art de vivre

ワインラヴァーであります。
日々を豊かにしてくれるワインと
お菓子作り、ちくちく手仕事、週末別荘のお話。

きれいな玄関になりました

2012-03-05 10:24:22 | maison de campagne ~べっそう~
先週は毎日毎日天気がくるくる変わる目まぐるしい空模様だった。
そんな中、土曜日はラッキーなことに晴れ。
さっそくカインズで部材(<オット用)をいろいろ買い込んで勝浦に向かった。
カインズ隣の銚子丸で、桃のお節句にふさわしく、
おひな祭り用のセットでお腹を満たしてから・・・。

勝浦にもお雛様を飾った。
桃は咲かないのでツバキで。


オットはすぐに玄関の壁の作業。
先週、右側は完成したので、今回は左側。
円窓のところもボードで塞ぎ土台を作る。
夕飯前に玄関左端の部分の壁紙を張り終える。

わたしは、本宅で作っていった目隠しカーテンを取り付けた。

布は綿と麻の混紡でナチュラルテイストなサラサラ感。
それほど目が行くところではない勝手口なので、
突っ張り棒を買っていって簡単に取り付け。
飲み物などの収納にしているのだけど、バッチリ目隠しになった。
こんなに簡単にできるんだったらなんでもっと早くやらなかったんだろう?
と、思ったりするけれど、
思いついたその時がやり時なんだね。

玄関用のカーテンも作ってある。
勝手口の方の具合を確かめてから取り付けようと思っていたので、
(サイズはほぼ同じ)
来週持って来ようっと。
カーテンレールには、今回細い竹を買ってゆき、
オットがこんなものを作ってくれた。



庭の木の枝で受けを作って、買って行った竹を渡して。
素朴で自然な感じが、この田舎の家に合っていると思う。
結局、勝手口に取り付けたカーテンを吊るしてみてチェック。



タッセルも作っていったので、片側に寄せ、
リビング側が開くようにしてみた。
タッセルの長さが少々長いので短く直してこようっと。
これで玄関周りが少し見栄えよくきれいになりました、とさ。

そうそう、こんなものも作ったのだ。
ティーマット。


ランチョンマット。


ティーマットというのはかわいいのをあまり売っていなくて、
ならば自分で作っちゃおう!と。
カーテン生地と一緒にユザワヤで買ってきた。
生成りの地色に、マルシェで使うようなものかなぁ、
さまざまなカゴバッグのイラストとフランス語のプリント地。

『ボンジュール。トマトはいくらなの?』

『あいよ、1キロ3ユーロだよ。』

『パイナップルとリンゴを1キロちょうだいな。』

『このニンジンちょうだい。』

『アボカド4個でいくらなの?』

 ・・・etc.

マルシェでのお買い物風景なのでしょうね。
買い物に来たマダムと受けるムッシュの会話が聞こえてくるよう。
カゴのイラストは濃い茶色、文字はブルー。
とてもかわいい!!
ちょっと前までの生地には英字プリントがもっぱらだったと思うけれど、
最近の生地はフランス語プリントも多くなった。
ティーマットは、巾をちょうど3等分、
うちにあった波型のブレード(茶色、ブルー)を取り付けて。
ランチョンマットはほぼ2等分、そのまま長方形に縫っただけ。
こんなものオットの胸は何もトキメカナイでしょうが、
わたしの胸トキメクかわいいグッズ。
朝食とかちょっとしたお茶を飲むときとかトキメキましょう!


夕飯は。
途中で買ったアジの塩焼き
トマトサラダ 我が家の菜の花添え
 菜の花、苦かった~ 春のめぐみ


白菜とお豆腐のうま煮
ブロッコリーとポテトのニンニクソテー

野菜がたくさん食べたかったので野菜たっぷり。

ワインは、ウイリアム・フェーブルのシャブリ
さっぱりと魚料理にとっても合うおいしいワイン。

さて、夕飯の後もオットは働く。
玄関の壁紙張りの続き。
働き者です。わたしと違って・・・。
ちなみにわたしはお茶を飲みながらこの文章を書いてますが・・・。
結局、すべて玄関の壁紙は張り終わった。
オツカレ!
これまで小汚い感(!?)がどうしようもなかった玄関。
入った時、パッと明るくきれいな玄関になった。
ありがとう、オットさま。




日曜もオットの作業は続き、玄関とリビングの間にある微妙な隙間。
前住人のおじいちゃんが残していった置き土産のひとつ。
それを塞ぐ作業。
何ともよく働く。
朝から昼食を挟み、午後に完成。
今回はよ~く働いたね。

庭の様子は?
リュウノヒゲの中に黄色いクロッカスが1輪咲いていた。
クロッカスの葉っぱって細長くてリュウノヒゲにそっくりなので
ここにクロッカスが出てきたのはまったく気付かず。
サプライズなかわいさに感激!
写真を撮ろうと思ったら、夕方には花は閉じていた、残念。

クリスマスローズはもうすぐ花が咲きそう。
つぼみがググッと伸びてきた。




これは庭の奥~の方にあるスイセン。
忘れ去られそうな場所だけど、もうすぐ咲きそう。


ミセバヤ。


ベンケイソウ。


芽が出始めはこ~んなにかわいらしいのに、
成長するとちょっとね~、多肉なのでごっつくなります。
でも、植物の芽ぶきはとてもありがたいものです。

我が庭にはフキノトウの出る場所が2箇所あるんだけど、
1箇所はどうも出てくる様子がなく・・・、
奥の椿の木のある付近に、5個出てた~!
確か先週はまったくなかったと思う。
食べられそうなのを2個いただく。てんぷらにしようっと。
春の恵みは本当にありがたい。


でも今年の冬はとても長く、気温も半端なく寒かったので、
梅の芽もまだ固く咲くのはまだ先のよう。
勝浦までの道でも、まだまだ咲いているのはちらほら。
今年は春が遅いな~。

なのでより一層、週末ごとの植物たちとの出会いが本当に楽しみ。
成長振りを確かめつつ、春の喜びをかみしめる週末なのであります。


…と、ここらでそろそろ終わりにしようと思っていたら…。
いらっしゃいました。

『おうっ!!』って。

思わずわたしも『おうっ!!』って条件反射。

その声の主は、草刈りM氏@山形弁さん。

庭の奥にこしらえたプレート。

これを見て入ってきたんだよぉ~~って。

「ようこそ いらっしゃい」っていうのは、まったくM氏のために作ったようなものだもんね。
M氏宅ともう一軒しか、ここを通る方はいらっしゃらないのだ。

野菜の話から、ご近所さんのこと、病院、政治、話は多岐にわたって、
お茶を飲みながら、尽きぬ話。
ここ最近お会いしていなかったからか、
山形弁炸裂でございました。

さあ、時計も5時を回り、そろそろ帰ろっかーーー。