アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

もっと死神みたいに弾いてください

2017年05月04日 | ピアノ
artomr先生レッスンのときに、曲の最後の静かに終わるところがなかなかOK出なくて、

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「もっと死神みたいに弾いてください」(o_o)とか言われてたんですけど

ココです↑

「それだと優しい感じになっちゃってるのでもっと感情なしで」
ただ静かになってくんじゃダメらしくて…

ここに書いてあるperdendoっていうの
知らなかったんですが
「これで納得! よくわかる音楽用語のはなし」
に載ってました。

音楽用語としては、音量下げ、かつテンポ下げ、ってなあたりが常識的な線らしいのですが、
イタリア語としての基本の意味は、「あったものが、無くなる」ということだそうで。

乳歯が抜けた(乳歯がペルデレ)
頭がハゲた(髪がペルデレ)
犯人を取り逃した(犯人がペルデレ)

みたいな具体物でもいいし

良い関係を失う、平常心を失う、のような精神的なものでも。

音楽でいえば、音自体がなくなっていくことが重要で、
もちろん音量もですけど、
速度とか表情とか感情とか…
音楽そのものがなくなっていくような感じ。

まぁそういうことを考えると、死神みたいな、というのはあながちartomr創作(妄想)ということではないのでしょう。

感情も、勢いというか生気も、失っていく感じで。

クライスレリアーナの最後をパクっているオマージュしている(artomr説)
(確かにリズム似てます)

音楽用語を、用語としての意味だけで済ませずに(アンダンテといえば「歩く速さで」みたいな)
言葉のニュアンスまで踏み込むと妄想が広がってよいですね。


この曲(ラフマop32-2)の中でいうとたとえばvoloceと書いてあるところがあるのですが、
もちろん意味は「速く」です。プレストっていうとなんか「速く」みたいだけどあれはスピードの速さでなく時間の早さが言葉の意味だそうで、アレグロは明るさ、ハイテンションみたいな精神的な快活さを示している。それで、純粋にスピード速いのはveloce。

確かに、転げ落ちていくがごとき箇所に書かれています。どーーーっと速くなっていくように弾きたいですね。現状弾けてませんが(^^;;

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