アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

ガムランとラヴェルと

2017年05月21日 | ピアノ
今日は、ラヴェルのピアノ協奏曲(一楽章)を聞いてきました。

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この曲、「のだめ」の中では因縁の曲で、ちょうど、のだめがこの曲を聞いてパァァ~これいつか弾きたい!! 千秋先輩の指揮で!! って盛り上がって帰ってきたところ、千秋がルイとこの曲で共演する話を聞いちゃったという…

のだめがいうように「ぱぁーん!!」ってムチの音で始まって、おもちゃ箱ひっくり返したみたいに楽しい曲ですよね。

今日のコンサートは、ワンコインで聞ける(子どもは無料)ファミリーコンサートというイベントで、この安さは大学の催しならでは、だけど、ソロのピアノを弾くのは学内でオーディションやって選ばれたわけで、それこそ音大ひとつの中にこれ弾きたい人はごろごろいるだろうから、すごいね。

野歩くんのピアノを初めて聞いたとき、彼は小学六年生の「不思議ちゃん」だったけど、
こんなに大きくなって(大学二年生、ハタチだ)
立派になって…

感涙です(;_;)

ジャズっぽい曲、ノリよく鮮やかに弾いててかっこよかった(^-^)

もっと濃いぃオーラ全開で、けれんみたっぷりに弾いてくれてもいいんだが…

オケをバックに協奏曲弾いたの初めてだそうだからそのへんは今後に期待しよう。


コンサート自体は、子どもが楽しめるように組まれたものなので、打楽器がフィーチャーされてて、楽器の紹介やら参加型のリズム合奏やら
それをリードしてたおじさんが芸達者でおもしろい…N響の首席ティンパニ奏者だって。

選曲もその趣向に合わせて、打楽器が活躍する派手系の曲だったわけだが
レスピーギの「ローマの祭り」とか…
盛りすぎで、なんというか、好きかどうかよくわかんない(^^;;

別に、うるさいのが絶対ダメってことはないのよ。

むしろ、このコンサートのプレコンサートとしてやってたガムラン演奏(と踊り)。
これは、バリ・ガムラン研究会の方々が演奏してくれたんで純ジャパだけど
でもとってもよかった。

テンポアップ、ボリュームアップしていくところの高揚感ヤバイ

癖になる音階も。(レミbファラシb、みたいなやつ)

(ガムランって、ちょっと幅広めの鉄琴みたいのを木槌で叩くんだけど、
すごい力強く響いちゃうから、
右手で叩きながら、次の音叩くときは
いちいち左手でパッと触って音を止めるのよ。
速くなってくるとこの左手の忙しさもハンパない)

こういう、西洋音楽じゃないやつもいろいろやってる人がいるのね。


演奏後、司会のおねえさんにインタビューされた野歩くんがいうには、
「(この音大のいいところは)自由にあれこれできるところ」
「音楽を学ぶには最適!!」
とのことで、確かに、自分が演奏をする体験から(オケをバックにして)、
いろんな音楽を聴く体験から、
幅広く自由に触れられる…

音大という場にいて今めいっぱい楽しくていろんなことを吸収してるんだろうね。


音大楽しそう(定年まで待たなくてもちょこっと行ける一般向け講座もあるらしいよ)

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コメント (2)
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