アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

速く弾くためのリズム練習(タッカタッカ)とかあったね

2020年05月21日 | ピアノ
現在私が練習している…というか、
少なくとも、練習しようとしてコピー譜をピアノのすぐそばに積んである曲の中で、

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一番滞っているのがベトソナ28番の二楽章。
(ちなみに、二番目に滞っているのは平均律第一巻第二番のフーガ)

滞る理由は、とにかくなんかぜんぜん整ってこなくってどうしていいかわかんない→あんまり弾かなくなる…ってなもんなのだけど、この停滞二曲をまとめておゆき先生にレッスンしてもらおうと思って、まずはレッスン前動画を取ろう!! と。

動画を取ろうとすると、横道(ほかの曲)に逸れずに四苦八苦してこの曲を弾くからね。練習を進めるには、よい作戦です(^^;;

とりあえず、今日のところはフーガを取りました。ふぅ。。

ベトソナどうしよう、ってんであれこれやっていると(とても動画を取るどころではない)
ふと、思い出したんだけど…

昭和のピアノ教室では頻繁に使われていた方法で、でも今日びあまり見かけない気がするんだけど(気がするだけかもしれない)、
速く弾きたい曲(フレーズ)の練習法として、「タッカタッカ…」あるいは「タカッタカッ…」てリズム練習するというのがありませんでしたか?

生徒たちは、たとえばツェルニー30番のどれかを、「次回のレッスンまでにメトロノームいくついくつまで上げてらっしゃい」とか言われると、

作戦その1: メトロノームを1目盛ずつ上げる。
…上げたことを気づかないくらいじりじり上げていけば、そのうち目標テンポに到達するだろうという、成長の速い植物を植えてその上を毎日飛び越す忍者の修行みたいな(笑)

作戦その2: リズム練習(「タッカタッカ…」「タカッタカッ…」)
…「タタタタ…」って目標テンポで弾けないわけで、一つおきに間を取る。要するに、付点のリズムにする。「タッカタッカ…」「タカッタカッ…」を組み合わせれば、結果的にどの音も速い動きで弾いたことになるから、まぁその二パターンの速いとこどりをすれば「タタタタ…」になるだろうって寸法。

なんか、作戦その2って、こうやって書いてると嘘っぽいというか、アホみたいな作戦なんだけど、不思議とちゃんと効くんですよね。

欠点といえば、弾いててあんまり楽しくない(音楽に聞こえない)ということなんだけど、つまりはあんまりやりすぎると音楽を壊す副作用もあると思うんだけど、私はどうせ楽しくない練習をやりすぎることは絶対ないから大丈夫(と、ヤマハのときの先生が言ってた)。

話を戻すと、このベトソナ28の二楽章は、やたらとこのリズム練習みたいな「タッカ、タッカ…」の塊でありながら、ちゃんと素晴らしい音楽になっているという(うまく弾けばの話)ところがすごい。

まぁだから難しいに決まってるよね。いい感じの曲に聞こえるってのも難しいし、速く弾くのも難しい…元々が「タッカタッカ…」で、一個おきに出てくる短い音はかなり速く弾いてるのに、その比率のままさらに速くしようなんてのはさ…

そんなことごちゃごちゃいってないで練習しろって話ですよねハイ

---- 観賞非推奨、記録用
バッハ/平均律第一巻第二番フーガ

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