アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

またろうの作り方: 初めての小学校・学童日記より(42)

2013年09月08日 | 小学生活
ひらがなを書くだけの宿題がなぜ遠い。

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* * *

2000年6月某日:宿題を「もらえなかった」

今日のまたろうは、「ただいまぁ」と帰ってくるとまず何もいわずに自分の部屋に消えていった。どうしたのかな?と思っていると手にプリントを持ってリビングに来て、しょぼんとしている。

「『ね』のプリント忘れていったからね、今日のしゅくだいの『の』のプリントもらえなかったの」

??昨日あれだけ苦労して仕上げた『ね』のプリント、しかも、そのまま食卓に載っていたので「またろう、これせっかくやったのに忘れていっちゃうとがっかりするよ。すぐ入れときなさい」と声をかけてやり、またろうも「そうだよねー。がっかりしちゃうよね」といいながらプリントを持っていったのではなかったか?

「昨日ママが、せっかくやったんだから入れときなっていったとき、またろうはどうしたの?」
「えとね、ぼくの机にしまったの」
なんだーそりゃ(-_-##

しかも、じゃぁせめて「がんばれおんどくくん」でも、と思うとそっちは学校に忘れてきたという。

「でもぼく、覚えてるよ。(暗誦を始める)」
「いやそういうことじゃなくてね。。今日、三つ目のマルが塗れるから、『おうちの人のサイン』がもらえて、それで明日学校に出して先生のマルをもらえるんでしょ」
「そうだった、、」

なんだか、どうやればフォローできるのかよくわからなくなってきた。本人もがっかりしてるけど。

まぁ、ごはんを食べて、宿題がない分ゆっくり工作なんかをしてる間にだんだん元気になってきたらしい。突然にこっとして、

「あのね、ぼく前にね、すっごくうれしかったんだー。保育園のなつまつりのとき、ゆみかおねえちゃん(保育園で2学年上、またろうをすごくかわいがってくれていた子)がきてくれたでしょ。なんかね、ちくちくした気持ちになったの。ほら、ちくちくするお菓子あったでしょ(口に入れるとプチプチはじける駄菓子)。あんなかんじ」

なんだなんだ?いきなりそんな昔(またろうが年中、ゆみかちゃんが小学一年のときの夏祭りと思われる)の話…

* * *

ゆみかおねえちゃんにあったときの気持ちの表現がなんだか秀逸。この子は、言語能力が低いのか高いのか??

っつか、「入れなさい」っていわれてリビングから持ち去っただけでランドセルに入ってると期待するほうが間違ってるっしょ。

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コメント (4)
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