涼しくなって来たので、一人でクヌギ林に下草刈りに入った。
最近、住宅開発地に接していた畑を返し、畑を一の森に開墾した。
それで、活動の場所が一の森に移り、その畑に面していたクヌギ林を見る事が無くなった。
久しぶりに、クヌギ林に入って、荒れているのに驚いた。
風で、枝があちこち落ちているのは、あたりまえだけど、誰かが、機械で笹刈をして、そのままになっていた。
篠笹は、刈ったら置き場所を決めて集めて置かないと、そのままにしておくと汚く見える。
枯れ枝や草等は、ほっておいても枯れて朽ちて行くけど、刈られた笹はほとんど腐らなくて白くそのまま残って行く。
秋になり落ち葉が隠してくれるけど、その下からは山野草は芽を出してくれない。
特に、クヌギ林は春には、キンラン・ギンランが出て来るので。
次に来た時に、それらを集めようと思い、今は、取り敢えず伸びた笹を刈り、伸び過ぎて密になった低木を切った。
時々、休憩しながらお昼まで作業をした。
このクヌギ林の手入れは、初期の頃は皆でしていたが、最近、なぜか皆忙しくなって、しなくなった。
そして、時々私が入って作業しているので、なぜか、任されたようなこの頃だ。
でも、私は、一人で笹刈の作業は苦にはならない。
一人でサクサクと作業をしていると、亡くなった夫や姉たちと心の中で思い出を語れるからだ。
そうして、お昼頃になると、心身共にスッキリとして、こんなコロナ禍でも前向きになれる。
ただ、心配なのは、南山で楢枯れが進んでいる事だ。
ただ、私達にはどうしょうも無い事で、しゅくしゅくと下草刈りや手入れをしていくより、しょうがないのかな。
これ以上、広がらない事を祈る。
これは、南山の入り口に住み着いているねこちゃん。
だれかが、可愛がっているらしくて、綺麗に健康そうにしている。