アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

人生初スクリャービンのレッスン

2020年04月14日 | ピアノ
スクリャービンの楽譜を買ったのはいつだったか、ずいぶん前のことで、それから弾こう弾こうと思いつつ…

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えっと。。
いつだっけ、と覚えていないときは自分のブログを検索。(←便利)

すると、2011年09月19日の日記「グラピのある三部屋で大規模オフ会」が出てきました。スクリャービンを素敵に弾くとーるさんの演奏を聞いて、
「スクリャービン弾いたことない私にお奨めの一曲を教えてくださいというと、プレリュードop11-11を推薦してくれた。」

もうちょっと詳しくいうと、「今、私の演奏聞いてましたね? どのくらい弾けるか弾けないかわかったよね?? で、私にも弾けそうな曲あったら教えて」とかいったんですよ確か(←図々しい)

それで、まさにこの曲だったですね(忘れてた)

Web練習会に貼った録音のとおり、現状は「これから練習する」といったところでゆーっくり弾いていますが、この先、自力で練習しても速くなる気がしないって感じなのでまずはartomr先生に聞いてみよっか、という、そういうレッスンでした。

この曲、比較的シンプルで短い(見開き2ページ)ですけれども、スクリャービンらしさがぎゅっと詰まった魅力的な曲です。

artomr先生曰く、対位法っぽい感じと和声の響きとひっからまった曲なんで、とにかく重層的な流れの音量バランスが大事だと。

そういうコントロールをするためには、指使い、ポジション(の区切りと移動)をしっかり検討して、つまり動きをしっかり分析したうえで、無駄なくさっと早め早めの移動と準備。

弾くときには既に鍵盤直上にスタンバイ。

…動きの計画をしっかりしたうえで、やっぱりずいぶん練習しないとこの曲は弾けない(そりゃそうだ)

どの曲でも、そしておゆき先生でもartomr先生でも、毎回まいかい最近おんなじこと言われているような…

せっかくなんだからちゃんと細かいところまで磨いて!!
やればできるとこまで来てるんだから。


それから、(音が並ぶようになったとして)ペダルやルバートの考え方の説明と実演。


この↑2小節目(全体では24小節目)の最後ではルバートすべき。なぜか?

私は、fから、急にdim.してしっかりpにして25小節をスタートするなら間がいるかな、と思ったんですがそれだけではなくて
この小節、ペダルをずっと踏んでいるとしたら音階の中にある音が全部出てくる響きで(でもとってもきれい)
それでいて最後はファ#だけに収束する。とくべつ。

確かに、最後の八分音符のぶんは、ファ#が3つ。

で、たいていのところは、弾きやすさのため高いところの音は右手で取るとかの融通を聞かせていいんだけど、
この跳躍だけは!! 左手でちゃんと全部弾く。自然にルバートできるように。

なるほどー、おもしろいね。

出会ってから9年経って今ここ。


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