旧杉本商店
所在地:品川区南品川1-8
構造・階数:木・2
建設年:大正末〜戦前?
解体年:2014(平成26)
Photo 2006.9.24
旧東海道、品川宿の交差点に面して建っていた銅板張り2階建て町屋。面が取られ、2階部分が全て銅板張りで印象的な姿を見せていたが、2014年秋に残念ながら解体された。
少し離れた所から見ると、上部に瓦屋根が見えており、木造家屋の通りに面した部分に銅板張りの壁を建てて、洋風に見えるようにしていたことが分かる。
Photo 2006.9.24
わきにまわってみると、寄棟の2階屋が接続している建物だった。全体を銅板張り看板建築にはせず、角地の恐らく店舗だった部分だけを洋風に設えた建物になっていた。
Photo 2011.5.15
2022.12.30追記
1953(昭和28)年発行の火災保険特殊地図では「杉本 茶のり店」と記されている。その後、いつ頃まで店を営業していたかは未把握。
菅沼書店、杉本商店/南品川1丁目 - ぼくの近代建築コレクション
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Tokyo Lost Architecture