ベトソナフェスの前々日、内藤先生のレッスンに行ったとき、
会社帰りにレッスン寄るってことはもうその日はピアノ弾けないわけで、
前々日に(レッスン曲の)シューベルトop90-3だけ弾いてるってのもどうよ、と思って
←一筋縄ではいかないのがいいところ
「レッスンの翌々日がベトソナフェスで、9番を弾くのでそっちも気になります。レッスンの20分くらい残して、そちらも聞くだけ聞いていただいてワンポイントとか(根本的に直されても直せないので-笑)お願いしてもよいでしょうか。」と事前にお伺いをたてましたところ、先生「わかりました!」ってことでした。
しかし私が実際によろよろしたベトソナを弾くのを聞くと超~どこもかしこも気になってしまうらしく。
先生「…これ、いつ弾くんでしたっけ」
私「あさってです!!(^-^)」
先生「…」 (←このくらいでうろたえてるようじゃ私の先生は務まらないわよ!!)
ここはペダルごく薄くふんで、スタッカートでなくスラーでなく…
ここはヴィオラパートもっと豊かにうたって
とか細かく止め始め、あまりに時間を食ってしまったので、それじゃ終わりゃしませんから~と私のほうから止めて
「もう、あさっては弾けるように弾きますからあらためてレッスン来ます」
ということにしました。
途中で(というか入り口で)止めたとはいえいろいろ教わったのですが、それでいきなり二日後の演奏に反映させるほど器用じゃないので、別にベトソナフェスでの演奏が画期的に改善したということはない、というかむしろ「あっ、ここでこんなこといわれた」ってひらめくととっさにミスタッチしてしまうという副作用があって、あんまり直前に見てもらうのは良し悪しというかまぁ(私があえてお願いしたんですけども)
でも、なんかとてもよかったと思ったのは聴くほうのことです。ソナタの基本的な形ってのは、スタートでの調からこう転調してこうなって…展開部がこんなで再現部こんな。というのがあるわけですが、ベートーベンさんあんまり天才なのでそんなカタには収まらず、転調するにもあっちいってこっちいってようやくここへ、とか、意外なものが出てきて驚かせておいて、とか、なんだどこへ行くのかさっぱり、とか、ともかくいろんな仕掛けが自在に出てくるんですよね。
「その点、クレメンティーとかソナチネアルバムにあるようなつまんないソナチネとはぜんぜん違います」と内藤先生、ベトソナについて語らせたらこれはけっこう長そうです。ちょびっとしか聞けませんでしたが…
でも、そのちょびっとが頭にあって、フェスでどっぷり丸一日ベトソナに浸ったので、なおさら楽しめたというのがありました。
ベートーベンが実にいろんなことをやってて、曲の中には「?」と「!」が溢れているし、
またそのバラエティーというか幅広さがもう半端ないんですよね。初期中期後期までずずずいっと。
演奏も、それぞれそういうベトソナの魅力に惹かれた人たちが、「コレいいでしょ?」と弾いてるんだからそりゃ説得力あります。ほんとこんなにずっとベトソナ聞いてて飽きないなんて自分で自分にびっくりでした。
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しかし私が実際によろよろしたベトソナを弾くのを聞くと超~どこもかしこも気になってしまうらしく。
先生「…これ、いつ弾くんでしたっけ」
私「あさってです!!(^-^)」
先生「…」 (←このくらいでうろたえてるようじゃ私の先生は務まらないわよ!!)
ここはペダルごく薄くふんで、スタッカートでなくスラーでなく…
ここはヴィオラパートもっと豊かにうたって
とか細かく止め始め、あまりに時間を食ってしまったので、それじゃ終わりゃしませんから~と私のほうから止めて
「もう、あさっては弾けるように弾きますからあらためてレッスン来ます」
ということにしました。
途中で(というか入り口で)止めたとはいえいろいろ教わったのですが、それでいきなり二日後の演奏に反映させるほど器用じゃないので、別にベトソナフェスでの演奏が画期的に改善したということはない、というかむしろ「あっ、ここでこんなこといわれた」ってひらめくととっさにミスタッチしてしまうという副作用があって、あんまり直前に見てもらうのは良し悪しというかまぁ(私があえてお願いしたんですけども)
でも、なんかとてもよかったと思ったのは聴くほうのことです。ソナタの基本的な形ってのは、スタートでの調からこう転調してこうなって…展開部がこんなで再現部こんな。というのがあるわけですが、ベートーベンさんあんまり天才なのでそんなカタには収まらず、転調するにもあっちいってこっちいってようやくここへ、とか、意外なものが出てきて驚かせておいて、とか、なんだどこへ行くのかさっぱり、とか、ともかくいろんな仕掛けが自在に出てくるんですよね。
「その点、クレメンティーとかソナチネアルバムにあるようなつまんないソナチネとはぜんぜん違います」と内藤先生、ベトソナについて語らせたらこれはけっこう長そうです。ちょびっとしか聞けませんでしたが…
でも、そのちょびっとが頭にあって、フェスでどっぷり丸一日ベトソナに浸ったので、なおさら楽しめたというのがありました。
ベートーベンが実にいろんなことをやってて、曲の中には「?」と「!」が溢れているし、
またそのバラエティーというか幅広さがもう半端ないんですよね。初期中期後期までずずずいっと。
演奏も、それぞれそういうベトソナの魅力に惹かれた人たちが、「コレいいでしょ?」と弾いてるんだからそりゃ説得力あります。ほんとこんなにずっとベトソナ聞いてて飽きないなんて自分で自分にびっくりでした。
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