art de vivre

ワインラヴァーであります。
日々を豊かにしてくれるワインと
お菓子作り、ちくちく手仕事、週末別荘のお話。

初タルラン

2011-01-05 18:42:26 | vin ~わいん~
2011年、新年が明けました。
この年末年始、家族で賑やかに過したのだけど、
そんな時にはワインはほどほどがよろしい…。
クリスマスだ~! お正月だ~! 
っていいものをセレクトしても、
ワイワイガヤガヤやってるうちに、
味も香りもなんだかわかんないうちに飲みほしてしまう。
経験済み…。
ちょっともったいなーーーい。
なのでクリスマスはなんちゃってシャンパーニュのシャンドン、
元日はシャブリとほどほどのセレクト。

4日になってやっとよろしきものを開けた我が家なのであります。

オットが去年の秋に買ってきていたタルラン キュヴェ ルイ。
東京大丸で ¥5,000 くらいかな?
本当は¥9,000くらいするもの。

よくわからないので、シャンパーニュ特集の掲載されているワイン雑誌『ワイン王国』No.36を見てみた。
タルランは、驚くことにレコルタン・マニピュラン(RM)の小さな作り手だった。
(RM:自家ブドウを用いて自家醸造・販売をする小規模生産者)
名前は聞いたことがあるのでてっきり大手のメゾンだと思っていたのだけど、
1687年から続く長い歴史ある小さな作り手だった。

瓶は少し変形でどっしりと、形もエチケットの雰囲気も何か風格があります。
抜栓。
色はかなり濃い黄色で熟成感ありあり。
味わいは、モエ・エ・シャンドンとかヴーヴ・クリコなどの大手の、
いい意味で癖のない皆に愛される味わいとは全然違ってとても個性的。
とても力強いので、黒ブドウだけのシャンパーニュかと思ったのだけど、
ピノ・ノワールとシャルドネが半々だった。
ボリュームもたいそうあり、これぞシャンパーニュという感じ。
年始にふさわしい味わいでありました。