アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

ソロ、二台、鍵ハモ。やりきった感

2024年01月06日 | ピアノ
今日はアンサンブル多めのピアノ発表会。ピアノが二台あるサロン

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↑ ヤマハとベーゼン。両方とも、弾きやすいピアノ

ということで、今日の私のエントリーは

モーツァルト=グリーグ/ピアノソナタK.545
*せっかく状態の良い二台があるのでデュオやらないと(弾くのはヤマハ)

ラヴェル/ピアノ協奏曲ト長調第二楽章
*せっかく天井の高いサロンなので気持ちよく鍵ハモ吹かないと

クープラン/クラヴサン曲集第2巻第6組曲 神秘的な障壁 No.6-5 (←今日の録音)
*せっかくベーゼンがあるのでやっぱりソロも弾かないと

「せっかく」三連発。やりたいことぎゅうぎゅうに詰め込んで、でも冬期講習でバテ気味で練習が間に合わない。

三つともあんまり間に合ってない感じ…

特に困ったのはモーツァルトグリーグ(のグリーグパート)。時間の都合もあるしゆっくり弾くわけにはいかない、というかまぁノリが大事よね。軽やかに進んでいきたい曲なので。

昨日おととい大急ぎで研究した結果、弾けないところは大幅に音を減らし、大事なところだけ拾いつつ、テンポは崩さないというのがいいんじゃないかと。
なにしろもともとグリーグパートなしで曲として成り立っているものなので、グリーグパートの音が少々(?)少なくなっても流れが良ければあんまり違和感ない。

というわけで今日はグリーグさんがせっかく書いてくれた音をだいぶ省略したり、間違えたりすることはありましたが、ノリよく最後まで大事故はなく演奏できました。アンサンブルもばっちりで楽しかった。かけあいになるところとかは(せっかく弾けるところは)心をこめて丁寧に弾きました。

クープランも、弾けてないところあるけどひとりなので気楽。短くて穏やか、地味な曲ですが、天井の高いサロンの響きを楽しみつつ気持ちよく弾いて、間違えたところもあったけどあまりこだわらずに先に進めたので、今日は調子良い。現時点での実力よりはいい感じで弾きました。

ラヴェルは、どこを鍵ハモで吹くかどこをピアノで弾くか…どの音を省くか、指使いは、など検討しきれてないところや身についてないところが多々あり、途中わたわたしてしまったところもあったのですが、このオケパートは管楽器のイメージほしいよね、という趣旨はご理解いただける雰囲気が出せました。録音を聞き直して研究して、次回(たぶん)に備えたいと思います。

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2024年に弾きたい曲10選

2024年01月05日 | ピアノ
というわけで、「弾きたい曲10選」を更新しておこうと思います。

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去年の「10選」から、既に弾いた曲を除くと

プーランク/村人たち
ラヴェル/水の戯れ
ブラームス/3つの間奏曲Op.117
シューベルト/ピアノソナタ A Major, D. 959の第一楽章
バッハ/イタリア協奏曲

になります。この中で、もう除いてしまっていいと思う曲は…なし。ということで続行

で、今弾いてて、二月の発表会にエントリーしてある曲は

クープラン/クラヴサン曲集 第2巻 第6組曲 神秘的な障壁 No.6-5
ショパン/華麗なる円舞曲Op.34-1

ですが…これを「10選」にカウントする? もう弾いちゃってるからいい??

それから、気になってる曲を挙げていくと

グリーグ/トロルドハウゲンの婚礼の日
ラフマニノフ=阪田/ボカリーズ
グラナドス/詩的なワルツ集
アルカン/ソナチネOp.61第二楽章
ドビュッシー/ベルガマスク組曲プレリュード

うむ。。
ここまででもう、ちょうど10曲になっちゃってるので

プーランク/村人たち
ラヴェル/水の戯れ
ブラームス/3つの間奏曲Op.117
シューベルト/ピアノソナタ A Major, D. 959の第一楽章
バッハ/イタリア協奏曲
グリーグ/トロルドハウゲンの婚礼の日
ラフマニノフ=阪田/ボカリーズ
グラナドス/詩的なワルツ集
アルカン/ソナチネOp.61第二楽章
ドビュッシー/ベルガマスク組曲プレリュード

とりあえずこれで行きます!! 今年の終わりに何曲弾いてるでしょうか?
(上記には「楽譜よく見てないからわかんけど実はどうにも無理な曲」も含まれる可能性がありますw)



------ 今日の録音:
クープラン/クラヴサン曲集 第2巻 第6組曲 神秘的な障壁 No.6-5(練習)

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今年の目標

2024年01月04日 | ピアノ
そういえば、去年の始めに「今年(2023)の目標」については何ていってたんだっけ、と…

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いや、忘れてる時点でアレですが
「今年は数か月しっかり練習して発表会的なものに出す曲を細く長く持つほかは
次々いろんな曲を弾いて、録音アップするか練習会で弾くだけにしてどんどんいきたいと思います。」
と、ふわっとしたことが書いてありました。

まぁ、目標がふわっとしてるんで「達成」したのかどうか不明ですがw
だいたいそんな路線で来たかなと。

今年も、その点についてはほぼ同様に…
「どんどんいく」中にポップス系とか取り入れて、カフェピアノのような機会があるときに「さっと出し」できるようにしたいと思います。

というわけでこんなの買いました:
よくばりアレンジで弾くピアノ・ソロ ビートルズ名曲集


「レット・イット・ビー」とか「イエスタデイ」とかそういう、誰でも知ってるような曲をいくつか弾けたらいいなぁと。
これまで、ポップス曲を練習したときって、なにしろ聞いて「いいなぁ」と思ったものを、重い腰あげて練習するわけだから、アレンジが難しいものが多くて(最たるものは「海の幽霊」かてぃん編曲)時間がかかりすぎるし、なんとか弾けるようにしても維持できないんで

この楽譜は、同じ曲でもアレンジが何通りか載っていて、ベーシックなやつだとわりと簡単らしかったのでいいかな。

ところで、2022年末に書いていた、2023年に弾きたい曲10選というリストがあったのですが

(1) グリーグ/ホルベアの時代から
(2) ガーシュウイン/3つの前奏曲
(3) プーランク/村人たち
(4) モーツァルト/幻想曲ハ短調K.475
(5) スカルラッティ/ソナタK.87
(6) ショパン/即興曲第3番
(7) ラヴェル/水の戯れ
(8) ブラームス/3つの間奏曲Op.117
(9) シューベルト/ピアノソナタ A Major, D. 959の第一楽章
(10) バッハ/イタリア協奏曲

この中で、(1)(2)(4)(5)(6)は実際に弾きました。10曲中の5曲、これは多いのか少ないのか…ですが、明確にリストしておくことによる「(実現へと引っ張る)力」はあったのかなと思います。また今年のリストを作っておくことにしよう…

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生音のみがホンモノなのか

2024年01月02日 | ピアノ
先日「生音、録音/放送、さらにその先」という記事を書きましたが、そこでは、生演奏を録音したものを「素材」として、それをあれこれ加工して作る音楽のことについて触れました。

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そこまで行かなくても、生音VS録音という問題がありますよね。

生でピアノを聞いたときと比較すると、いくら現代の優れた技術による高音質の録音であるとはいえ、放送などを通して届けられ我々の自宅のたいしたことないスピーカーで鳴るときには何かが抜け落ちている(ような気がする)

最新のショパン・コンクールでは素晴らしい録音と配信があって、リアルタイムでコンテスタントたちの演奏が高音質で楽しめたわけなのですが、それは審査員たちが聞いているものとはやはりなにがしか違いがあり、ひとつの例としては牛田智大さんの演奏(の音色)の印象がかなり違うものだったらしい、といわれています。

(以下、引用は「ショパン・コンクール見聞録」(青柳いづみこ)より)

配信で聞いている分には素晴らしい演奏で、なぜ次に進まなかったのか納得できないファンも多かったのですが、審査員の中には「攻撃的な音色」と思った人もいたようです。
「タッチを押しつけてしまい、音質に問題があった」(ダン・タイ・ソン)

本人のコメントも
`「音量が足りていないのではと錯角してしまい、不自然な力で芸術的でない飽和した響きを引き出してしまった瞬間がありました」(牛田)

配信を通せば、生では聞こえる欠点が覆い隠される可能性もあるし、当然ながら、生では聞こえるサムシングが伝わらない可能性もある。
共通で聞こえるものもあるし(情報量的には共通で聞こえるものがほとんどなはずではある)、それぞれ違うものを受け取っているという部分もある(微妙ではあるけど、決定的な何か)。

それなら、生で聞こえるものが「ほんとう」で、録音で聞こえるものは「にせもの、間に合わせ」なのか…

「審査員は生の演奏で聴いているわけで、生でうまく聴かせるのが一番大事です。でも、その何百倍もの人が、ネットで聴いているわけです。マイクに乗った時にだけしかよく聴こえない人の演奏も、価値があるのではないかと思うのです。力強く鳴らすことができない人は、ホールで演奏した場合あまり鳴り響かないけれど、マイクに乗せるととても細かいニュアンスが美しく響いていて良く聴こえる。それは偽物ではなく、マイクを通したものとしての価値が別にあり(…略)」(角野隼斗)

そのようにポジティブにもとらえるとなると、そもそも「生音で聴くと良い演奏」というのがひととおりではないことに気づきます。

元々、ショパンは「現代スタインウェイピアノを使って、数千人入る大ホールで隅々まで響く音でピアノを弾いていた」というわけではなくて、小規模なサロンなどで魅力的な演奏をしていたはずですよね。そのような繊細で美しい演奏もまさしく「生音で聴くと良い演奏」であったはずだけど、それは現代コンクールで必ずしも評価される演奏ではないかもしれない。ショパンさん自身はいまどきのショパンコンクールで優勝できるのか?

小規模なサロンで、かつ、生音となると一度に楽しめる聴衆の数がめっちゃ限定的になるので、商業的にはかなり厳しいということになるけれど、今ならそのこじんまりした演奏を繊細なまま録音にのせて、全世界に届けることもできちゃう…これは、「録音」ももうひとつのホンモノとしてとらえる考え方といえそう。

もちろんその録音が生音と同じ意味で魅力的なのかどうかはわからないけれど。



---- 今日の録音:
「その時、その場」にいなくても聴けるというのは大きな可能性の拡がりではありますよね
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新春のおよろこびを申し上げます

2024年01月01日 | 生活
皆様、あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

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ここ数年は、12月に書道レッスンで書いてきたものを加工して葉書に印刷して年賀状を作っています。今年は「龍」の字をメインにしました。



「加工」のところの技術は先生に教えてもらうわけじゃないので手探りで、毎回苦労します。愛用のスキャナー(分厚い楽譜をふわっと広げていても上からスキャンできる優れもの)で取り込むと紙のシワシワの影が多く入ってしまうので、プリンターのほうでしっかり押し付けてスキャンすればちょいマシですが…

やはり紙の部分が「真っ白」ではないのでそれをPC上で消して使います。古い古いPhotoshopを持っているのでそれを使ったのですが、コントラストを上げるとか…範囲選択して消すとか…いくつかやり方はあるものの、雑にやると「かすれ」など味の部分もいっしょに消えてしまうので加減が難しいです。

結局ちみちみと範囲選択して不要部分を消しながら、今どきもっと賢いツールがあるのではないかと…来年の作るまでには調べてみようか…

とにかく「龍」と「新春のおよろこびを申し上げます」を配置して作成しました。

もう一つ、なんでもまた切手代が上がるとかで、葉書一枚に80円超というのもどうだろうかと思い…相手もそう思ってるかもしれない…でも年に一度近況をやりとりするのも悪くないよね。ということでメールでやりとりしませんかという提案を入れてみました。反応はどうなるだろうか。親戚のおじさんとかは葉書で残るだろうけど。

ところで、一回り前の辰年の年賀状イラストは、またろうが描いたコレです:



もうこれから12年も経ったのねぇ


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