都市徘徊blog

徒然まちあるき日記

荒木商店・一英堂

2020-01-06 | 新宿区  
荒木商店・一英堂
所在地:新宿区高田馬場4-29-22
構造・階数:木造・2F
解体年:2015(平成27)年6〜7月
Photo 2006.2.3

 三軒の銅板張り看板建築。銅板部分はきれいだったが、1階の軒先看板は錆び付いていた。開いているのは中央の「鶏卵・青果 荒木商店」だけで、左は自動販売機のみが稼働している状態。右も「一英堂」の看板は付いていたが営業していないようだった。

 中央の荒木商店が2013〜14頃まで営業を続けていたらしく、この三軒は残されていたが、2015年に解体された。跡地にはヴェルデュール高田馬場という13階建てマンションが2017年に竣工している。

高田馬場の看板建築 - 都市徘徊blog

Tokyo Lost Architecture
#失われた建物 新宿区  #看板建築  #銅板張り看板建築  
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高田馬場・花福

2020-01-04 | 新宿区  
旧 花福
所在地:新宿区高田馬場4-13-9
構造・階数:木造・2F
備考 :ファサードは変えられたが、建物は2019.7時点で存続
Photo 2006.2.3

 JR高田馬場駅から早稲田通りを西へ向かうと、以前は看板建築が小滝橋交差点までの間に点々と残っていた。繁華な表通りなので、さすがに現在はほとんど残っていない。

 この店舗はモルタル洗い出し壁面を持つ看板建築だった。上部に「花福」の文字が読める。花屋だったのだろうか。かつての店の種類は不明。撮影時は1階が自販機でほぼ埋まったタバコ屋だった。

 また、左隅にはスナック「鶴」の入口が見える。2階か1階奥がこのスナックだったのだろう。昼間だったからか、廃業済だったのか分からないが、この時点ではシャッターが下りていた。

 Google Street Viewで見ると、2009年時点で既にファサードは新しくされている。撮影後、2、3年の内に変更されたのだろう。建物の規模は変わっておらず、左側に別店舗の入口があるので、現在もベースとなる建物は変わっていないようだ。

 ただ、2014年頃まで1階は飲食店だったが、その後はシャッターが閉まっていることが多い。左隅の入口のシャッターもずっと閉じたままのようで、どうも仕舞屋化しているらしい。

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#失われた建物 新宿区  #古い建物 新宿区  #看板建築  #モルタル看板建築 
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運輸省早稲田寮

2019-05-16 | 新宿区  

運輸省早稲田寮
所在地:新宿区西早稲田 2-19
建設年:?
構造・階数:木・2F
Photo 1995.6.24

 木造モルタル2階建ての官舎。1995年時点で既に閉鎖されていた。

 早稲田界隈にはこのような職員寮の他に、多くの学生下宿があったが、現在残るのはわずか。

Tokyo Lost Architecture
#失われた建物 新宿区  #住宅系  #集合住宅 
2007.2.26
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朋来居

2019-05-14 | 新宿区  
朋来居
所在地:新宿区西早稲田2-6
建設年:?
構造・階数:木・2F ?
備考 :学生寮。解体
Photo 1997.4.26
Tokyo Lost Architecture
#失われた建物 新宿区  #住宅系  #集合住宅 
2007.2.26
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国立栄養研究所(旧陸軍軍医学校化学兵器研究室)

2019-05-12 | 新宿区  
国立栄養研究所(旧陸軍軍医学校化学兵器研究室)
所在地:新宿区戸山 1-23
建設年:1929(昭和4)
構造・階数:RC・3F
備考 :解体・建て替え
Photo 1989.4.5

 早稲田大学戸山キャンパス(文学部)の裏手の丘の上に建っていた建物。昔ながらの研究所らしい雰囲気のある建物だったが。建て替えられて消失した。

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#失われた建物 新宿区  #近代建築  #官公庁  #研究所 
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東京メトロ東西線・高田馬場駅

2019-05-10 | 新宿区  
営団地下鉄 東西線・高田馬場駅(扇風機)
所在地:新宿区高田馬場2
Photo 1988.10.30

 駅自体が無くなったわけではないのだが、ホームの印象が変わった物件。
 東京メトロ(旧営団地下鉄)東西線 高田馬場駅は、以前は冷房が無く、ホームには扇風機が設置されていた。ホームの天井が比較的高かったため、扇風機や蛍光灯は天井から吊されていて、扇風機がずらっと並ぶ景色が印象的だった。現在は高い天井をつぶして、冷房が入れられている。

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#失われた建物 新宿区  #鉄道  #地下 
2007.2.26
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新宿東映

2019-05-08 | 新宿区  
新宿東映
所在地:新宿区新宿 3-1
備考 :2005〜06に解体
Photo 2004.4.1

 新宿御苑の近く、甲州街道沿いに建っていた。戦前のいわゆる近代建築ではなく、恐らく戦後の建物なのだが、2004年頃から周辺建物も巻き込んだ形で再開発事業が始められ、閉館、解体された。コンクリートむき出しの劇場建築には独特の存在感が漂うが、老朽化するとその存在感が逆に、ただ汚いだけになってしまっていた。

 近辺はもともとは内藤新宿の西端で、隣の二丁目は遊郭・赤線があった場所。新宿追分の近くには京王線の終点があり、戦前にはターミナルデパートがこの近辺にあったという。東映のあたりも昔は賑やかで新宿の中心地だった。京王線の終点が戦争中に西口になり、三光町・追分が新宿の中心だったのが、戦後、国鉄(現JR)新宿駅が街の中心になったことで、この一角は取り残され気味になってしまった。京王線の跡地や、甲州街道トンネルの入口が付近にあるため、駅からほど近い場所なのに、2000年代前半は、空虚な空間が散見された。

新宿三丁目イーストビル(新宿バルト9、マルイシティ1)
建設年:2007(平成19)
Photo 2008.1.20

 その後、新宿東映はほどなくして解体された。2007年春には新宿バルト9というシネコン(9ー14F)と、マルイシティ1(B1ー8F)からなる複合商業施設「新宿三丁目イーストビル」が完成し、近辺を歩く人も再び増えてこの場所の様子は様変わりした。今、同じ場所を歩いても、以前にこんな建物が建っていたということは全く想像できない。

 丸井は伊勢丹の向かいの場所の新宿本店も2009年に完成。2008年には東京メトロ副都心線が開通し、明治通りの地下に通路ができたこともあり、追分交差点を中心に大型店舗が建ち並ぶ空間に再編され、JR新宿駅とは別の結節点・核となっている。

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#失われた建物 新宿区  #新しい建物 新宿区 
#映画館・ホール  #甲州街道 
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帆足邸

2019-05-06 | 新宿区  
帆足邸
所在地:新宿区 下落合2-12
構造・階数:CB・2F(増築されて3F)
設計 :中村鎮
建設年:1925(大正14)
解体年:1992〜95(平成4〜7)
備考 :解体後は駐車場
Photo 1992.7.11

 建物は、中村鎮(まもる)という建築家が、中村式鉄筋コンクリートとして研究開発していた、鎮ブロックというコンクリートブロックを用いていた。改めて写真を見ると、ブロックの境目らしき目地が見えており、独特な外観の建物だった。

「中村式鉄筋コンクリートブロック」と帆足邸。:落合学(落合道人 Ochiai-Dojin):SSブログ
近衛町の帆足邸を拝見する。:落合学(落合道人 Ochiai-Dojin):SSブログ
中村式鉄筋コンクリート研究会

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2022.8.26
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山楽ホテル

2019-05-04 | 新宿区  
山楽ホテル
所在地:新宿区下落合 1-15
構造・階数:木・2F
備考 :2002年に解体
Photo 1996.6.23

 下落合駅北口駅前にあった2階建て和風旅館。「山楽ホテル」という大きな字のネオンサイン、2階の赤い手摺、玄関部分の大振りな唐破風がエキゾチックな雰囲気を醸し出していた。


 西側から

 最後の頃には映画の撮影などにも利用されていたようだったが、老朽化が著しく2002(平成14)に解体された。


 背面(北側から)

 背面に回ると、豆タイルが張られた水色の柱にモルタルアーチが架かっており、その下は資材などが雑然と置かれた物置になっていた。様子があまりに違っていたので、当初は山楽ホテルの裏側だとは思わず、以前に「謎の木造建物」として記事を書いて、読んでいた方からお教え頂くことになった。

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#失われた建物 新宿区  #ホテル 
2007.2.26
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スカラ座

2019-05-02 | 新宿区  
スカラ座
所在地:新宿区歌舞伎町 1-14
建設年:?
構造・階数:木・2F
備考 :2002(平成14)閉店、解体
Photo 1996.11.13

 名曲喫茶。惜しまれながら2002年に閉店。

 歌舞伎町の繁華街の中にあるエアポケットのような存在だったが、訪れる機会を逸してしまい、内部を見ないまま終わってしまった。

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2022.8.26
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