アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

アイネク、弾けないスピードの中で

2013年11月24日 | バイオリン
アイネクレッスンの二回目、三楽章&四楽章をやるはずだった日が台風で流れて、のびのびになって今日に変更になってました。

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結論からいえば…

いやー、延びた意味はあった(^^;;

…つまりですね。三楽章&四楽章をやるとすごく関係ある、
「長いスラー」
「スタッカート(というか、弓をはねさせる弾き方)」
については、自分なりにかなり改善があったんです。この二ヶ月かそこらで。

その改善なしでは、今日はまったくやれなかったと…まぁ、改善ありでも、やっぱりやれなかった部分は大きいのですが。

ちょっと予想していたことではあるのですが、今日行ってみたらば、
まっこと、速かった(-_-;;

四楽章なんて、「ほんとのテンポ」はそりゃもっと速いんだろうけど、とにかく、私が一人で練習するときは、自分が「弾けるテンポ」で練習しているので、ゆーーっくりだったのね。

三楽章なんて、「メヌエット」なんだから、別にほんとのテンポだって「かっ速い」わけじゃないんだけど、私が練習していたテンポは、もっすずっとゆっくりだったのよね。

それで、あーヤバ、とは思ったのですが、周りはそれで弾けるらしかったので、まさか私ひとりの都合に合わせてもらうわけにもいかず、もうそのまま行けるところまで行くしか。

三楽章はそれでも、最近「長いスラー」がマシになってきたという、そのちょうど「マシ」分でなんとかついていけて、楽しくアンサンブルできました。弓の配分とか、フレーズのしっぽとか、なかなか思い通りまではいきませんでしたが、少なくとも「精神を汲んで」というか。


このクレッシェンド、みんなとそろえて「開始」するところがミソなんですが、仮に実際の音がそう出せていなくても、動作や「気持ち」ではそろえる。

そして、この行の最後、フォルテのままで終わるんだけど、フレーズの最後は「おさめる」。短めに、なめらかにすぼんで余韻ありな感じ。そういうのも、仮に実際の音が「ぶちっと」系でも、気持ちだけはふわっと(^^;;


この、移弦する「うねうねうね」が、超絶苦手だったんですが、今ちょっとだけマシになったところ。均等とはとてもいえませんが、とにかくアンサンブルについていって、「ふーーー」と思っていたところ、隣の方がびっくりな質問「このファ#レファ#レファ#レ、のところは移弦ありとなしとどっちがいいでしょうか?」

私は、その次の「ミド#ミド#ミド#」「ソラソラソラ」がどうしても移弦ありになっちゃうんで、それをどうこなすかで頭がいっぱいでしたが、世の中、増やそうという人がいるとは(笑) それは、開放弦(レ)を使うと、そっちだけ大きくなっちゃったりとか、不均等になりがちだからというような趣旨で、それはそれでもっともなんですね。

すると先生は、ひとつのパートひとりならそれもありかもしれないが、複数いると移弦ありが揃いにくいので、好き好んでやるものじゃないかもしれないということと、それから、古い時代の曲ほど、開放弦が「よく鳴る」こと前提でどんどん使っていく、「こわがらずに開放弦を使ってください」ってなことをおっしゃってました。

「こわがる」…開放弦だったら、音程もずれないし、ラクだなってことで、開放弦を怖がるっていう感覚はなかったな。これがまさに、初級者ってことなんでしょう。

それでまぁ、三楽章はほぼ無事に行ったのですが、四楽章がね。速いとどうしても弾けないところ、というのが随所にあって、もうそれはしかたがないからうまく「カスミッシモ」して、なるべく速やかに合流する。そして、かすんでる間も動作的になるべく違和感のないようにするってこと。隣の人が落ちずにずっと弾いてるらしいのが救い。

そうやって、弾いた気になって、どんどんいくと、音楽の面では、「こうやりたい」テンポに近いわけだし、私が落ちてる間も粛々と曲がつながっていて何事もなかったかのようにその響きの中にいられるので、これはこれで悪くない(^^) 気持ちよく、アンサンブルした気で終わりました。

今度、サロンエスプリでアイネクをやるときは、2ndにダブルで人がいるわけじゃないので、私が弾けるテンポにしてもらうしかないけど。

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コメント (2)
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