アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

お奨めスクリャービンはどっち?

2020年05月12日 | ピアノ
先日のピアノWeb練習会では、えっちらおっちら人生初スクリャービンの前奏曲op.11-11を弾いていたけども…

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artomr先生とレッスン曲の相談をしていたときに
「スクリャービンの前奏曲は、この前の曲は結構難しいですよ」 ← op.11-11のこと
「アンダンテさんが苦なくできるのは、たぶん2番とかかな」

えっと2番…
…ってどんな… 検索するとこんな→Scriabin 24 Preludes Op.11 - No.2 in A minor

確かに、音符の数は少ないし、速い曲でもないし
けども
これってわけわかんない系(私の勝手な命名)じゃないですか

「わけわかんない系」とは、
たとえパラリとした音符配置であっても
予測つきづらく読みづらく
並べてみても「これでいいのか?」自信持ちづらく
いったいどう弾いたらイイ感じなのかわかりにくく
練習してもちっとも整ってこないという…

ゆっくりだからと甘く見ると痛い目に合う曲のことである。

(まぁアカンと思えば撤退すればいいだけなのだが)

けどせっかくのお奨めなのでいちおう弾いてみてから考えよう

と思っているうちにartomr先生から指使いペダルぎっしり書き込まれた楽譜が届き
試しに弾いてみますと、
たしかにわけわかんない、というか、のっけから疑問符しか浮かんでこない変な音形で始まり、
でもそれが高さを変えて繰り返されるうちに癖になるというか
そして、予測のつきづらい中間部に来るとなんかその「そっちへ行くんだ」が妙な快感で

…気になって何度も弾いてみてしまう…

ま、弾いてみよっかやっぱり。

それにしてもartomr先生の「アンダンテさんが苦なくできる」基準は謎である。
(だいたいピアノの先生の言う難易度と自分の体感難易度は合わないものだが)

11番のほうは、確かにあまりに幅広の伴奏系が弾きにくくはあるけれども、
「わけわかんない系」ではまったくなくて、
メロディー+分散和音の伴奏
という誠に馴染み深い進行で、
聞いた感じも実に「優しい(易しいではない)」

どう弾きたいかもすんなりわかる(ただ、なかなかそう弾けないだけの話)

なかなか音がスムーズに並ばないだけで、弾いてて楽しくなるまではスグだよね。

キャラの違う二曲だから両方やるのもいいけどね(短いし)

----- 観賞非対応、記録のための録音
スクリャービン/前奏曲op11-11 (本日)


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コメント (2)
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