artomr先生レッスンの続き。というかここからが本番で、(ある程度)練習してあるop.11-11です。
←イイタイコトを3つにまとめてもらうとわかりやすいw
これ、とても優しい曲調ですが左手のアルペジオが鬼広(←勝手に作った言葉)なので弾くのはたいへんです。
というか、私はなんとなく、ゆっくり弾いて終わりのつもりでいたのですが(それでもきれいな曲なので)、
ゆっくりの録音を送ったら、artomr先生は「まずはそのくらいゆっくりで弾いて、だんだん速くしていくのがいいですね」などとおっしゃる。え、速くするの!?
レッスンでもやっぱり「ゆっくり」で弾いたんですけど、とりあえずテンポには触れずにまずここ:
プレレッスンでも言ってた三点目、この、どうやっても届かないところをバラして弾くのは当然ですが、
どうやってバラすといい感じなのかということですね。
artomr先生は楽譜に記入したように下からばらららんと行くのがお奨めだそうなんですが、そしてプレレッスンの動画でもそう弾いてくれてますが、
でもそんなふうにうまく入りません、どうしましょう。
すると、ここはどのみちいっぺんにならせない分、ちゃんと時間をとっていいところだということで、
しかも練習の最初のうちは殊更に時間を取ってしまってよいと(そのうち整ってくるから)。
それで、焦らずたっぷりまったりのつもりで弾いてみたらば、曲の最後まで(こういうのが何度も出てくる)なんかいい雰囲気で入りました。
時間たっぷりとったつもりのほうが、案外自然に入るようです。
artomr先生「今のよかったです。あとで録音を聞き直してみるといいですよ。自然に聞こえるのがわかると思います」
さて、そして特に難物なのが中間部の左手ですけど:
私は、右手で取れるところ(一番高いド#)を右手で弾いてしまって、左手の動きを節約してたんですけど、先生は、「ここは左手で弾いてほしいところだ」というんですね。わりとしょっちゅう、「弾きやすいほうが正しい」みたいな傾向の先生かと思っていたけど、ちょっと意外ですね。
ここについては「左手で弾いてほしい理由」は3つあって
- 直前にド#を右手で弾いているところで、しかも16分音符で速いので、右手で続けてド#を弾こうとすると抜けやすい。
- 左手部分をサポートすることにかまけていると、とても大事にしたい右手のフレーズが損なわれる恐れがある。
- スクリャービンってしょっちゅうこんな感じ(鬼広)なのでここで慣れておくとお得(笑)
音は6音ずつ規則的にグルーピングされているけれど、手のポジションでいうとグループの切れ目は違う。
(楽譜中、指番号に〇がついているのは細かいポジション移動、下の線で示しているのは大きなポジション移動)
だから難しいんだけど、そこに注目して練習してほしい。
そういう物理的な側面をどうにかしないと、なかなか素敵にならない…
けれどそれと併行して、フレーズ構造について考えてほしい。
artomr先生「今、もうひとつ作っている楽譜があって(!)それはフレーズ構造を書き込んでいるんですよ」
…おっとぉ…まだ来るんですね資料…
artomr先生「そういえばアンダンテさんがソのところをソ#と弾いてしまっていた件ですが、あれはけっこう正しい感覚なんですよ」
私「まぁ見てなかっただけですけども…」
artomr先生「ソ#が自然なところスクリャービンがなぜあえてソにしてるかってことですよね」
私「譜読み間違いを直してから弾くと、ソ…またソ…さらにソ…ときてやっとソ#にくるとおぉやっと来た、ってほっとします」
artomr先生「そうそう、それそれ」
ソ(のナチュラル)は「下方変位」(この時代の流行り)。これが続いて、ようやくソ#(通常状態)に戻った(霧が晴れた)ところでdimしてp
美しいクライマックス。
この、あえて小さくなるのがとても美しい表現なんだけど、このpのところと同じの和音が再度来る23小節では、今度はf
ふつうのクライマックス。
このピアノ(遠くにある目標?)とフォルテ(目的を達した?)を対比させてほしい。もうそれでこの曲はおしまいみたいなもので、
そのあとはみんなコーダ(ベースがずっとシ)
そうそう、プレレッスンで送ってきた動画では「3つのポイント」について話していたけれど、先生的に「これを伝えたい」というものをメモしていったら
18個
あったんだって(よく数えたな)。でもいっぺんにいってもわけわからんくなるから3つに絞った。
まだ先は長いようです(o_o)
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これ、とても優しい曲調ですが左手のアルペジオが鬼広(←勝手に作った言葉)なので弾くのはたいへんです。
というか、私はなんとなく、ゆっくり弾いて終わりのつもりでいたのですが(それでもきれいな曲なので)、
ゆっくりの録音を送ったら、artomr先生は「まずはそのくらいゆっくりで弾いて、だんだん速くしていくのがいいですね」などとおっしゃる。え、速くするの!?
レッスンでもやっぱり「ゆっくり」で弾いたんですけど、とりあえずテンポには触れずにまずここ:
プレレッスンでも言ってた三点目、この、どうやっても届かないところをバラして弾くのは当然ですが、
どうやってバラすといい感じなのかということですね。
artomr先生は楽譜に記入したように下からばらららんと行くのがお奨めだそうなんですが、そしてプレレッスンの動画でもそう弾いてくれてますが、
でもそんなふうにうまく入りません、どうしましょう。
すると、ここはどのみちいっぺんにならせない分、ちゃんと時間をとっていいところだということで、
しかも練習の最初のうちは殊更に時間を取ってしまってよいと(そのうち整ってくるから)。
それで、焦らずたっぷりまったりのつもりで弾いてみたらば、曲の最後まで(こういうのが何度も出てくる)なんかいい雰囲気で入りました。
時間たっぷりとったつもりのほうが、案外自然に入るようです。
artomr先生「今のよかったです。あとで録音を聞き直してみるといいですよ。自然に聞こえるのがわかると思います」
さて、そして特に難物なのが中間部の左手ですけど:
私は、右手で取れるところ(一番高いド#)を右手で弾いてしまって、左手の動きを節約してたんですけど、先生は、「ここは左手で弾いてほしいところだ」というんですね。わりとしょっちゅう、「弾きやすいほうが正しい」みたいな傾向の先生かと思っていたけど、ちょっと意外ですね。
ここについては「左手で弾いてほしい理由」は3つあって
- 直前にド#を右手で弾いているところで、しかも16分音符で速いので、右手で続けてド#を弾こうとすると抜けやすい。
- 左手部分をサポートすることにかまけていると、とても大事にしたい右手のフレーズが損なわれる恐れがある。
- スクリャービンってしょっちゅうこんな感じ(鬼広)なのでここで慣れておくとお得(笑)
音は6音ずつ規則的にグルーピングされているけれど、手のポジションでいうとグループの切れ目は違う。
(楽譜中、指番号に〇がついているのは細かいポジション移動、下の線で示しているのは大きなポジション移動)
だから難しいんだけど、そこに注目して練習してほしい。
そういう物理的な側面をどうにかしないと、なかなか素敵にならない…
けれどそれと併行して、フレーズ構造について考えてほしい。
artomr先生「今、もうひとつ作っている楽譜があって(!)それはフレーズ構造を書き込んでいるんですよ」
…おっとぉ…まだ来るんですね資料…
artomr先生「そういえばアンダンテさんがソのところをソ#と弾いてしまっていた件ですが、あれはけっこう正しい感覚なんですよ」
私「まぁ見てなかっただけですけども…」
artomr先生「ソ#が自然なところスクリャービンがなぜあえてソにしてるかってことですよね」
私「譜読み間違いを直してから弾くと、ソ…またソ…さらにソ…ときてやっとソ#にくるとおぉやっと来た、ってほっとします」
artomr先生「そうそう、それそれ」
ソ(のナチュラル)は「下方変位」(この時代の流行り)。これが続いて、ようやくソ#(通常状態)に戻った(霧が晴れた)ところでdimしてp
美しいクライマックス。
この、あえて小さくなるのがとても美しい表現なんだけど、このpのところと同じの和音が再度来る23小節では、今度はf
ふつうのクライマックス。
このピアノ(遠くにある目標?)とフォルテ(目的を達した?)を対比させてほしい。もうそれでこの曲はおしまいみたいなもので、
そのあとはみんなコーダ(ベースがずっとシ)
そうそう、プレレッスンで送ってきた動画では「3つのポイント」について話していたけれど、先生的に「これを伝えたい」というものをメモしていったら
18個
あったんだって(よく数えたな)。でもいっぺんにいってもわけわからんくなるから3つに絞った。
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