アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

またろうの作り方: 初めての小学校・学童日記より(40)

2013年09月02日 | 小学生活
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6月某日:韻&宿題第二弾

朝ご飯のとき、またろうがパパに「えっち すけっち わんたっちー、あなたのおけつはなんせんちー、って知ってる?これ、『いんをふんでいる』んだよ」といっていました。パパびっくりして「韻をふんでるって、誰に教わったの??」

昨日のお風呂のとき、私がまたろうと入っていて、「、、て知ってる?」と聞かれたので、「ママが子供のころにも似たのあったよ。まったく同じじゃなかったみたいだけど」といってから、「言葉のしっぽが『ち』って揃ってて調子がよくって覚えやすいでしょう。こういうの『韻をふんでいる』っていうんだよ」と説明してみたのです。またろうはなんかこの難しげな響きが気に入ったみたい。

「おてらのじゅうべいさんが、そーだーのんでーしんだーそーだー、っていんをふんでる?」
「んー、まぁそうだね」
「はえがとんでるよー、はえー、っていうのは?」
「、、それは違う」
「あさのあいさつあいうえお、っていうのは?」
「それは頭が揃ってるから、しっぽが揃ってるのと似てて調子いいよね。『頭韻』っていい方があるんだよ。『頭の韻』って書くの」

すっかり気に入られて「えっち すけっち」をあっちこっちで連呼されそうなので、今日の寝る前ご本には「ことばあそびうた」を読んでみました。「またろうくん、いんをふんでるのが気に入ったみたいだから、そういうのいっぱい載ってるの持ってきたよ」

「かっぱかっぱらった
かっぱらっぱかっぱらった
とってちってた」

またろう大喜び。中でも気に入ったらしいのは

「はかかった
ばかはかかった
たかかった

はかかんだ
ばかはかかんだ
かたかった」

というもの。自分でも繰り返してうひゃうひゃ喜んで、「いんをふむっておもしろいねー」

さて、話は前後しますが、帰ってきたまたろうはなにやら胸のところに何か大事そうに抱えていて「またろうは何もってきたかー。ヒント、『が』のつくもの」

「がようし?」「がばん?」いろいろいってみても「ブッブー」、、「正解?ヒント?」「正解ちょうだい」「せいかいはっ、『がんばれおんどくくん』でしたぁー」、、そんなもんわかるか(-_-;;

その、「がんばれおんどくくん」と称する紙束は、表紙になる厚紙とプリント10枚からなるもの。これをのりで貼って本にして、一ページずつ「よんだしるし(自分で書く)」「いえのひとのしるし(大人が書く)」を埋め終わると学校に持っていって「せんせいのしるし」をもらうらしい。

はりきってのりをコテコテに塗って貼っていく。ずいぶんよれよれの本になったがうれしくて、10枚全部読んでしまった。最初のページに「よんだしるし」をつけながら、「この初めのやつ、ぼく見ないで読めるよー。『あ、つめたい。はやく、はやく。わすれものないかな、、」おいおい、それじゃ読む練習になってないのでは?

今日の宿題というのは別個にあって、連絡帳にまたろうの字で「ぬのぷりんと(平仮名の「ぬ」を練習するプリントという意味)」とある。「宿題先にやっちゃいなね」というとあっという顔で「、、忘れてきちゃった」「えーっ、かばんの中よく見てごらん」「うぅん、あのね、おどうぐばこの下にね、あったと思う」

というわけで、「ぬ」は明日学校に早めに行ってやることになりました。

* * *

「宿題に届かない」という長い時代の幕開け(-_-;;

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「アイネク」まずはひとりのレッスン

2013年09月01日 | バイオリン
昨日はさやか先生のレッスン。ここでなんとか「アイネク」アンサンブルレッスンの予習をしたいと。

   にほんブログ村 クラシックブログ ヴァイオリンへ←なかなか一ヶ月に一回にすらならない状況ですが

前回のアンサンブルレッスンでは第一楽章、第二楽章を中心にやったので、今度は第三楽章、第四楽章をやることになってます。それで、事前にはさやか先生に「第三楽章、第四楽章をお願いします」といってあったんだけど、レッスンの場になって先生に「第一楽章からやりましょうか?」といわれると…

…やっぱりやりたくなっちゃうよねぇ…

だってやっぱりアイネクはあのかっこいい冒頭がいいじゃない?

特にこの苦手な三重音をどうにかしたいよね。三つの弦をいっぺんに弾くイメージで、ちょっと弓を弦に押し付けるような気持ちでスタートする。弓を大きく使って勢い良く弾き、弓を弦から離して戻し次の「レ」に。くっきりはっきり弾く音(四分音符)と、やや軽く弾く音(八分音符)にめりはりつけて。

この一段で、何度かトライアル&エラーしていくと、けっこう別人のようにパリッとしてきた(^-^)

さやか先生が「とてもよくなりました!!」とほめてくれて、まぁ私もそう思ったんだけど、でもね。
私は知っているんだ。私は、レッスンの場でとりあえず「マネする」のはうまいんだけど、それをなかなか「おうちまで持って帰る」ことができないのね。

ま、けどイメージだけでも…だいじにして…

先生いわく、この冒頭の弓の使い方がパリッとかっこいいと、周りの人に「あの人うまい!!」って見えて、その他のところが多少もごもごしててもバレないって(笑) 若いのになかなかできた先生です。

ほかのところも地味に改善してもらいましたけど。「ここは、弓を節約していくと」次が弾きやすい、というところのチェックとか。あと、トリルは一回にしちゃっていいからタイミングに収めるように、とか。えー、実はアンサンブルの場ではそのようにしております。レッスンでは見栄をはりました(?) 多目に入れようとしたらやっぱり無理でしたね。

ゆったりの第二楽章では、第一楽章とがらりと感じを変えること…これは、アンサンブルレッスンでも強調されたことですね。それと、フレーズ感を大切にすること、とかね。大事なことは同じなんで当たり前です。フレーズの最後を静かに「おさめるように」弾くとかの注意事項は同じなんだけど、今回のレッスンで強調されたことは、フレーズの中が滑らかにつながるように、もっと弓の返しをスムーズにすること。

具体的にいうと、弓を持つ指や手首がもっと柔軟で、角度や衝撃をうまく吸収して、無理なく滑らかに弓が動くようにということですね。

…それがうまくできるってことが、とりもなおさず「バイオリンがうまい」ってことだと思うので、一朝一夕にどうかならないような根本的な問題ですが。

そう、弦楽四重奏の2ndとかだと「刻み」が多くなりますが、その「刻み」も初心者のギコギコと、上級者の美しく正確な「刻み」って、ぜんぜん別物。こないだ、ハッピーアンサンブルのときに、すごくうまい人の隣で弾く機会があったので、「おぉぉー」っと思ったんですよね。

とにかく、さやか先生がおっしゃるには、私のバイオリンの問題点はほとんどが右手。左手はよくできていると(いや問題はありまくりだけれども、そちらのほうは本人が問題を認識しやすいから徐々に改善が行われているということ)。それであらためて弓の持ち方!? とか考え出すと、これはずいぶん大きな問題だわね~

あ、それで、三楽章と四楽章ですが。三楽章のほうは長いスラーが問題で、「ここ弾けないんです」と予告して弾き始めたら、なぜだかきれいに弾けちゃって、「大丈夫ですね♪」と先生。あのー、たまたまなんですけどぉ(^^;; 電気製品が故障してサービスマンを呼んだらなぜか動いたみたいな気分である。

四楽章は三重音が続くところ、どうやって弾くのか謎だったのですが、これは具体的に教えてもらって解決いたしました。

ふー。とりあえず次のアンサンブルレッスンが楽しみだなっと♪

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