今年初めて、孫のゆうなを連れて行った。
ゆなのお父さんは、横浜のファン。
私は、東京の応援にスタジアムに何回か行っているが、彼は一度も行っていない。
職場が横浜で、学生の時から横浜に住んでいるので、ずっと横浜のファン。
コロナ前は、ゆなを横浜のファンにすると、よく横浜の試合に連れて行っていた。
今は、リモートで仕事をしているが、仕事でも横浜にほとんど行っていない。
とりあえず「連れて行っていい?」と聞くと「いいよ」と言うし、ゆなに聞くと「行きたい!」と言うので連れて行く事にした。
席は、2階のホームUF指定席。階段の上り下りは疲れるけど、以前ここで観たら、本当に気持ち良かった。
川崎戦だからか、ざっと見ると満遍なく人が入っているように見える。
でも、なぜか私達の前の席も後ろの席も、ずっと先まで人が座っていない。隣は一つ空いて座っていたが。
後ろのホーム自由席は、びっしりとお客さんが座っていた。
ゆなは、サッカーにそんなに興味は無いから、お菓子を食べたり、塗り絵を持って行ったのでそれで遊んだり、双眼鏡であちこち見たり、それなりに退屈しないでいた。
そして始まった試合。
結果は、2-4。
でも、点差以上に試合内容に差があったと思った。
上から見ると、川崎の上手さが良く分かる。
川崎が強かった、というよりは細かい所に上手さの差を感じた。
以前からパスの精度の上手さを感じていたが、もっと研ぎ澄まされている。
東京ボールになっても、上手く体を入れてマイボールにしたり、セカンドも上手く拾ったり、クイックスタートを全員が常に共有している。
なによりも、ゴールに向かう姿が半端ないし、常にシュートを見据えてゲームをしている。
だから、チャンスは見逃さないし、シュートも上手い。
今、首位にいる事を納得させられる。
いつもの一階ゴール裏から見ているよりも、2階からだとつくづくそう思う。
2点は返したけど、私には歴然とした差を感じた。
同じようにJ2から出発した両チームなのに、差が開いてしまったなと寂しさを感じた試合だった。
川崎を倒せるだけのチーム力が状態にならなければ、リーグ優勝は難しいと思う。
サッカーはネットをゆらす回数が多い方が勝つ。
そのためには、シュートへの意欲と制度を、もっともっと磨いて欲しい。
試合終了後は、時間差退場をアナウンスしていたが、あまり守らない人達もいた。
私達は、アナウンスに従ってスタジアムを出て、バスで帰る事にしていたのでバス停に向かった。
ゆなは、一年生になったので買ってもらったパスモで、ピっとするのを楽しみにしていたが調布行きのバスは出ていないという。
ゆなを連れて、あの人込みを歩くのはちょっとと考え、タクシーで帰る事にした。
タクシーは出払っていたが、直ぐに来たので乗ると、ゆなはシートベルトを引っ張った。家ではまだベビーシートを使っているが大人がしているのを見ているんだな、と思った。
娘の家に行くと、「タクシーなんてリッチね」と言われた。
でも、今年はアウェイには行ってないし、いつもの年に比べたら、チケット代しかかかっていないから、時にタクシーはいいかなと思っている。そんなに遠くないし。
ゆなは父さんに「楽しかった?」と聞かれ、「楽しかったよ」とぴょんぴょんしていた。
私が、「また、行く?」と聞くと「行く!」と。
また、連れて行こうと思うけど、その時には、絶対の勝利を!
ガンバレ!! トーキョー!!
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