アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

弓は、放せば落ちる。物理法則。

2013年10月12日 | ピアノ
すごーく間が空いたけど、ようやくチョビ同伴バイオリンレッスンに行ってきました(^^)

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引き続きのお題は、やさしいカイザー6番。これを、「練習1」のリズムで弾いてくるという話だったんだけど…

(↑「リズムをしっかりとるために」って大嘘。四分音符のまま弾けばちゃんとリズムがとれるけど、分割すると弓がずれていって崩壊-笑)

これが、意外と難物で。素直に弾くと、弓がどんどん「元」のほうに来ちゃう。「タララ、タタタ」の繰り返しの中で、「タララ(上げ)」で3up、「タタタ(下げ上げ下げ)」で差し引き1down、これじゃ間尺に合わないものね。試しに先生に弾いていただくと、これがもう魔法みたいにカロヤカにつじつまが合っているんだけれども、「タララ」がやや節約モード、「タタタ」のときは下げを(目立たないように)多めにしているというわけ。

左手を動かさないで右手の動きだけ確認すると、「やや」そういうふうにできるんだけど、音程をつけるとまたカオスに(-_-;;

「ひじをほとんど動かさないで、『タタタ』はこのへん(手首あたりから先)使ってやわらかく」

んー。次回まで同じのを修行したほうがいいかもです。

すると先生、「次は~」…あ、「次」もありますか別に(^^;;

突然「スタッカートはやったことありますか?」と聞かれてちょっと困った。

もちろん、これまで先生の前で弾いた曲の中にもスタッカートは出てきたわけで、それでまぁテキトーに音を切って「スタッカートで弾きたいんだろうな」ということは少なくともわかるように弾いてたと思うんですが(それは先生もご存知だと思うんですが)、

つまりそれはスタッカートっぽくなかった(きれいじゃなかった)ということで、まぁ私もそんな気はしてたんですけど、

でもそれは、これまでスタッカートを習ったことがないからというわけじゃないんです。中川先生だってちゃんと教えてくれたんですけど、今でもやっぱりきれいにいかないってだけの話なんですよ。

それでまぁ、同じくカイザー6番の練習3

でスタッカートをやることに。次の7番もスタッカートです。

そこから、先生の実演→私がマネるところに入ったのですが、これがね。先生がやると、確かに説明どおり、弓が自然に「落ちて」自然に「はねて」いるようだけど、そして先生は「放せば必ず自然に落ちるので」といって、力を抜くように説明するんだけれど、

物理というなら私も得意なんですけど(爆)

ただ力を入れないだけでは決してそのように美しく音楽にはハマらないのですよ。ごく目立たない力で絶妙にコントロールされているからこそ、きっちりリズムにおさまり、かつ、きれいに響いているわけで。

というわけで、先生の手元をガン見しつつ、バイオリン的物理の世界に見とれていました。いやー、すごいわ。


カイザーのあとはモーツァルトのソナタの指使い・弓使いのアドバイスをもらいました。方針が固まったので、これで気持ちよく練習できるわ~
(先生が弾くモーツァルトは艶と深みがあって素敵♪)

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コメント
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