アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

弾けるわけアルカン。と思ったが

2014年10月23日 | ピアノ
今、「音楽ダジャレ」の某スレがぐぐっと伸びているのですが(笑)、そこで私が「弾けるわけアルカン」と書いたらSLANさんに「アルカンなんて知ルカん(^^;」と返されました。

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確かに、そのスレは元々バイオリン用なので、バイオリンの人は知らないよね。というか、ピアノやっててもアルカン知らないのは普通だし。

私だって知らなかったけど、たまたまガンバスター幻想曲とかからファンになったピアニート公爵が(というか、分身?である森下氏が)アルカン弾きだったのでアルカンを聞く機会が増えただけです。

楽譜は見たことないけど黒さ何%やら?? とにかく弾くほうとしちゃ一生、縁がないし、聞くほうとしてもそんなにすごく好きってふうにはならない、と思ってました。

度肝を抜かれたガンバスター幻想曲、あれってかなりアルカンぽかったんだとかそういうところには興味を引かれたんですけどね。

たとえば、森下氏の演奏でScherzo Focosoなんて、

「22 pages of pure evil.」「When we make alien contact, I nominate this to be shown to them.」「.........Where are you from?? Outer space??」なんてコメントがいっぱいついてます(^^;; 確かに、地球人の手だったからこんなに速く正確に動くようにできてないよな、って思っちゃいますね。

弾けないから負け惜しみで言うんじゃないですけど、弾ければ弾きたいかといえば、いやべつに…

ただ、森下唯氏の演奏は、いくら音が多くて速くても、あくまでクリアで立体的で、こりゃすごいなとは思います。特に、生で聞いたアルカン編曲モーツァルトピアノ協奏曲(独奏版)という無茶苦茶な曲のきれいな弾き分けなんて、ほんと素晴らしかったんです。でもさー、アルカンさん、もうちょっと少ない音数でイイタイコトいえないの?? とつっこみたくはなりますよね。

ところが、最近アップされたこのアルカン曲:
Alkan: Barcarolle op.70/6, Yui Morishita

びっくりしました。こんな曲もあるんだ。というか、アルカンさん、やればできるじゃないの!?(←少なめの音配置で深イィ曲)
そして、森下さんの演奏もすばらしいですね。

初めて、アルカン曲で弾いてみたいと思う曲を見つけました。あ、いや、主体的に探していたわけではないので…出会いました。

つまりこれは、アルカン普及という深慮遠謀でピアニート活動を始めた(かどうか知らないけど)森下氏の作戦勝ち!? してやられた!!

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聞き「流す」だけじゃもったいない(英語)

2014年10月22日 | 生活
私の知ってるフランス語といったら、「ボンジュール」と「メルシー」くらいなので…

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先日、アルゲリッチの映画を見たときは当然、ずっと日本語字幕を読んでいるわけですが。そうはいっても、仮に、日本語字幕が出るだけで、アルゲリッチの語る音声が「なし(無音)」だったらまったく違うものになっちゃいますよね。

当たり前です。人間の語りには、いろいろな抑揚や表情があって(アルゲリッチのそれは特に!!)、それが文字にならないニュアンスを豊かに伝えているのですから、それをそぎ落としたら超~もったいない。

だから、日本語字幕を読みながらも、しっかりアルゲリッチの言葉に耳を傾けています。いくら知ってるのが「ボンジュール」だけでも、たとえば英語と似た語があったり、ともかく日本語字幕であらかたの意味がわかるわけですから、「解体新書」を作った人々の苦労とはまったく違って(笑)手がかり豊富です。映画中、何度も似たような表現が出てくる場合もありますし、見ている間に、フランス語のあちこちが推測できてきます。

もっとも、フランス語を目にしたり耳にしたりする機会は普段はないので、掴みかけた部分もすぐ胡散霧消してしまうわけですけど。

英語音声日本語字幕で見ているときは、フランス語の場合より断然わかります。日本語字幕でおおよその意味がわかったうえでの聞き取りをするので、「英語でなんといってるのか」をかなりわかりながら見ることができます。字幕というのは、ほとんど「訳」とはいえないくらい「はしょって」あることも多いですから、英語ではこんなこといってるのに、字幕はこんなだ、とズレを楽しみながら見ていきます。

たぶん、英語学習の観点から価値があるのは、一回目の視聴ではなくて繰り返すところではないかと思います。一回しか見ないと、わからなかったところがだんだんわかっていく体験ができませんし、一回のみ見る中で新たに気づいたことがあっても、すぐ忘却の海に沈んでしまいます。繰り返すと、発見したことも頭に残りやすいですし、初回に聞き取れなかったところも少しずつ謎が解けてきます。そして成り行きや意味が頭に入ったところで、今度は英語字幕にして再度見てみるんです。そうすれば、聞き取れなかったところの「答え」がわかります。

もし、そうやって表示した英単語が、自分のまったく見たことないものであれば、そこで辞書を引いてもいいんですが(そこまでしたらかなり印象に残るでしょう)、そんなこといちいちやってられませんから、せいぜい一作品につき辞書引きは1~3回くらいに留めるべきかと思います。

さっき、「lad」という語を引いてみました。これは、18世紀にタイムトラベルしたアレックスが、(アレックスの父親の顔をした)トマス・ジェファソン(*)から呼びかけられるときに使われていた語です。「少年」とか呼びかけにつかう、ちょっと古めかしい単語だそうです。

でもまぁ、もともと、まったく新しい単語を仕入れるのに向く勉強法じゃないんで、謎が残っても気にしないのが吉でしょう。

それより、たとえば
What's that got to do with you and James? (その話のどこが、兄貴とジェームズに関係あるのよ!?)
とかいう表現が出てきたときに、get も do も with もものすごく馴染み深い単語だけど、ふーんそんなふうにいうんだ、とか思いますよね。そんな、知ってる単語の、知らない活躍を鑑賞するほうが楽しいと思います。

ともかく、このように「謎が解けていく」プロセスとか、英日のずれを楽しむには、映画サイズのものを丸ごと見るより、テレビドラマサイズのものを何回か繰り返しながら見ていくと早いんです。

(*)…これは私が買った「ファミリー・タイズ」の中の話で、「今夜はもうバック・トゥ・ザ・フューチャー」というものなのですが、「バック・トゥー・ザ・フューチャー」のパロディーになっています。タイムマシンはなくて、夢で行って醒めて帰るだけですけど。

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言葉で伝わるレッスン

2014年10月21日 | ピアノ
月イチレッスンなのに、こうもあれこれ曲を抱えてちゃ、レッスン中は大忙し。

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土曜日に行ったレッスンでは、
・バッハインベンション7 ←定番メニュー
・モーツァルト二台ソナタ ←11/3本番
・メントリ二楽章 ←11/23本番
をお願いします、と無茶ぶり。どれひとつとってもそれだけでレッスンができちゃいそうですが、時間を分割してやっていただくしかありません。

この3つで一番短いのはインベンション7、ご存知のとおり見開き二ページ完結。なら「忙しい人のための…」という具合にちょろっといくかというとそうでもなく、掘るときりがないよね。

音の出し方、手の形、フレージングやらをただ説明するだけでなく、試したり、修正したり、お手本聞いたりしているとけっこう時間はあっという間。

インベンションは、あれこれの基本を少しずつ進めていくメソッド的な扱いだからこうなるのは必然。

むしろ、残りの長い二つは、気合を入れて「巻いて」いく。

似たようなところをかいつまんで「代表例」でコトを済ますのはもちろん、説明で「わかった」ところはその場で弾けなくても飛ばしていく。特に、練習がまだこれからのメントリ二楽章…

家で練習するとき、ソコからふつうに練習してレッスンに間に合う時間はなかったので(そんなところまで手付かずでいくのがいけない)、ふつうの意味での練習はあきらめ、むしろ練習すれば自力で弾けると思うところはすっとばし、ダメそうなところを部分的に弾きながら、「弾けるように練習する」のではなく「解決しなくてはいけない問題は何か」を確認しておく。

それで、レッスンのときには、なるべくピンポイントで、音のバランスの取り方とか、指づかいとか、ノリとか、練習の仕方とかを相談するわけだ。

「ここは右手と左手と弾きやすいほうでどんどん混ぜていいですか?」
「ここの指使いは5-5ってアリですか?」
「ここ、ふつうに弾いても届きませんがどうします?」
「ここ、混乱するんですけど~」

なんとか、あとは自力で解決できるところまでこぎつけて(、かな?)レッスン終了~

あー忙しかった(^^;; 先生はもっと忙しかった(笑)


ところで、おゆき先生は私のことを「一度いったことはちゃんとそのとおりに弾く。似たような別のところまでちゃんとそのとおりに弾く」とほめてくれたけれども、私はたいへん鋭い忘却力の持ち主であり、ふつうの意味でいって記憶力はかなり悪い。前に長く習っていたヤマハの先生のときも、私はリアルタイム真似能力が高く、先生のお手本をさっと吸収することまではできて先生も「レッスン中によくなった」ことで手ごたえをつかむのだが、あらあら次のレッスンでは元の木阿弥ということがよくあった。

その先生とおゆき先生の違いは、いってみれば言葉で説明する能力の違い、だと思う。

ヤマハの先生は、説明的な弾き方というのはうまくて、「こうではなくて、こう」というのはしっかりと表現してくれていた。ピアノで。でも言葉ではその違いを説明できず(口数が少ないという意味ではなくて)、感覚的な話に留まっていた。そうすると、私は速やかに忘却してしまって、家に帰ると「はて? なんの話であったか??(-_-;;」という状態に。

おゆき先生は、お試しレッスンのとき、実地で弾くことと、言葉で説明することのほか、楽譜にしっかり言葉による「まとめ」まで作ってくれたので、私にしてはものすごく定着がよかったのだ。それで「覚えがよい」的なイメージを作ってしまったらしい、やばい…引っ込みがつかなくなった。

その後、あんまり楽譜にそこまで詳細な書き込みはしなくなったけど、引き続き言葉での説明はきちんとされるので、私もなんとか手がかりをつなぎとめておくことができる。説明は、「あとはバァッといってガーンと打つんだ」とか「ここはたとえば植物のつるが延びるようなイメージで」とかいうのではなくて、単に音楽上の理屈からくるような、ちゃんと納得できるものが中心になっている(私向けの配慮か?)

それで、なんとか大忙しレッスンで前に向かって進んでいくことができる。来月もてんこもり。

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フォーレが束になって

2014年10月19日 | ピアノ
今日行ったコンサートのタイトルは「フォーレ・メロディの花束」で、ほんとにフォーレばっかり。

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私の好きな曲、てんこもり(^^)

これはもう、超~人気なんじゃないかと思って、席の心配をしていた私ですが(^^;;
なんだかふだんより集まりが悪かったんですって。

どうして~

フォーレいぃっすよ。

私が特に好きな曲はいくつかあるんだけど…

たとえばノクターン。どれも好きだけど、後ろのほうの、くっらーいやつなんかすごく好き。
でもどれも歯が立たないから、前に無理くり1番を弾いたことがあります。でもすごくすごく難しくて、三ヶ月、四ヶ月弾いてもなんかちょっとビミョーな感じだったorz

今日は一曲目で、私の好きな、「くっらーいやつ」をartomrさんがパシッと弾いてくれたんで、素敵な滑り出し(^^)

それから、
チェロでシシリエンヌ。artomrさん伴奏。
ビオラでパヴァーヌ。artomrさん伴奏。
バイオリンで子守歌。artomrさん伴奏。
フルートで初見練習曲、夢のあとに、幻想曲。artomrさん伴奏。
連弾でドリー。クララさんとartomrさん。

…って、出すぎでしょう…

シシリエンヌは、フルート初心者のころ発表会で吹いてちょっと爆死したやつね。ある意味思い出の曲。
あれ、下手でも吹けるんだけど下手で吹くととても残念感が漂うの。

幻想曲は、ものすごく好きな曲。フルートの難しい技巧てんこもりで、学生時代かなりフルート吹いてたときでも、この曲は結局できなかった。なんでも、フォーレさんが、知人のフルート吹きに、「フルートで吹くときはどういうのが難しいの?」って取材してそれをコテコテに入れまくった曲(コンクール用だか試験用だか)とかいうんだけど、確かに~超絶技巧が要求されます。

なのに、本当にうまい人が吹くと、するーっと聞けちゃって、あらきれいな曲ねって感じで、ぜんぜん「ひけらかし」てる感じじゃないんですよ。フルート吹きが作った(あるいは編曲した)超絶技巧曲って、もっと「どや!!」ってくどい感じになるけど。

まぁとにかくフォーレさん上手なんです、曲作るの。私が褒めてもうれしかないだろうけど(お墓の中だし)、でも、今名前が残ってる作曲家の中でも有数のうまさだと思います。

ドリーも、そんなに難しくなくて(少なくとも1stは)、でもすごく凝ってておしゃれで、弾いてて楽しく聞いてて楽しい。よくできてます。

今日のクララ&artomrバージョンもとてもわくわくする演奏でした。

知らなかった曲でぐぐっとつかまれたのはハヴァーヌ。ビオラの音色も私の好みでした。いいなぁ~

でもとりあえずは来月のドリーね。これも楽しみ。

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ラインケン、ブクステフーデからバッハまで

2014年10月18日 | ピアノ
チェンバロの場合、ピアノと違って、強く打鍵したからといって大きな音は出ないけれど、演奏が平板なわけではない。

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もちろん、ストップを切り替えるとか、音が重なるとかいったことによっても感じる音の大きさが変わる。それのほかに、個々の音をコントロールする方法の基本は「長さを変えること」。音符の分の長さが終わったあとでも、ちょっと指を離さずに残すとか、そういうところが重要らしい(よくは知らないんだけど)。

ピアノとかで練習しても、チェンバロを弾く代わりにはならないと思うんだよね。

なにをいいたいかというと。

今日、チェンバロのコンサートを聞いてきたんだけど、その演奏者(中川 岳: 今年の国際古楽コンクール鍵盤楽器部門第一位)というのが、
・またろうと同い年で…若い!! まぁそれはいいんだけど
・2010年から独学でチェンバロを始め…え(o_o)
・2012年に東大入学。あれ? 受験勉強とチェンバロ勉強の時期がもろかぶり
・2014年コンクール優勝
・おうちにチェンバロがない…なんじゃそりゃ

ということでいろいろとわけがわかんない。

わかんないけど、ともかくすばらしいチェンバロですばらしい演奏、聞いてきました。ちなみに無料です(これもよくわからん)。

曲目は、前半が、ラインケンからクープランまで。後半が、フィオッコからバッハまで。

すごく乱暴にまとめると、前半は、古楽好きとかじゃなくてふだんピアノ曲しか馴染みがない人にはやや単調というか退屈で、気持ちよくお休みになってる方も続出だったんだけど(私もクープランで一時気絶)、

休憩後は一転して、フィオッコはとても馴染みがある感じ。いや、フィオッコさんて誰か知らないんですけどね。聞いた感じはとても…メロディックというか。今の曲(?)っぽい。

さらにバッハとなるとそれはもう現代ピアノでもよく聞く曲なわけです。特に最後に演奏されたパルティータ第二番とか。なるほど今日聞いた曲の中ではいちばんピアノに「合いそう」な気がしますが(聞きなれているからそう思うだけかもしれないけど)、でもチェンバロで聞くのとピアノで聞くのとやっぱりノリが違います。どう違うのかうまく説明できないんだけど。

で、パル2だったらよく知ってる曲だけど、「えっこれバッハ!?」って印象的な曲がありました。
チェンバロ演奏の例→Christophe Rousset のBach Fantasia a-Moll BWV922
ピアノ演奏も貼っておきますが→ブレンデルの演奏でBach Fantasia a-Moll BWV922

なんかこれをブレンデルさんが弾くと、ピアノでもいいような気がしちゃいますけどこれは明らかにチェンバロのほうが弾きやすそうな曲です。でも、なんか曲の中身は妙に新しいようにも聞こえるのですが…これ、バッハの初期の作品だそうです。そうなんだ??

----今日のプログラム解説から:
曲の各部分における同じ音型の執拗な反復、半音階進行の上でこれまた執拗に繰り返される不協和音、予想を裏切るような和声の進行などは、狂気そのものとも言えよう。これらの特徴はバッハが20歳の時に遠くの街まで出かけ、4週間の休暇を無断で4か月に延ばして聴いたという逸話の残るブクステフーデのオルガン音楽の影響とも考えられようが、それにもまして極端である。
----

この若々しい文章は、中川くん本人によるものです。プログラムからバッハ部分全部引用したいくらいおもしろかったけど、やっぱりバッハって、ピアノの演奏会で聞くのと、チェンバロの演奏会で聞くのと、すごく位置づけが違ってるところが興味深いですよね。今日はちょっと違うバッハさんに会った気分です。

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