art de vivre

ワインラヴァーであります。
日々を豊かにしてくれるワインと
お菓子作り、ちくちく手仕事、週末別荘のお話。

アフターに向かって

2009-08-30 19:56:51 | maison de campagne ~べっそう~
勝浦別荘での季節の風物ソング第二弾♪♪

『虫の声』に引き続き、本日の♪は?
『まっかな秋』でございます。

 まっかだな~ まっかだな~
 カラスウリってまっかだな~♪

子供が小さいころ秋になると一緒に歌ってた~♪
カラスウリ…見たことないけどなんだかかわいらしい名前だなぁ
      カラスがなんだか??だけどちっちゃなウリが目に浮かぶ

実は実は、
我が別荘のにっくき!つるつる植物はまさにこのカラスウリだったのです。
なるほど葉っぱはきゅうりとかカボチャの葉にそっくり。
つるの先が、大木でもちょっとした庭木でも見つけると
ぐるんぐるんに巻き付きどこまでも上ってゆく。
たとえ巻き付く木がなくてもどこまでも地面を這いまわる。
別荘の敷地っを取り囲む木でも平地でもつるつるつるつると子孫を増やし、
やりたい放題し放題。

別荘のつるつるくんは主に3種類あり、多い順に
カラスウリ…童謡にも歌われたかわいらしい名前の持ち主
ヤブカラシ…あまりにも増えるので藪を枯らしてしまうという不名誉なネーミング
もうひとつは朝顔の葉っぱに似てるけれどももう少し細くつるも細いつるつるくん(名前不明)

なんでカラスウリって判明したかっていうと、
土曜の6時すぎ外周りを見て回っていたら
つるつるくんに、
白い5弁の花びらで周囲に細~い糸みたいなふわふわの毛が囲っている美しい花が。
きれい~!!
ついでに緑のちっちゃいウリボウみたいな実を付けているつるつるくんも。
帰宅してネットで検索してみると、
それは歌に出てきていたカラスウリってわかったのだ。
にっくきぐわんぐわんつるつる状態とあの美しく繊細な花のギャップは深いなぁ。

でも、ほっとけばカラスウリ天国になっちゃうので
引っ張り出し焚火材料とあいなりました。

ちなみにヤブカラシは先月この名前が判明。
庭のちゃんとした植物を枯らされちゃ困るので
見つけたら即刻引っこ抜き今はほとんどない状態。
でも、一週間たって行ってみると20センチくらいに成長したヤブカラシ。
生命力はすごいです。

土曜日は、大工さんとふたりの弟子、タイル屋さん、電気屋さんが終結。
リビングの床はすでにタモの無垢材を張り終えていた。
全面養生してあるのでわからないんだけれども、
端っこ7、8センチくらいをのぞき見するとかなりいい感じ。
ナラ材に似た木目で色はグレーがかったスモーキーな薄茶色。
なんともおしゃれな感じじゃありませんか。

どんどん作業は進んでいて一週間後には
キッチン、バス、洗面、トイレとほとんど入ってるんじゃないかな?
9月の連休にはここでゆっくりしたい!!というわたしたちの願いは叶いそう!!

大工さんや電気屋さんと細かい詰めをして、
わたしたちは焚き火。
焚き火材料には事欠かないので
バンバン燃やす。

こんな田舎の暮らしがあるので
先日の銀座やら六本木やらのお出かけもまた楽し!!
オンとオフの切り替えにもなる。

草刈りM氏から
「定年したら、ず~っとごごに住むんでねえのがぁ?」
な~んて尋ねられるけれど、
千葉の何にでもすぐに手が届く便利な生活があって、
ここ勝浦の大自然に感謝しながら自分たちで作り上げてゆく暮らしもあると、
わたしたちの意見は一致している。
気持ちをいつもオンにして背筋を伸ばした生活と、
全身の筋肉を弛緩し日常のもろもろから解き放たれ好きなものだけに囲まれた、
自然の豊かさや偉大さ恐ろしさを感じる暮らし。

さて来月のアフターが本当に心待ちでございます!

うれし たのし ♪

2009-08-30 11:55:36 | musique ~おんがく~
先週はうれしたのしいことが♪

木曜日は、春から楽しみにしていた五嶋龍くんのバイオリンコンサート。
お互い、龍くんと同い年の男の子を持ち、
数年前までの10年間、毎年夏に放映された、
龍くんの成長の記録の番組を自分の息子たちと重ね合わせて観ていた
友人とお出かけ。

新宿 → 銀座 → 六本木 のルート。

まずは新宿。
行列のできるつけ麺屋でお昼。
まだ11時半というのにサラリーマンのおじさまたちの行列が。
さすが行列ができるだけあって
味はもちろん、麺はたっぷりの量でコシがあり満腹!満足!

それから都庁の展望に上り、東京をぐるっと見渡す。
ビルばかりかと思ったら、東京は緑も多く近くに戸建ての家もたくさんあった。
遠くがガスっていて富士山や房総半島は見えなかったけれども
ただでこの景色はうれしい。

それから銀座へ。
松屋で、有名なラスクを買う。
平日だからかここには行列はなし。
松屋限定の不二家のミルキーなロールケーキがかなりビビっときたのだけれど、
保冷剤でも2時間とは…。
帰宅は10時間後なので残念ながら断念。

三越では、やっぱ堂島ロールでしょ!
ここには年がら年中すごい数の女性たちの行列。
この日も例外でなく、半端じゃない行列。横目で見ながらスルー。
ウインドーショッピングの後六本木へ。

ANAインターコンチのロビーで外国人アーティストのリトグラフの作品を眺めたり、
ショップを見たりしてから、サントリーホール方面へ。
かなり昔に行った記憶があるのだけれどあたりの様子には全く見憶えない。
ミッドタウンもヒルズも開発後の六本木はなかなかおしゃれな界隈。
大使館が多くあり外国人の方もたくさん。
緑も多く外でゆったり楽しめる場所だ。
ホール前にはいくつかカフェが建ち並び、
コンサートを控えたおばさまたち、ご夫婦連れなど軽食を楽しんでる。
わたしたちもアンデルセンでサンドイッチやパンを買い、
外のテラス席で辺りを眺めながら休憩。
時間とともにどんどん人が増え、
コンサート前の高揚感が高まってゆく。

いよいよ開場。
わたしたちの席は2階の一番前という大変にラッキーな席。
オペラグラスも用意していたので龍くんの表情までくっきり。
知っている曲があまりなかったのが残念ではあったのだけど、
彼の速弾きは聞きごたえあり♪
左手で弦を抑えつつ、その同じ左手で弦をはじくピチカートは
曲想もかわいらしく聴衆から思わず笑いが。
ブラボーの掛け声とともに、
これからもどんどん成長してゆくであろう、
ひとりの若者のコンサートは終わったのでした。
終演後サイン会があり参加。
本人はさぞかしお疲れだろうにたくさんの方にすらすらとサイン。
読めないんだけど?!、アルファベットでのサイン。


帰宅後のオットとわたしの会話。

わたし「三越の堂島ロール、あいかわらずすごい行列だったよ。
    とてもじゃないけど買えないわ、
    時間もかかるから持って帰れなかったし…」
オット「それって、買ってこいってことかな?」
わたし「もちろん!!!!!」

だって翌日はわたしの○回目誕生日ですもの…☆☆

大手町勤務のオットにはこんなことも気楽に頼めるのでうれしいッス。

ということで、
翌日は初めて堂島ロールを口にしたのでした。むふふ。。
周りのスポンジは他のロールケーキと違い
ふわふわ軽~いものではなくしっかりみっちりしてる。
色も黄色が濃く卵黄がたくさん入ってるのかな。
そして何といってもクリームの量。
このスポンジに対して相対的に多すぎるだろっ!って思うのだけれど
いざ食べてみるとクリームはしつこくなく甘くなく
案外たくさん食べれるもんだ!

確か去年は、
堂島ロールのクリーム部分にフルーツがた~っぷりと入ったシンデレラロールを、
やっぱりオットが買ってきてくれて食べたのだけど…
わたし的にはこちらの方が好みであります。

来年はシンデレラにしてもらおっと!!