アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

曲の流れと「パン食い競争」

2013年09月07日 | ピアノ
チャイコンで優勝した神尾真由子さんを特集したNHKの番組(かなり古いやつ)の録画があってみてたのですが…

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神尾さんが天然!? というかまだ子ども(21歳だけど)というか。思ったことぽんぽんいうからすごくおもしろいの。

神尾さんの楽譜の書き込みを見てインタビュアーがツッコミを入れるコーナーがあったんです。

「in tempo」という書き込みについて
テンポどおりということです。
案外みんなそんなにインテンポで弾いてないものです。
(自分の演奏について)インテンポでも暇にならないくらいには弾けると思います。

「→」という書き込みについて
音楽の流れを止めないように前へ行くということです。
(流れを止めてしまうというのは)
パン食い競争で立ち止まってパンを食べてしまう人のようなもの。

? ? ?

つまり、演奏していくうえで、曲の中のあちこちで「やりたいこと」というのは出てくるものなんだけど、それを立ち止まって食べるんじゃなくて、一口かじって先に行くくらいの感じで前へ前へいくのがよい。

あぁそうか…

私が小学三年生のときに弾いた「エリーゼのために」の録音を聞くと、まったく「前へ行く」ということについて滞りはないものの、平板でたいそうつまらない。パンがあることも意識せずにただてくてくと歩いている感じかな。

最近のピアノは、弾いていて自分では前よりずっと楽しめるようになったと思うんだけど、録音して聞いてみるとなんか停滞するというか、流れが悪いと思うんだよねぇ。それって

パン食ってるってことか…(-_-;;
どうすれば、パンを無視するんでもなく、立ち止まるでもなく、ほどよく齧って前へ前へ行けるのかな??

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コメント (2)
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