちゃと書き込んでいる。明らかに授業とは無関係な、内職

あのさー、母が間近で見てるときに、それをものともせず内職するかなー。この態度は小学校一年生のときからまったく変わりがない。もっとも、そのころは「内職」しているという概念すらなかっただろうけど。

「ナッシュ均衡」についてのワークシートが回ってきたときや、次の板書が進んだときにいちおう反応するのが、昔と違って進歩した部分といえるか…

授業の半分が済んだところで、よそのクラスの物理の授業に移動してみた。またろうのクラスの担任の先生の授業である。先生は、クラス懇談会で見せる生真面目な態度とまったく同様、きっちりと授業を進めていた。内容は電磁気のところで、直線状に流れる電流が作る磁場の強さの公式を必ずおぼえてください、と強調していた。ほかの形状の電流にもそれぞれ公式があるけれど、今後学習が進めばより基本的な公式から導くことができるし、いざ使う必要があるときには何度も使うからそのとき覚えるでしょう、と。

クラスの雰囲気は、またろうたちとずいぶん違う。ここは「共学」だ~(化学系は女子が比較的多い)

そして帰る前にもう一度またろうの政経を廊下から除くと、レポート用紙(内職)のほうに一心不乱になっている。見ているうちに、先生の板書も進んできたが、またろうはなかなか反応しない。おぃー、話が進んじゃうぞー。念を送っていると、またろうはようやく反応して、板書を写し始めた。

こんな状況だから、日本史や政経のノートでときどき話が飛んでいたのだな。なるほど。

というわけで、やはり実際を見てみるというのは、様子がわかっていいですね(-_-;;

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コメント (2)
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