アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

演奏を支える三倍の持続力

2013年10月25日 | ピアノ
今日は和太鼓のコンサートがあってよしぞうと行ってきた(^^)

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メインは田代誠さんで、ゲストがピアニスト(シンガーソングライター)のShifoさん。最初の曲がハチャトリアン「剣の舞」だったんだけど、これが、弦「打」楽器であるところのピアノと和太鼓が、丁々発止とかけあうのがほんとにかっこよくて、あとジャズ風の曲ではコンガ(これも太鼓だけど)VS和太鼓の緊張感あふれるやりとりもとてもよかった。

ところで私は大のイケメン好きを自認しているが、通常の場合(?)、マッチョ好きではない。でも、田代さんの肩から腕、背中に盛り上がった筋肉は、ほんとうに理にかなった動作へとつながって、無理なく響く澄んだ力強い音となって躍動するところがたいへん美しく、惚れ惚れしてしまう(*^-^*)

Shifoさんも同じだったらしく、曲と曲の合間に、どうやって(そんな立派な)体づくりをしているのかというようなことを尋ねていた。

すると田代さんいわく、よく食べよく寝て規則正しい健康な生活をすることとかなんとか言っていたんだけど、そのほかに、
・太鼓だけずっと叩いていると腕とか傷めることもあるので、走りこみとか別のトレーニングを混ぜる
・集中して叩くときには三時間くらいぶっ続けでやる
だそうだ。

ああやって太鼓を叩く(すっごいハード)のを三時間とか尋常じゃないんだけれど、つまり、コンサートだと途中休憩とかはあるにしても一時間半とか続く本番になるわけ。本番というのはだいたい練習よりうまくいかないものだから、「三倍」ふだん持続してできているなら本番も大丈夫という勘定になるとか。(これは主に体力面の話?)

そういえば「三倍」という話は別のところでも聞いた。

私が、ショパンのワルツを弾いたときに、すんごい(私にしては)うまくいっていたのが最後らへんで大コケしたんだけど(^^;; それをこまたろう母さんが聞いていて、集中力の持続という話をしてくれた。こまたろう母さんの師匠がいうには、ステージで演奏するなら、通常時にその三倍の時間演奏してクリアできないといけないとのことで。(これは主に精神面の話?)


私の練習ときたら、ふだん10分とかの隙間時間でちょこちょこという感じがほとんどなので、三倍の法則でいえば3分とかの曲までしか持続力があてにならない勘定になる。まぁ、あながち否定できなくて、何かの会で10分の演奏時間枠をもらったときも、10分の曲にしないで3分3曲にすると成功率(成功というと言い過ぎだけど大失敗しない率)がだいぶ向上するような気がする。

つまりは10分の曲をモノにするなら、せめて続けて30分くらいはピアノ弾くようにしなきゃねぇ…みみっちい話だけど。

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コメント (2)
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