アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

「二歳児クラス」という場

2013年10月15日 | 生活
幼稚園で、いわゆる三年保育というのは、保育園でいう、三歳児クラスから五歳児クラスにあたる。

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「二歳児クラス」は、幼稚園が始まる前の一年間。そこではどんな集団が期待されているのか…

ゼロ歳児クラス、一歳児クラスはほんとうにゆったりした時間が流れている。ゼロ歳児クラスなら、子ども三人に対して保育士さんが一人というのが「基準」で、うちが通っていた私立認可園の場合は、それに補助の先生もつく。ゼロ歳児が九人いるクラスで、担任が三人、看護師も他になにか「事件」がなければゼロ歳児クラスにいて、パートの先生もいるといった具合。

家庭であれば、親ひとりに子どもが一人とか二人かもしれないが、親は家事もしたいし昼寝やネットもしたいし(^^;; セールス電話や宗教の撃退などもすべて一人でこなさなければならないとなれば、そんなに心安らかではいられない。それに比べると、なんと落ち着いて子ども中心の時間が流れていることか…

ゼロ歳児クラス~二歳児クラスのことをまとめて「乳児組」と呼ぶこともあるが、それに対して幼稚園年齢と同じ「幼児組」になると先生の比率がぐっと下がる。幼稚園との横並びとか、いろんな都合や歴史的経緯があるんだろうけど、生活全般を抱える保育園の三歳児クラスで、子ども20人に対して保育士ひとりという基準はいかにも心もとないように感じる。

補助の先生はついていたのだけれど、それでも実感として突然大変になるのが三歳児クラス、という認識を保育園でも持っていたように思う。

そしてその手前の二歳児クラスでは、そういう「幼児組」にスムーズに橋渡ししたいという見通し(保育計画)を持っているのだろう。

二歳児クラスの配置基準は、子ども六人に対して、保育士さんが一人となっている。クラス18人に対して、担任が三人(+パートの先生)。つまり、またろうの支度が遅れて、みんなといっしょにお散歩へ出発できないときも、ひとりの先生が残るなどして対応してくださってはいたのだ。いたのだけど、「このままじゃ(来年)やばい」という危機感も持たれていたと思われる。

だから、個人面談で放たれた「またろうくんは、集団についていけてません」という言葉も、責めるとか切り捨てるとかいうことではなく、「いっしょに解決を考えてくれませんか」という投げかけであったとは思うのだけど、それなら。

…解決ってどこにあるの!?…

というのが問題になるわけだ。というか、解決を探るならまず知りたいことが、

…そもそも何がいけないの!?…

ということではないだろうか。(つづく)

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