FC東京と東京ヴェルディとの東京ダービー。
16年ぶりとのこと。そんなに長くヴェルディはJ2にいたのか。
世の中に、何とかダービーは、たくさんあるが、正真正銘のダービーは、FC東京と東京ヴェルディの東京ダービーだと思う。
名前に東京がつくし、それに同じスタジアムを共用している。
だから、絶対に負けるわけにいかないのだ。
今回の試合は、東京のアウェイ。
いつもと座る位置が違うし、いつもと違う風景。
今回は、東京は「TOkYO」のコレオ。久しぶりのコレオだけど、青い紙を掲げている身には、全体像を見ることは出来ない。
残念だけど、帰ってから映像をみよう。
ヴェルディは、自分たちが東京だというために、東京都マークのイチョウ。
いつものゴール裏の、いつもの席と違い、全てのゴール裏の人達が立ち上がって声を張り上げ、手拍子を打つ。
両サポーターの高まる応援の中、試合は始まった。
走り回る選手を見ていて、今日もいけるぞ、と思った。
惜しいシーンもあったりしたが、徐々に勢いが相手の方に傾いて行った。
鳴り止まない東京の応援の声の中で、東京は、相手の選手を倒してレッドカードをもらい、PKを与えてしまう。
そして、1点ビハインドで試合は再開したが、相手の見事なゴールで2点の差が着いてしまった。
でも、私達の応援の熱量は下がらない。
以前は、こんな時には、ゴール裏でシュンとなって黙る人もいたが、今回は違う。
「ヴェルディだけには負けられない」と。
前半で2−0という、サッカーでは危ないスコアで、後半が始まった。
ハーフタイムでも、私達に応援を煽るコールリーダーに私達も声を張り上げる。
「ヴェルディだけには負けられない」
試合は進み、両チームが選手の交代を始める。
友達曰く、「城福さんは、選手を交代すればするほど、内容が悪くなっていくよ。ウチの時にはそうだったし」と。
後から思えば、本当にそうだった。
そして、一人少なくなっても、ウチのディフェンスの頑張りに攻撃陣が答える。
相手のパスをインターセプトし、遠藤のゴールへと繋げる。
ゴール裏の歓喜の爆発は、次のゴールに向かての、「ヴェルディだけには負けられない」へと、ますます高まっていく。
でも、なかなか、次のゴールが決まらなくて、アディショナルタイムに入った。
しかし、鹿島戦でもアディショナルタイムで、追加点が入ったではないか。
諦めない私達の後押しの応援が届いたかのように、終了間際のラストチャンスのキーパーからのキック。
それを、見事にゴールへと蹴り込んだ遠藤。
逆転は出来なかったが、2点先行され、おまけに一人退場で少なくなったのに、同点に追いついた。
気持ちの上では、勝ちに等しい東京と、負けに等しいヴェルディ。心情的には大きな開きだろう。
ほとんど、写真が撮れなかった。応援に忙しくて、そして、前の人たちが背が高くて。
次も話題になりそうな相手、町田。
絶対に負けられない。
ガンバレ!! トーキョー!!
《追記》
アウェイの味スタだし、座先指定なので、いつものように早くは行くつもりはなかった。
そろそろ出ようかな、と思っていたら、仲間からラインが来た。
「京王線、人身事故で稲田堤で止まっているよ。」と。
あら、大変。
タクシーで行かないと間に合わない。
駅のタクシー乗り場で待っていると、ヴェルディのユニを着た人が来て、
「味スタに行きますよね。一緒にいいですか?」と、声をかけられた。
あれ、東京と分かる姿はしていないのに、と思ったら、スマホを持っていた。ドロンパの尻尾がついている。
味スタに着くまで、ずっとそれぞれのチームへの愛を、穏やかに語り合った。
楽しかった。
スタジアムに着き、お互いに「頑張って応援しましよう」と分かれる。
タクシー代が半額だったのは、良かった。
16年ぶりとのこと。そんなに長くヴェルディはJ2にいたのか。
世の中に、何とかダービーは、たくさんあるが、正真正銘のダービーは、FC東京と東京ヴェルディの東京ダービーだと思う。
名前に東京がつくし、それに同じスタジアムを共用している。
だから、絶対に負けるわけにいかないのだ。
今回の試合は、東京のアウェイ。
いつもと座る位置が違うし、いつもと違う風景。
今回は、東京は「TOkYO」のコレオ。久しぶりのコレオだけど、青い紙を掲げている身には、全体像を見ることは出来ない。
残念だけど、帰ってから映像をみよう。
ヴェルディは、自分たちが東京だというために、東京都マークのイチョウ。
いつものゴール裏の、いつもの席と違い、全てのゴール裏の人達が立ち上がって声を張り上げ、手拍子を打つ。
両サポーターの高まる応援の中、試合は始まった。
走り回る選手を見ていて、今日もいけるぞ、と思った。
惜しいシーンもあったりしたが、徐々に勢いが相手の方に傾いて行った。
鳴り止まない東京の応援の声の中で、東京は、相手の選手を倒してレッドカードをもらい、PKを与えてしまう。
そして、1点ビハインドで試合は再開したが、相手の見事なゴールで2点の差が着いてしまった。
でも、私達の応援の熱量は下がらない。
以前は、こんな時には、ゴール裏でシュンとなって黙る人もいたが、今回は違う。
「ヴェルディだけには負けられない」と。
前半で2−0という、サッカーでは危ないスコアで、後半が始まった。
ハーフタイムでも、私達に応援を煽るコールリーダーに私達も声を張り上げる。
「ヴェルディだけには負けられない」
試合は進み、両チームが選手の交代を始める。
友達曰く、「城福さんは、選手を交代すればするほど、内容が悪くなっていくよ。ウチの時にはそうだったし」と。
後から思えば、本当にそうだった。
そして、一人少なくなっても、ウチのディフェンスの頑張りに攻撃陣が答える。
相手のパスをインターセプトし、遠藤のゴールへと繋げる。
ゴール裏の歓喜の爆発は、次のゴールに向かての、「ヴェルディだけには負けられない」へと、ますます高まっていく。
でも、なかなか、次のゴールが決まらなくて、アディショナルタイムに入った。
しかし、鹿島戦でもアディショナルタイムで、追加点が入ったではないか。
諦めない私達の後押しの応援が届いたかのように、終了間際のラストチャンスのキーパーからのキック。
それを、見事にゴールへと蹴り込んだ遠藤。
逆転は出来なかったが、2点先行され、おまけに一人退場で少なくなったのに、同点に追いついた。
気持ちの上では、勝ちに等しい東京と、負けに等しいヴェルディ。心情的には大きな開きだろう。
ほとんど、写真が撮れなかった。応援に忙しくて、そして、前の人たちが背が高くて。
次も話題になりそうな相手、町田。
絶対に負けられない。
ガンバレ!! トーキョー!!
《追記》
アウェイの味スタだし、座先指定なので、いつものように早くは行くつもりはなかった。
そろそろ出ようかな、と思っていたら、仲間からラインが来た。
「京王線、人身事故で稲田堤で止まっているよ。」と。
あら、大変。
タクシーで行かないと間に合わない。
駅のタクシー乗り場で待っていると、ヴェルディのユニを着た人が来て、
「味スタに行きますよね。一緒にいいですか?」と、声をかけられた。
あれ、東京と分かる姿はしていないのに、と思ったら、スマホを持っていた。ドロンパの尻尾がついている。
味スタに着くまで、ずっとそれぞれのチームへの愛を、穏やかに語り合った。
楽しかった。
スタジアムに着き、お互いに「頑張って応援しましよう」と分かれる。
タクシー代が半額だったのは、良かった。