アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

二歳児クラスで落ちこぼれたまたろう

2013年10月11日 | 生活
飲んだり食べたり、出したり移動したり、ほとんどすべてを大人の手に頼っていたゼロ歳児のときは…優秀だとか優秀じゃないとかないよね、別に(^^;;

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いや、強いていえば、よく飲んで食べて出して、よく笑ってよく寝ていたまたろうは「優秀」といってもいいんじゃないだろうか。一時期の夜泣きを除けば機嫌も安定しているほうで、よく笑いカタコトをしゃべりいろんなものに興味を持って、反応はよかったと思う。むちむちぷにゅぷにゅしていたのでかなり重くて、抱っこすると腰にくるところが玉に瑕か。

しかしそういう時期を過ぎて二歳になるころまでには、たとえば自分で食べるとか、自分の使った食器などを運ぶ/片付けるとか、保育園まで自分の足で歩いて行くとか、衣服や靴の着脱をある程度自分でするとか、そういったことができるようになってくる。というか、(本人が)やりたがるし(手間の問題からも)やらせたいし(教育的観点からも)やらせなくてはいけないという話になってくる。

とはいえ、二歳児なんて親や保育者の思うとおりに「やる」とは限らない。「やだ」とかも絶頂得意になってくるからこじれるこじれる。だから二歳になって楽になるかっていえば、それどころじゃなくて、ぶっちゃけ「魔の二歳児」といったところか…それが「ふつう」なんだと思っていた。

実際、二歳ごろになって、またろうのいる「生活」というものが非常に大変になったという実感はあった。

とにかく思ったようにことが運ばない。二歳児相手なのだから複雑なことをさせようってつもりはなく、ただ食事や風呂や着替えや歯磨きや、そんなことを着々とこなしたい、だけ、なのである。保育園では先生方はゆったり「待つ」姿勢でなるべく本人の「ジブンデ」を生かすようにしてくださっているようだけど、うちではちょっと省略して、手伝ってしまったり、やってしまったり。ほめたり脅したりすかしたりおだてたり。

…でも何をどう工夫しても、たったそれだけのことが停滞し、どうしようもなく生活をどろんどろんにしていました。そもそも、またろうを連れて保育園に行き、そして帰ってくるというこの往復ができない。またろうが思ったほうに進まなかったり、逆走したり、水溜りで釘付けになったり、とにかく徒歩四分の道のりに余裕で40分かかる。こんなんじゃ生活できない。

それにしても、同じクラスのお母様方は、お子さんの手をつないですいすいと行き来しているように見える。あれはいったいどうやってるのだろう??

私にとってはまたろうは第一子なので、多くは謎に包まれていて、またろうが変わっているというよりは、自分の誘導が下手なんだろうという気がしていた。だって、またろう自身は話も通じるし集中して遊ぶときはよく工夫してるし体や動作の発達もごくふつう、何も問題はなさそうだったから。

よしぞうも私と交代で保育園の送迎をしていたが、またろうが動かなくなると「強制撤去」といって、またろうと会社の荷物と保育園の荷物を全部抱えて運搬することで決着をつけていたため、あまり問題は表面化しなかった。

保育園の先生方も、複数で子どもたちを見ているし、家事しながら見なきゃいけないわけじゃないし、なにしろ「プロ」なんだから、うまくやってくださっているのだろうと思っていた。

しかし、その幻想は保育園の個人面談で見事に打ち砕かれた。

「またろうくんは、集団についていけてません」

…先生方も困っていたの?? またろうは「ふつう」じゃないの!? そもそも二歳児クラスの「集団」って何!?
(つづく)

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コメント (10)
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