ふみさんの日々雑感

生活の事、家族の事、大好きなサッカーの事・・・日々いろいろ

今日は母の月命日

2017-11-10 19:08:55 | 家族

今日は、母の月命日。

ロウソクが燃え尽きるように、静かに息を引き取った母。

作られて日にちも浅い綺麗な、安城市の老人ホームで最後を迎えた。

年に何回か、新幹線で会いに行っていた。

姉が亡くなって、こっちの老人ホームに連れて来ようと、夫とあちこちに足を運んだ。

こっちに連れて来れる目途が立った矢先に、夫が病気で入院した。

医者には、「覚悟を決めてください。早ければ今週末かも知れないし、1カ月、2カ月、3カ月になるかも知れませんが」 と言われ、子供たちと茫然自失。

母を連れて来る状態ではなくなった。

夫が亡くなって、母を連れて来ようと思えば連れて来れたけど、精神的に無理だった。

そして、施設からの連絡で駆け付けた時には、母はもう深い眠りに入っていた。

ある日、突然、食事も水も拒み、眠りに入ったという。

私は、二晩、施設に泊まり込み、母を看取り、姉の子供達と一緒に、母を柏崎へ連れて帰った。

そして、身内だけでの葬儀を行った。それでも、実家の近所の人達や母と近しくしていた人たちが参列してくれた。

何となく、今日は心が苦しくなったので、一日用の無い日だったこともあり、山に入る事にした。

こんな日は、山の中で笹刈りをするのが一番。

キノコ山の山道で、保育園のお散歩の子供たちに会った。

この、南山は、駅の周りにある保育園の散歩コースになっている。

子供たちが元気に、「ドングリだよ。一杯集めるんだよ」 と口々に教えてくれた。

先生が、「この間来た時にも、ドングリ拾いしたので、今日は、袋を作ってきました」と、子供たちが、それぞれぶら下げている手作りらしい袋を見せてくれた。

小さい子がいたので、「何才?」「3才!」。

他の子供達も、口々に「4才」「5才」と教えてくれる。

ここが、子供達の一番のお気に入りの遊び場なんだという。

何だか、私も楽しくなった。

道具を持って森に入り、取り敢えずポットの熱いお茶でお菓子を食べる。

そして、心の中で、母たちとの思い出の旅に出る。

お昼になり、畑に下り、道具をしまい、畑の嵩上げ工事を見つめる。

来年には、どんな風景になるのだろう。

 

 

 

 

 

 

 

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